ラジオ業界で画期的な取り組みが始まる。インターネットでラジオが聴けるサービス「ラジコ」が、過去1週間分の番組をさかのぼって聴ける「タイムフリー聴取」に対応するのだ。リスナーの減少にともない、広告市場も縮小を続けるラジオ業界だが、今回の新サービスは起死回生の策となるのだろうか。 月間ユニークユーザー1,200万人のネットラジオ ラジコはPCやスマートフォンを通じ、現在放送しているラジオ番組をネット経由で聴けるサービスだ。基本的にはラジコを起動している(リスナーが今いる)地域の放送しか聴けないが、月額350円(税別)で「ラジコプレミアム」に加入すれば、全国のラジオ放送を聴くことができる。ラジコのスタートは2010年3月で、月間ユニークユーザー数は2016年8月時点で約1,200万人(デイリー平均は約100万人)。ラジコプレミアム会員は約30万人となっている。 ラジコを運営するradikoには、
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