自動車開発用の計測機器を輸入・販売する東陽テクニカは11月28日、同社「テクニカルリサーチラボ」の見学会を開催し、統合試験システム「Driving & Motion Test System(DMTS)」の研究内容について発表した。 DMTSは、車両の挙動解析を可能にするシャーシダイナモ。同社が独占輸入するスウェーデンRototest社のシャシダイナモメーター「ROTOTEST Energy」をベースに、東陽テクニカ独自の機能を追加したものだ。 通常シャーシダイナモと言えば、巨大なローラーの上にタイヤが載るように車を停めて、ローラーを回すことでパワーを計測するものが思い浮かぶが、DMTSはまったく違う方式だ。タイヤをはずして、ホイールハブに計測用の可動式ダイナモを四輪それぞれに装着する「ハブ結合式シャシダイナモメーター」である。 このような形を採ることによって、四輪ごとに細かい計測ができるこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く