計算では上手くいくはずなのに、実験では失敗しています。 韓国の量子エネルギー研究センター(Q-Centre)で行われた研究によって、人類史上初となる常温常圧超伝導の物質「LK-99」の作成に成功したとの報告が行われました。 研究結果が本当ならば、ロスのない送電システムをはじめ、SFのような技術が実現するでしょう。 しかし研究結果の検証が進むにつれて、シミュレーションでは超伝導性の可能性を示すものの、実際にLK‐99を作ってみた実験では超伝導性の再現が不十分という傾向が明らかになってきました。 いったいなぜ計算結果と実験結果が異なるのでしょうか? 今回はLK-99にかかわる複数の研究結果をまとめ、常温常圧超伝導の真偽に迫りたいと思います。 研究内容の詳細は2023年7月23日に『arXiv』にて、1本目と2本目の論文が公開されました。 Korean team claims to have c
2023年7月、韓国・高麗大学量子エネルギー研究センターの研究チームが発表した「常温・常圧で超伝導を実現する物質」についての論文は大きなセンセーションを巻き起こしました。しかし、各所で行われている再現実験はなかなかうまくいかず、科学ライターのダン・ガリスト氏は科学誌Natureで、「研究者らは懐疑的に見ている」と述べています。 Claimed superconductor LK-99 is an online sensation — but replication efforts fall short https://doi.org/10.1038/d41586-023-02481-0 量子エネルギー研究センターの発表は「常温常圧超伝導」でしたが、記事作成時点で同様に常温常圧での超伝導を再現できたグループはなく、たとえば中国・東南大学の研究チームは110K(およそマイナス163度)での超伝
バルミューダは8月7日、小型風力発電の研究開発への取り組みとして、2023年秋に実証実験を行うと発表した。小型かつ高効率の風力発電を実現するため、独自の発電用タービンの開発を進めているという。 同社が2010年に発売したDCモーター扇風機「GreenFan」を原点とする、独自の二重構造が特徴の「モダン・マルチブレードタービン」を開発。研究室の実験では、直径1m以下の小型サイズ、低い回転速度と静音性を保った状態で、高いエネルギー変換効率を確認したという。 同研究開発案件では、世界風力エネルギー学会副会長の荒川忠一氏(東京大学名誉教授)をシニアアドバイザーに迎え、足利大学・飯野研究室との共同研究も予定しているという。 関連記事 “ボロボロ”の国内スマホメーカー ここまで弱体化してしまった「4つの理由」とは 2023年5月、バルミューダと京セラが相次いで個人向けスマートフォン事業からの撤退を発表
AIの学習にはウルトラセブン本編の音声を利用した。本編の音声は、効果音と音楽、せりふなどが混ざったデータのみが現存していたため、音声分離技術でのダンとアンヌの音声データを分離。また、不足分の音声データを補うため、オーディションで選んだダン役の俳優・鍛治本大樹さん、アンヌ役・二階堂結さんの音声も収録し、学習データに追加した。 テクノスピーチの大浦圭一郎代表取締役は「今回の音声の再現は難易度が高かった。通常、テキスト音声合成器を構築する際は、防音設備下で専用の文章を朗読した数時間分の音声データをディープラーニングする。今回は、55年前の本編動画しかなかったが、最終的には当時の質感のままの声質・しゃべり方を再現できたと思う。今後の展開に注目してほしい」と述べた。 今回開発したダンとアンヌのAI音声は、体験型謎解きイベント「CaseFile AR196837 星と少女」で使われる。 関連記事 円谷
キャラクターデザインを務める貞本義行描き下ろしのティザービジュアル (C)Go Nagai/Dynamic Planning-Project GrendizerU 永井 豪原作『UFOロボ グレンダイザー』の約50年ぶりとなる新作が制作決定。TVアニメ『グレンダイザーU』として2024年の放送が決定! この度、キャラクターデザイン・貞本義行が手がけたティザービジュアル、ティザーPVが併せて公開された。 『UFOロボ グレンダイザー』は、『マジンガーZ』『グレートマジンガー』に続くマジンガーシリーズ第3作として、1975年から1977年までTVアニメが放送された。フリード星の王子デューク・フリードが巨大ロボ「グレンダイザー」に乗り込み、地球を狙うベガ星連合軍と戦う物語は文字どおり世界中を熱狂させ、中東やヨーロッパでは未だに衰えない人気を誇る作品として知られている。 約50年ぶりのリブート新
2023.08.08 【ガンダムSEED FREEDOM】キャラ&キャスト情報を一挙解禁!カガリ役は森なな子 2024年1月26日(金)に公開となる、劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の第2弾PVが公開。併せて新たな登場人物もまじえたキャラクター設定画、キャスト情報が到着した。 『機動戦士ガンダムSEED』は2002年10月より全50話のTVアニメが放送。遺伝子調整された人類=コーディネイター(ザフト)と人類=ナチュラル(地球連合)の武力衝突を背景に、主人公キラ・ヤマトとアスラン・ザラを中心に描かれる青春群像ドラマは、これまでのガンダムファンに加え、多くの女性層を獲得。 さらには小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、新世代のガンダムシリーズとして一世を風靡。2004年10月には、続編となるTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が放送開始され、更なる
2023年8月にウクライナ領土防衛隊は戦場の最前線で傷ついた兵士をリモートコントロールで運ぶための救急地上ドローンを公開していた。 この救急地上ドローンは150キログラムまで運ぶことが可能で、負傷した兵士を横にして2~3キロメートル先(約1時間程度の走行)まで運べる。リモートコントロールで遠隔地から操作して動く。そのため負傷した兵士を他の兵士が介護しながら、目的地まで連れていく必要はない。従来は負傷した兵士の介護と搬送に7人程度の兵士が必要だった。だが、救急地上ドローンであれば2~3人で負傷した兵士を救急地上ドローンに乗せて、リモートコントロールで遠隔操作をするだけで済むようになる。また負傷した兵士以外にも物資の輸送もできる。 ウクライナ軍では今回公開された救急地上ドローン以外にも地上を走る無人機や飛行する無人機で様々な物資などを輸送している。 上空を飛行している監視ドローンからは目立って
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