Conceive(考える)・Design(設計する)・Implement(実行する)・Operate(運用する)の頭文字をとった「CDIOアプローチ」というカリキュラムがエンジニアリング教育で注目されています。日本の大学で唯一、CDIOイニシアチブに加盟した金沢工業大学は、学生がチームを作り、問題を発見し、課題解決のためのアイデアを出し合い、学んだ知識や技術をフル活用してプロトタイプ(試作機)を製作して実験・評価することで、独創的なものを創り出す「プロジェクトデザイン」という教育を柱としていて、成果を収めているとのこと。その金沢工業大学の学生たちが、モーターを使わずにメカニズムだけで荷重を緩和するパワードスーツを製作していると聞き、若きエンジニアの卵たちによるモノづくりの現場を取材してきました。 KIT金沢工業大学 http://www.kanazawa-it.ac.jp/index.ht