ブガッティは9月2日、『シロン』(Bugatti Chiron)のプロトタイプが最高速計測を行い、ハイパーカーとして初めて300マイル/h(およそ483km/h)の壁を上回る490.48km/hを計測した、と発表した。 シロンは『ヴェイロン』の後継車として、2016年春にデビューした。ヴェイロン同様、世界で最もパワフル、最速、最もラグジュアリーかつエクスクルーシブな量産ハイパーカーを目指して、開発された。 ミッドシップに搭載される新開発の8.0リットルW16気筒+4ターボは、2ステージターボ化され、最大出力1500hp/6700rpm、最大トルク163kgm/2000-6000rpmを引き出す。ヴェイロンの最大出力1200hp、最大トルク153kgmに対して、300hp、10kgm強化された。 トランスミッションは7速デュアルクラッチ「DSG」で、駆動方式は4WDだ。シロンは、0~100k
トヨタ『スープラ』新型、『レスポンス』読者の皆さんはかっこいいと思いますか、それとも……? 公道仕様が正式発表されて半年以上、カモフラージュされたプロトタイプが姿を見せるようになってから1年以上、第一印象から変わっているかもしれない。 1月の読者アンケートで第一印象について答えてもらったた。ニュースを見て、まず、どう思ったか。 ●かっこいいと思う。市場でも成功すると思う。…21.3% ●私はかっこいいと思う。でも市場では無理なんじゃないかな。…9.9% ●私はかっこ悪いと思う。でも市場では成功するんだろうなあ。…29.7% ●かっこ悪いよ。市場でもダメだと思うよ。…39.1% 「かっこいい」が約3割、「市場で成功」は半数、というのが第一印象だった。 さて、実物をみる機会も増えてきた今現在の印象はどうだろうか。デビューの興奮が冷め、目が慣れて、いろいろな情報が入って来ると印象は変わるものだ。
バイクのデザインを、プロの指導で体験する。バイク好きでなくても、デザインを学ぶ若者にとってこれは貴重なチャンスだ。「二輪デザイン公開講座」が今年も開催され、31名の学生がバイク・デザインの基礎に取り組んだ。 主催は公益社団法人・自動車技術会のデザイン部門委員会。中高校生向けの「カーデザイン・コンテスト」と、大学1~2年生を対象とするこの「二輪デザイン公開講座」で、同委員会は未来を担う人材の育成を図っている。 基調講演と「プロ技講座」は一般にも公開「プロ技講座」でのデジタルスケッチの実演解説。 第7回を迎えた今回の「二輪デザイン公開講座」は8月22~23日、愛知県の名古屋芸術大学で開催された。初日午前中は基調講演と「プロ技講座」があり、ここまでが一般公開だ。午後と2日目は「デザイナー/モデラーの卵 養成講座」で、学生たちが4グループに分かれ、手描きスケッチ、デジタルスケッチ、クレイモデル、カ
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とアイシン精機、物質・材料研究機構、茨城大学は8月21日、汎用元素のみで構成する熱電発電モジュールの開発に成功したと発表した。このモジュールは世界初で、体温などわずかな温度差でも発電するという。 「熱を電気に直接変換する熱伝導素子はこれまでレアメタルを使っていたが、今回はありふれた材料、鉄、アルミニウム、シリコンだけを使って開発したというところが画期的だった。将来増大するIoT機器の電源として使えると考えている」とNEDO省エネルギー部の吉岡恒部長は話す。 NEDOがプロジェクトをマネジメントし、物材機構と茨城大学が材料開発、アイシン精機がモジュール開発を担当。今回のモジュールでは、5度の温度差で1平方cm当たり85マイクロワットの発電が確認できた。従来の材料に比べ、耐久性や熱に対する安定性なども優れており、材料コストも5分の1以下に削減できる
ロータスカーズは8月6日、ブランド初のEVハイパーカー、ロータス『エヴァイヤ』(Lotus EVIJA)のワールドツアーを、米国で8月15日に開幕する「モンテレー・カー・ウィーク」から開始すると発表した。 エヴァイヤは、ロータス史上最もパワフルでダイナミックなロードカーだ。ロータスの運転性能に、新たな基準を打ち立てることを目指した。英国初の完全電気式ハイパーカーで、ロータスで初めて電動パワートレインを搭載。2017年にジーリー(浙江吉利控股集団)傘下となって以来、初の新型モデルとなる。 航空機からインスピレーションを得たデザインエヴァイヤには、航空機からインスピレーションを得て、エアロダイナミクス性能を追求したデザインを採用する。最低地上高は105mmと低い。リアには、ルマンのレーシングカーをモチーフに、「ベンチュリートンネル」が設けられる。それぞれのトンネルは、赤いLEDで縁取られる。夜
ヤマハ発動機は、4月27日から5月31日まで、つま恋リゾート彩の郷(静岡県掛川市)にて、フロント2輪式3輪車の小型電動立ち乗りモビリティ『TRITOWN』(トリタウン)の実証実験を実施すると発表した。 トリタウンは、ヤマハ独自のLMW機構を備えたフロント2輪式3輪車の小型電動立ち乗りモビリティ。ライダー自身のバランスコントロールによって姿勢制御を行うシンプルな機構で、ラストワンマイルの移動をワクワク楽しい時間にする。重量約40kg、寸法は1140×620×1140mm。出力500Wのインホイールモーターを搭載し、約2時間の充電で約30km走行可能。最高速度は25km/h。東京モーターショー2017やCES 2019に参考出品し、話題になった。 今回の実証実験では、16歳から70歳まで(免許制限なし・安全講習の受講要)と、幅広い層に有償での乗車体験の機会を提供。ユーザーからの意見をもとにした
ブリヂストンは4月11日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とトヨタ自動車の国際宇宙探査ミッションへ参画することを発表した。 国際宇宙探査ミッションは、JAXAとトヨタが「人類の活動領域の拡大」と「知的財産の創出」を目的に3月に発表したもので、ブリヂストンは「有人与圧ローバ」が月面を走破するためのタイヤ(接地体)の研究を推進していく。 同社はローバに装着する接地体について、2000年代にJAXAと共同検討を実施し、トヨタとは技術パートナーとして連携してきた。今回、国際宇宙探査ミッションの中で新たな技術課題として認識された「月面での接地」を解決するため、地球上のあらゆる路面に対する同社の知見と技術力が評価され、JAXA、トヨタとのチームの一員となった。 同社は、月面で接地体が果たすべき、「重量を支える」「駆動力・制動力を伝える」「方向を転換・維持する」「路面変化に追従する」という4つの役割りを
ノスタルジック2デイズ2019(23~24日、パシフィコ横浜)の目玉の一つはなんと言っても、ミケロッティがデザインした2台の試作車、『レーザー』と『ミザール』が会場に並ぶということだろう。イタリア人のジョヴァンニ・ミケロッティは自動車およびバイクのデザイナーだ。 「今回展示の2台が、日本にあること自体、にわかには信じられなかった」とノスタルジック2デイズを主宰する旧車専門誌『Nostalgic Hero』の関係者の一人は話す。レーザーとミザールが並ぶこと自体、世界的に見ても前例のないことだそうだ。 ミケロッティは、日野『コンテッサ』やプリンス『スカイライン・スポーツ』など、黎明期の日本車の、いまでも忘れることのできない名車のデザインを手掛け、またい大きな影響を及ぼしたデザイナーだ。彼は世界的にも多くの量産車のデザインを手掛けているが、どちらかというと、それらには瀟洒な印象のものが少なくない
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く