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地球史に関するhz5599のブックマーク (12)

  • 約4億6600万年前の地球に「環」があった可能性 史上2番目の大量絶滅の原因?

    太陽系のいくつかの天体は「環」を持っています。また、現在は消えているものの、過去には環を持っていたと推定される天体もいくつかあります。では、私たちが住む「地球」には、現在では消えてしまった環があったことはあるのでしょうか? モナシュ大学のAndrew G. Tomkins氏、Erin L. Martin氏、Peter A. Cawood氏の研究チームは、「オルドビス紀」の中期から約4000万年の間に形成された21個のクレーターの分布が赤道付近に偏っていることから、今から約4億6600万年前の地球には環があったのではないかとする推定を発表しました。 また3氏は、当時の地球で起きた大規模な気候変動の原因は、環の影響による日射量の変化であるとも推定しています。オルドビス紀には気候変動に伴う生物の多様化と、その末期に地球史上2番目に大規模な大量絶滅が起きたと考えられています。生物の進化と絶滅に、環

    約4億6600万年前の地球に「環」があった可能性 史上2番目の大量絶滅の原因?
  • 研究史上最古、37億年前の地磁気の証拠を発見 強度は現在並

    地球は固有の強い磁場を持つ天体の1つです。陸上に棲む多くの生物にとって欠かせない存在であるこの「地磁気」は、地球誕生から徐々に強くなっていったと理解されています。ただし、その正確な時期はよくわかっていません。 マサチューセッツ工科大学のClaire I. O. Nichols氏などの研究チームは、グリーンランドから産出した極めて古い岩石を調査し、約37億年前の地球に地磁気が存在した証拠を見つけました。これは最も古い時代の地磁気の証拠です。また、その強度は現在と比べてもそれほど弱くない値であることから、地磁気の形成や、古代の生命がどのように進化し、数を増やしたのかを探る上でも重要な発見となります。 【▲ 図1: 有害な太陽風を遮断する地磁気は、生命と大気の両方にとってシールドの役割を果たします。(Credit: NASA)】■「地磁気」は生命と大気の両方に重要方位磁石が北を向くことからもわか

    研究史上最古、37億年前の地磁気の証拠を発見 強度は現在並
  • 過去に地球は「他星系との接近」で軌道が乱れ気候変動を起こしていた! - ナゾロジー

    280万年前に起きたニアミスがヒントとなりました。 米国の惑星科学研究所(PSI)とフランスのボルドー天体物理学研究所(LAB)で行われた研究によって、地球の軌道が他の恒星とのニアミスによって、長期的な影響を受けていたことが示されました。 地球軌道の変化は気候変動を引き起こすと考えられており、地球の気候が太陽系外の恒星の重力によって影響を受けている可能性があります。 研究内容の詳細は2024年2月14日に『The Astrophysical Journal Letters』にて「古気候と太陽系の軌道進化の重要な推進力としての恒星の通過(Passing Stars as an Important Driver of Paleoclimate and the Solar System’s Orbital Evolution)」とのタイトルで公開されました。

    過去に地球は「他星系との接近」で軌道が乱れ気候変動を起こしていた! - ナゾロジー
  • 地球上で極端に重力が弱いインド洋の「重力の穴」を説明する新説 - ナゾロジー

    地球上の重力の強さは一定ではなく、実は場所によって小さな誤差が生じています。 例えば同じ体重計を使って計測すると、北海道と沖縄県では約0.14%の差が生じます。 とはいえ、これらはよく知られた事実であり、地下に埋蔵している重い元素の密度などによって説明できます。 しかし地球上には、科学者たちが未だ理解できていない重力異常が存在します。 それが地球上の他の場所よりもはるかに重力が弱いという、インド洋にある「重力の穴」です。 この原因は未だに解明されていませんが、インド科学大学(IISc)に所属する地球科学者デバンジャン・パル氏ら研究チームは、約2億年前に存在していた幻の海「テチス海」のプレートが原因だったという新説を唱えています。 研究の詳細は、2023年5月5日付の科学誌『Geophysical Research Letters』に掲載されました。 The Mystery of the W

    地球上で極端に重力が弱いインド洋の「重力の穴」を説明する新説 - ナゾロジー
  • 地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か

    地球の深部には月の2倍のサイズの巨大な物質の塊が存在します。この巨大な物質の塊について調査したアリゾナ州立大学の研究者が、これは太古の地球に衝突した惑星の残骸であることを発見しました。 Moon-forming impactor as a source of Earth’s basal mantle anomalies | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06589-1 ASU researchers discover Earth's blobs are remnants of an ancient planetary collision | ASU News https://news.asu.edu/20231101-asu-researchers-discover-earths-blobs-are-remnants-a

    地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か
  • 世界最大のクレーター、豪州の地下深くに存在か(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

    オーストラリアの地下深くには、これまで見つかった中で世界最大となる天体衝突構造が埋もれていることが、地球物理学的証拠から示されている。 地質学者トニー・イェーツは1995年から2000年にかけ、豪南東部ニューサウスウェールズ州にあるマレー盆地地下の磁気パターンが、埋没した巨大な衝突構造を表している可能性が高いとの見解を示していた。 このたび、2015~2020年に収集された地球物理学的データの最新の分析結果から、厚さ4000mの堆積物の下に埋もれている幅520kmの構造の存在が確認された。これは、南アフリカにある幅300km近い「フレデフォート」衝突構造を超える大きさだ。フレデフォートは、これまで世界最大の衝突クレーターと考えられていた。 分析結果を報告した研究チームは、オーストラリアの地下構造を、近くにある町の名前にちなみ「デニリクイン」と命名。その形状から、太古の天体衝突の痕跡だと考え

    世界最大のクレーター、豪州の地下深くに存在か(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
  • 「ノアの箱舟」物語は本当に起こったのか?

