関西2府4県でもアニメに登場する舞台を訪ねる「聖地巡礼」の動きは活発だ。兵庫県西宮市は「涼宮ハルヒの憂鬱」の聖地として知られ、オンラインでゆかりのスポットを巡るイベントは再生回数が5万回を超えた。国内外からファンを呼び込むことができる聖地は新たな経済効果を生みそうだ。KADOKAWA子会社のドワンゴは2024年11月、動画配信サイト「ニコニコ生放送」で「バスガイドさんと兵庫県西宮・神戸を巡る聖

2024年に放映されたテレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!」(マケイン)の続編制作が決まった。主舞台として描かれる豊橋市では、ファンが訪れる「聖地巡礼」効果への期待感とともに歓迎ムードが高まっている。
2016年から四国遍路の世界遺産登録を目指すNPO法人が行っているイベントで香川県の池田知事らも参加しました。 (香川県/池田豊人 知事) 「同行二人で弘法大師さんと一緒に世界遺産登録を願いながら歩きたいと思います」 約1200kmの遍路道を105の区間に分けて歩きながら、道の安全性や道案内に不備がないかなどを確認します。 参加者が1万人を超えたのは今年が初めてです。 参加者は、第85番札所の八栗寺から第86番札所の志度寺までの約7kmを歩いて、寺までの距離を示した案内板を確認したり、お菓子の接待を受けていました。 (参加者は―) 「文化を守るために地元の皆さんでこういう取り組みをされるのはすごく大事だと思う」
四国遍路の世界遺産の登録に向けて機運を高めようと、四国各県で参加者たちが一斉に遍路道の安全点検などをする催しが行われました。 この催しは四国遍路の世界遺産登録を目指すNPOが四国各県で一斉に行ったもので、NPOによりますと合わせて9300人余りが参加しました。 このうち香川県さぬき市では、池田知事が「四国各地で多くの人が遍路道を歩くことで世界遺産の登録も近づくと思う。ここでは新たな讃岐の発見もあると思う。ぜひ楽しんでほしい」とあいさつしました。 このあと参加者たちは、ふるまわれた名物のうどんを食べて四国霊場の86番札所の志度寺と87番札所の長尾寺を目指して出発し、冷たい雨が降る中、道中の安全点検などをしながら歩いていました。 参加した20代の女性は「遍路道を初めて歩いて歴史を感じることができました。88か所の札所を回るのは大変だと思っていたが、楽しかったので回ってみたいです」と話していまし
柿崎俊道さん 1976年生まれ。月刊誌「アニメージュ」(徳間書店)などのアニメ誌、アニメ関連書籍の編集・執筆を経て、ご当地イベントの企画などに携わる「聖地巡礼プロデューサー」となる。埼玉県のアニメイベント「アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)」第2回、第3回では総合プロデューサーを務めた。著書に『聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり』(2005年/キルタイムコミュニケーション)。Xは@Syundow。 ーーアニメの舞台となった地域を巡る「聖地巡礼」は、2000年代の盛り上がりが印象に残っています。2006年放送「涼宮ハルヒの憂鬱」の舞台となった兵庫県西宮市、2007年放送「らき☆すた」の舞台となった埼玉県鷲宮町(現・久喜市鷲宮)です。 2006、2007年の盛り上がりは、局所的だったと思います。「聖地巡礼」は、2011年以降に集中しました。 例えば、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知
宗教からアニメまで、「聖地巡礼」が活性化しています。何が人を聖地に向かわせるのでしょうか。宗教学者の岡本亮輔さんは、「フィクションが人を動かす力」の大きさを指摘します。話を聞きました。■物語が人を集…
明治初期まで存在した職で、伊勢神宮参拝者の案内などを務め、江戸期のお伊勢参りブームを支えた「御師(おんし)」に関する資料約1万数千点が、三重県伊勢市の旧宅から見つかった。調査した皇学館大研究開発推進センター(伊勢市)によると、これほど多数の資料がまとまって発見されるのは珍しい。御師の一族が家臣を雇う際に提出させた雇用誓約書などが含まれており、活動の実態を究明する糸口になるという。 発見されたのは、16~20世紀の500年分の文書で、伊勢神宮外宮の神職を兼ねた橋村一族にまつわるもの。皇学館大の小林郁(かおる)助教(32)が子孫から情報提供を受け、2018年に市内の子孫宅で資料を見つけた。小林助...
旧・下部中学の校庭ではゆるキャン△のキャラクターの人形なども展示された=27日、山梨県身延町(平尾孝撮影) 女子高校生がキャンプを楽しむ人気アニメ「ゆるキャン△」の舞台となった山梨県身延町で、アニメの世界観を楽しむイベント「本栖高校文化祭」が27日に開催され、多くのファンでにぎわった。 ゆるキャン△は、主人公らが山梨県内や富士山の近くの各地でキャンプするストーリー。キャンプした場所や買い物したであろう店などのスポットをファンが「聖地巡礼」として訪れることでも知られている。 今回のイベントは主人公が通う本栖高校のモデルになっている旧・下部中学校で行われた。ファンからは「聖地の中の聖地」とされ、普段は敷地外から聖地巡礼にとどまっていたが、今回は特別に校内に入場して、アニメにも登場する部室や調理室なども見学できることから、ファンらの行列ができていた。校庭では実際にキャンプもできる。 また、地元の
嵐の松本潤さんが徳川家康を演じる大河ドラマの影響で、家康の故郷、愛知県岡崎市もグルメなどで街を盛り上げています。そして名古屋でも…アピール合戦が止まりません。 (リポート) 「名古屋の街中を走る観光バスをよく見ると、徳川家康を演じる松本潤さんが描かれています」 バスにラッピングされているのは、家康を演じる松本潤さん。岡崎生まれの天下人・徳川家康が主人公の大河ドラマのPRのため、名古屋市でも観光バス「メーグル」にラッピング。名古屋城前では写真におさめる人もいました。 大河ドラマの盛り上がりをチャンスと捉える自治体、家康生誕の地・岡崎市は特に力が入っています。 【動画で見る】早くも松本潤さんの“聖地巡礼”始まる…大河ドラマ「家康」の故郷 「本人がふらっと来た」ラーメン店も
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