米国のゲームスタジオ、Annapurna Interactiveは6月30日、リアルすぎる世界で、リアルな写真撮影を楽しめる新作ゲーム「LUSHFOIL PHOTOGRAPHY SIM 」を発表した。京都府の伏見稲荷大社のような神社や森、雪山、海辺、草原などをCGで再現。フィールドを自由に散策しながら、さまざまな機能を備えたゲーム内カメラで撮影できる。
近年はコンピューターグラフィックス(CG)が長足の進歩を遂げており、アニメや漫画などの映像・画像コンテンツの制作やゲーム・VRなどのインタラクティブコンテンツの制作などに用いられる一般的な手法として定着しています。そんな現代のCGでもリアル感を出すのが特に難しい「人間の肌」について、アメリカのニュースメディア・Voxが「CGで肌のリアル感を出すのが難しい理由」を解説しています。 Why it’s so hard to make CGI skin look real - YouTube 以下は、2001年公開の「映画版ファイナルファンタジー」と2019年公開の「アリータ:バトル・エンジェル」におけるメインキャラクターが目覚めるシーンを並べたものです。この2つの映画にはおよそ20年の隔たりがあり、映像を見るとCGに大きなブレイクスルーが生じたことが示されています。 映画版ファイナルファンタジー
2013年にリリースされたオープンワールドゲーム「グランド・セフト・オートV(GTA5)」は、PlayStation 5向けの拡張・強化版が開発中であることが報じられるなど、10年近く愛されている人気ゲームです。そんなGTA5のグラフィックを高い精度で実写風に変化させるAIが、Intelの研究チームによって開発されました。 Enhancing photorealism enhancement (PDFリンク)http://vladlen.info/papers/EPE.pdf Enhancing Photorealism Enhancement https://isl-org.github.io/PhotorealismEnhancement/ 開発されたAIによってGTA5のグラフィックがどのように変化するかは、以下のムービーを見るとよく分かります。 Enhancing Photorea
米Epic Gamesは2月10日(米国時間)、クラウドストリーミングによりWebブラウザで動作する、3Dキャラクター作成ツール「MetaHuman Creator」を発表した。Unreal Engineで使える2体分のサンプルがダウンロード可能。今後数カ月以内に早期アクセスを提供する予定だ。 MetaHuman Creatorは、18種類のボディータイプ、30種類のヘアスタイル、豊富なライブラリをベースに、リアルタイムレンダリングで確認しながらパラメーターで顔や体のパーツを調整できる。ポイント調整も可能だ。 スニークプレビューを見ると、オープンソースの「MakeHuman」や米Reallusionの「Character Creator」の操作感に近い印象だが、Webブラウザで操作可能なのでプラットフォームやマシンパワーによる制約が少ないという利点は大きい。例えばCharacter Cre
「当時ローマに住んでいた人の目線で古代ローマを見ることができるようにする」という目標を掲げ、素材・色・天気・視覚効果にまでこだわって古代ローマの町並みを3Dで再現したプロジェクトが「Rome in 3D」です。Rome in 3Dではいくつものムービーが公開されており、現代の遺跡の姿とは全く違う、リアルな古代ローマをまざまざと体験することが可能です。 Rome in 3D - History in 3D https://relivehistoryin3d.com/projects/rome-in-3d/ Rome in 3Dで公開されているムービーは、以下から見ることができます。 "HISTORY IN 3D" - ANCIENT ROME 320 AD - 3rd trailer "Walking around Colosseum" - YouTube 紀元後320年ごろのローマの町並み
「エデンの東」や「理由なき反抗」といった作品に出演して人気を博したものの、1955年に24歳の若さでこの世を去った俳優のジェームズ・ディーンが、最新のCG技術により現代の映画で復活すると海外メディアのHollywood Reporterが報じています。 James Dean Reborn in CGI for Vietnam War Action-Drama (Exclusive) | Hollywood Reporter https://www.hollywoodreporter.com/news/afm-james-dean-reborn-cgi-vietnam-war-action-drama-1252703 James Dean, who died in 1955, just landed a new movie role, thanks to CGI - The Verge ht
ハリケーンにより起こり得る被害をCGを駆使して再現し、注意喚起を行った米国での報道映像が「分かりやすすぎる」と日本でも話題になっています。 映像はThe Weather Channelが制作した、14日にも米東海岸に上陸する見通しの大型ハリケーン「フローレンス」の被害を予測したもの。フローレンスは一時、勢力が5段階で上から2番目の「カテゴリー4」にまで発達しましたが、現在は「カテゴリー1」にまで低下。しかしそれでも大規模な洪水被害を起こすことに変わりはないとして、依然として注意が呼びかけられています。 通常の平面的な図だとそれほど危機感が湧いてきませんが、これをCGで再現すると…… 話題の映像では、CGを駆使した合成映像によりスタジオが開けた街のような空間に変貌。その中で雨により街が浸水被害を受けた場合、水位に応じてどのような被害が発生するかを視覚的に伝えています。 水位は3フィート(約0
Twitterに道路をゆったりと歩くロボットのムービーが投稿され、3万以上のリツイートと8万以上のいいねを集めました。あまりにもなめらかな動きに「ロボットはここまで進化したのか」と驚く人が続出しましたが、実はこのムービーはゲーム・アニメーション用エンジンであるUnityを使って制作された合成映像だと判明しました。 pic.twitter.com/8Or4KOm9ex— ... (@FLICTERIA) 2018年8月14日 ムービーでは、赤と黒のツートンカラーのボディで、能面のような不気味な顔立ちのロボットが二足歩行で歩いています。いかにもロボットといったぎこちない動きではなく、本当の人間が歩いていると思ってしまうほどスムーズに動きます。 実はこの道路を歩くロボットは本物ではなく、Unityのスウェーデンチームがリアルタイムレンダリング機能のデモとして作成した「ADAM」と呼ばれる短編アニ
1988年に公開されたロバート・ゼメキス監督の映画「ロジャー・ラビット」は、実写にアニメーションを合成する形で制作された映画です。実写とアニメーションを合成した映画は「ロジャー・ラビット」以外にもありますが、その中でも「ロジャー・ラビット」はアニメーションのキャラクターが作品の中に存在しているかのようなリアリティがあり、どうやってリアリティを出したのかその秘密に迫るムービー「Who Framed Roger Rabbit」が公開されています。 Who Framed Roger Rabbit - The 3 Rules of Living Animation - YouTube 「ロジャーラビット」はアニメーションキャラクターが実社会に存在するという設定で制作された映画で、見た人は作品の世界に本当にキャラクターが存在するかのようなリアリティを感じたはずです。 ムービー「Who Framed
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」や「マッドマックス 怒りのデス・ロード」など、多くの映画でVFX(ビジュアル・エフェクツ)が使われていますが、映画を見た人の中には「VFXは偽物っぽい」という考える人も。しかし、今ではCG映像を使う手法だけでなく、想像以上に多くのVFXが使われており、いかに私たちが映像にだまされているのかがわかるムービーが公開されています。 VFX Games - The Art of Compositing on Vimeo 道ばたに立っている男性が「今日、映画の中で、あらゆるものを作り出すことが可能です。ただし、これは簡単な作業ではなく、極度の集中と長い時間、高い技術を必要とします」と話し出します。 映画の中のVFXでは非常に細かい部分まで作り込まれるので、「視聴者は大画面で見ても違和感に気づかない」、と男性。VFXの中でも特に重要になってくるのが、レンダリングした
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