    巨大な箱舟に動物たちと一緒に乗り込み、神が起こした大洪水を生き延びたというノアの物語「ノアの箱舟」は、旧約聖書などに登場する有名な物語です。そんなノアの箱舟に登場する「大洪水」は当に起こったものなのか、地形学者が解説しています。 Did Noah's flood really happen? | Live Science https://www.livescience.com/human-behavior/religion/did-noahs-flood-really-happen ワシントン大学の地形学教授であるデビッド・モンゴメリー氏は、「地質学で確実に分かっていることは、地球規模の洪水は決して起きていないということです」と語ります。ノアの箱舟では周りの山々を覆うほどの水で地上が満たされたといわれていますが、モンゴメリー氏は「文字通り、世界の最高峰の山々を覆うような地球規模の洪水が起

    「ノアの箱舟」物語は本当に起こったのか?
  • 超新星爆発が地球の生物多様性に影響した可能性

    今から約38億年前に海の中で誕生したと考えられている地球上の生命は、環境の変化とともに進化と絶滅を繰り返しつつ、現在まで繁栄してきました。 デンマーク最大の宇宙研究機関であるデンマーク国立宇宙センター(DTU Space)の科学者チームは、地球の生命の生物多様性の変化と超新星爆発が関連しているという興味深いアイデアを提唱しています。 【▲ 超新星爆発によって発生した宇宙線が海洋に降りそそぐイメージ(Credit: Henrik Svensmark, DTU Space)】科学者チームは、過去5億年の間に起きた海洋生物の多様性の変化と、太陽系近傍での超新星の発生との間に強い相関関係があると考えています。この研究論文の著者であるヘンリック・スヴェンスマルク(Henrik Svensmark)氏は、超新星がもたらす影響の1つとして、地球の気候が変化する可能性を指摘しています。 そのプロセスは以下

    超新星爆発が地球の生物多様性に影響した可能性
  • 中世の古文書に残された月食についての記述が火山活動による気候変動を解き明かす鍵になることが示される

    14世紀半ばから19世紀半ばまでの中世の地球上では、「小氷期」と呼ばれる寒冷な時代が続きました。小氷期が引き起こされた要因として破局的な火山の噴火が考えられています。ジュネーブ大学のセバスチャン・ギレ氏らの研究チームは中世の写に記された皆既月の記録から、火山の噴火が地球の大気に及ぼす影響を調査しました。 Lunar eclipses illuminate timing and climate impact of medieval volcanism | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-05751-z ‘Like blood, then turned into darkness’: how medieval manuscripts link lunar eclipses, volcanoes and climate change htt

    中世の古文書に残された月食についての記述が火山活動による気候変動を解き明かす鍵になることが示される
  • 地球では知られざる「もう1つの大量絶滅」が起きていたとの研究結果

    地球は約4億4300万年前のオルドビス紀から始まり、デボン紀、ペルム紀、三畳紀、約6600万年前の白亜紀にかけて、主に5回の大量絶滅を経験しています。これらはすべて「肉眼で見える生物が生息している時代」に起こったイベントであり、まとめて「ビッグファイブ」と呼ばれていますが、一部の研究者は、既存の絶滅イベントに加え、これまで知られていなかったもう1つのイベントがあったのではないかと主張しています。 Environmental drivers of the first major animal extinction across the Ediacaran White Sea-Nama transition | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2207475119 Earth might be experiencing 7th mass extinction

    地球では知られざる「もう1つの大量絶滅」が起きていたとの研究結果
  • 「ビッグバンで生成された原初のヘリウム」が地球のコアから漏れ出している - ナゾロジー

    地球の中央海嶺からはヘリウム3という、非常に珍しいヘリウムの同位体が漏れ出ています。 ほとんどのヘリウム3の起源はビッグバン直後にあり、このガスも原始太陽系星雲(太陽系を作り出した塵とガスの集まり)から地球形成時に取り込まれたと考えられています。 このため地球深部には原始ヘリウムの貯留層があるようですが、それがどこにあり、どのくらいの量が存在するかは不明でした。 米国ニューメキシコ大学(University of New Mexico)の地球物理学者ピーター・オルソン(Peter L. Olson)氏は最新の研究において、ビッグバンに由来するヘリウム3が地球のコアから漏れ出ていると報告。 これは地球がいつごろ、太陽系のどの辺りで形成されたかという問題についても、洞察を与えてくれるといいます。 研究の詳細は、2022年3月28日付けで科学雑誌『Geochemistry, Geophysics

    「ビッグバンで生成された原初のヘリウム」が地球のコアから漏れ出している - ナゾロジー
  • 超古代文明が実在した可能性はあるのか?

    「未知の文明」と言われると広大な宇宙空間に思いをはせたくなりますが、非常に高度な科学技術を有する文明が有史以前の地球にに存在していたかもしれないという「超古代文明」説も魅力にあふれたアイデアです。超古代文明が実際に存在した可能性はあるのかという点について、サイエンス系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが色彩豊かなアニメーションムービーで解説しています。 Are There Lost Alien Civilizations in Our Past? - YouTube 地球に生命が誕生したのはおよそ40億年前とされていますが、この40億年で生命は一様なスピードで進化を遂げたわけではありません。今日見られる動物の「門」が突如として出そろったとされるカンブリア爆発が5億4000万年前に生じるまでの約35億年間は、単細胞生物しか存在しなかった時代が続いたと考えられています。 解剖学的な

    超古代文明が実在した可能性はあるのか?
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