最近トレンドとなりつつあるRubyであるが、その原点はいち技術者の願望の結晶であった。本講演ではRubyの開発者本人が、Rubyの設計に込めた思いを語る。また、RubyをRubyたらしめる特徴や機能についても解説する。2007年10月16日にミラクル・リナックス株式会社主催で実施された「Asianux Road Show in Tokyo」の特別講演の内容。
「それ」でないと開かないドアがある @IT 教育に目覚めた、というわけではない。 まつもと 自分たちで先頭を切って教えようということにはなりませんが、そういう基準が必要な場合、自分たちに何かできることはあれば協力はしたいと思っています。 @IT われわれ@ITも、アールラーニングとの協業で認定ビジネスに取り組みます(関連記事:@ITとアールラーニング、「Rails技術者認定試験」で協力)。すでにRubyアソシエーションを設立して、Ruby認定試験を開始している関係者の1人として、Rails認定はどうご覧いただけていますか? まつもと まつもと個人としては、Rubyが広まることも、Railsを使う人が増えてRubyが広まることも、それによって多くのエンジニアがハッピーになるのであれば望ましいことだと思っています。だから、私が役立つことであれば応援したいと思っています。私自身、Ruby認定試験
いや、Rubyを取り巻く皆さんの生活まで終われとは言ってないですからね。終わってみるべきなのはRubyのコア部分の開発。 1) 百年の大計の欠如 https://twitter.com/yukihiro_matz/status/25168548474 によると、100年や200年続けるべきなんだそうだ。ふーん。100年って言ってみたいだけちゃうんか。200年後といえば本人はおろかまつもとゆきひろと面識のある人間すら死に絶えている時期なんだけどな。そこまで続けたきゃどうするればいいか真面目に考えたことあんのかね。日本国ですらこの120年で2回も憲法変わってんだぞ。惰性で200年もつわけがないだろ。 2) まつもとゆきひろがスケールしない 御存知の通りまつもとゆきひろのRuby開発に対するコミットペース(ここでいうコミットってのはソースコードをチェックインすることだけではなくて広く「関与」の意
世界中のプログラマーが尊敬してやまない、スーパープログラマーまつもとゆきひろ。まつもとが開発したプログラミング言語「Ruby(ルビィ)」はNASA(米国航空宇宙局)やTwitterをはじめ、さまざまな領域で利用されている。なぜ世界が彼を注目するのか。プログラマーの頂点を極めたまつもとの世界観に迫る。 (インタビュー・文=荒川龍 写真=小川拓洋) プログラミング言語界の「イチロー」 プログラミング言語界の「イチロー」――ある若手プログラマーは尊敬と憧れをこめて、まつもとゆきひろのことをそう呼ぶ。米国発の技術やソフトウエアばかりが目につくコンピュータ業界にあって、彼が開発したプログラミング言語「Ruby(ルビィ)」は、まず欧米で人気が高まり、今や日本でも注目を集めているためだ。 米国ではNASA(米国航空宇宙局)や、つぶやきを投稿するミニブログ「Twitter」、日本では料理レシピサイト「クッ
読者のみなさんへ: この記事は東京、大阪で行われた『プログラミング言語Ruby』刊行記念トークイベントの内容をもとに構成されたものです。このトークイベントの動画はニコニコ動画で公開されていますので、よりリアルな雰囲気を味わいたい方は、[こちら]をご覧ください。 まつもとゆきひろです。Rubyというプログラミング言語を作った人です。『プログラミング言語Ruby』という本の共著者ということになっています。かなり名前だけですが。 ここから始まった『Rubyデスクトップリファレンス』 最初の最初から話をするとですね、奥付を調べたら2000年11月21日と書いてあったので、もう9年も前ですね。本を出したんです。『Rubyデスクトップリファレンス』っていう本です。本当はポケットリファレンスという、今でもあるのかな? ポケットリファレンスという本(のシリーズ)が出てたんですけれど、妙に厚くなってポケット
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、日本 Ruby の会の有志による Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0058 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0058 号 RubyKaigi 2018 直前特集号 Rubyist Magazine 0057 号 RubyKaigi 2017 直前特集号 Rubyist Magazine 0056 号 Rubyist Magazine 0055 号 Rubyist Magazine 0054 号 東京 Ruby 会議 11 直
前回までのあらすじ 「ヤギ」から「ハチドリ」へ至った経緯、そして本書がいかに変わっているかという話題から、これまた一風変わったRubyist、why_the_lucky_stiffへと話題は変わります。今回は1章から4章までを語ります。 ―日本語版では、まつもとさんの「まえがき」という重要な部分が 日本語版ではまえがきを書いていて、すこし貢献度があがったと。 -みなさん、ぜひまつもとさんのまえがきを読んでいただいて... はい。前書き作家としての(活躍を)ですね。僕がまえがき書くと本が売れるんですよ。『Googleを支える技術』1、去年のベストセラー。その前は『Code Reading』2、あれも前書き書いてるんですよ。今年はこれでベストセラーを狙います。まえがき書いても全然印税入んないんですけど。まえがきとオビ(の推薦文)で知名度を上げるべく頑張っております。 1 『Googleを支える
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