焼却施設及び最終処分場における測定結果について 1.概要 福島県内の一般廃棄物焼却施設及び一般廃棄物最終処分場で、放射性物質の 濃度を測定した。その結果から、生活ごみや災害廃棄物の処理の影響について 確認する。 2.試料採取方法 ①排ガス 排ガス分析用試料はJIS Z 8808に準拠し、等速吸引により採取する。 試料採取ガス量は集じん器出口では約3,000Lとするが、集じん器入口ではば いじん量が多いため、ゲルマニウム半導体検出器による分析が可能である円筒 ろ紙5本を上限として試料採取を行う。採取ガス量は円筒ろ紙5本で採取でき る量とする。 集じん器出口は、放射能の検出下限値を低くするため、円形ろ紙により採取 を行う。ばいじん量が多い場合は、適宜ろ紙を交換する。ろ紙の枚数に上限は ないが、極力少ない枚数で採取を行う。 蒸留水 100mL 空 ゚ ガス吸収ビン 500mL×3 段 テフロン