米航空宇宙局の未確認異常現象のための研究チームが報告書を今年夏に発表する予定であることが分かった/Aaron M. Sprecher/AP (CNN) 米航空宇宙局(NASA)が未確認異常現象(別名・未確認飛行物体=UFO)解明のために設置した専門家16人のチームが、この夏、初の報告書を公表する。 NASAのダン・エバンズ氏は5月31日の記者会見で、「未確認異常現象は国民や科学界、昨今は米政府からも注目されており、科学研究で定評のあるNASAが力を合わせてそうした現象を調べることは我々の責任だと確信する」と語った。 記者会見を前にNASAは、未確認異常現象のデータ分類と検証を担う独立研究チームの主導で、数時間に及ぶ公開ミーティングを行った。 未確認異常現象(UAP)は、NASAが「科学的見地からは航空機とも既知の自然現象とも特定できない空中の出来事」と定義する現象。 従来は未確認航空現象と