第一次世界大戦(1914~1918)は、非常に多くの動物たちが動員された戦争だったようだ(関連記事)。 騎兵隊用、荷役用として何百万頭というウマが投入されたほか、ラバやイヌ、ラクダなども駆り出された。 そして、ハトも軍鳩としても重要な役目を担っていた。 その帰巣本能を活かして伝書鳩として使われ、大切な伝令を運ぶ翼のある兵士となったのだ。 そんな貴重な財産だったハトたちなわけだが、イギリス軍の軍鳩の場合にはどんなところで飼育されていたんだろう。 見るからに鳩舎なところだと敵から攻撃されそうだけれど・・・? イギリス軍がハトのために用意したはとバス 第一次世界大戦中、イギリス軍は10万羽以上の軍鳩を飼育していたそうだ。 ハトたちが住んでいたのは、貨物自動車の上に積まれた鳩舎だったり、使われていないダブルデッカー(ロンドンの二階建てバス)だったりした。まさに「はとバス」ってやつだね。 イギリス軍