【読売新聞】 【ソウル=溝田拓士】韓国ソウルの繁華街・ 梨泰院 ( イテウォン ) で10月29日夜に起きた雑踏事故で、韓国警察庁の特別捜査本部は2日、ソウル警察庁や、現場を管轄する 龍山 ( ヨンサン ) 警察署、龍山区役所など8
Complete lecture of KOJIKI 古事記完全講義 特設ページ 古事記編纂1300年を記念して、竹田恒泰氏の楽しく分かりやすい講義を展開し、 日本中の古事記ゆかりの地を旅した映像も織り交ぜた「DVD 古事記完全講義」の特設ページです。
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南米ベネズエラなどから米国への不法入国者が記録的に増加し、経由地となるメキシコ国境対策が今月8日の中間選挙の争点となっている。米国を目指す人々に「(厳しい対策をとる)共和党が勝利すれば国境が閉まる」との噂が拡散し、流入に拍車をかけたという。バイデン政権は10月中旬、亡命申請を希望するベネズエラの不法移民を事実上受け入れてきた政策を転換し、メキシコ送還を開始した。共和党からの批判を受けて対策強化に乗り出した格好だ。(テキサス州サンアントニオ 渡辺浩生) 南部テキサス州サンアントニオの「移民回復センター」は、市の支援で慈善団体が運営し、不法入国した亡命希望の移民が一時的に滞在する施設だ。9月末、施設でベネズエラ人らに話を聞くと、ルワルドと名乗る男性(31)は「バイデン政権は少なくとも今は受け入れてくれる。だが選挙でトランプ(前大統領)の共和党が勝てば、国境を渡る危険は高くなるのが不安だった」と
ドイツのショルツ首相が4日、中国を訪問する。10月の中国共産党大会で新指導部が発足した後、先進7カ国(G7)首脳として初めて習近平国家主席と会談する。ロシアのウクライナ侵攻で、欧州連合(EU)で強権国家との関係構築に警戒論が強まる中、ショルツ氏は独経済に中国市場は不可欠という姿勢を鮮明にした。(パリ 三井美奈) ドイツ最大港へ中国参入 連立政権内で賛否 独メディアによると、自動車、製薬企業など経済代表団が同行し、新型コロナウイルスワクチンを開発したビオンテック社も参加する。 ショルツ氏は10月半ばの演説で、「経済デカップリング(切り離し)はよくない。中国とはビジネスを続ける」と述べ、米中間の対立とは距離を置いた。
来春の統一地方選で行われる見通しの大阪府知事、大阪市長のダブル選を巡って、自民党が候補者選びに苦心している。過去3回の選挙では、いずれも地域政党「大阪維新の会」の候補に敗北。捲土重来(けんどちょうらい)を期したいところだが、大阪維新は松井一郎市長の後継候補を決める党内予備選の手続きを着々と進め、話題づくりの点でも先手を打たれた。自民にとっては旧統一教会問題という逆風も吹き、知事選では、はや「不戦論」すらささやかれ始めた。 アナウンサーやアスリートらに意向確認「血のにじむ努力をするしかない。現状は厳しいが、皆さんとともに飛躍できるよう活動していく」 先月15日に開かれた自民大阪府連の大会。会長の宗清皇一(むねきよこういち)衆院議員=比例近畿=は悲壮感も漂わせながら、こう決意を語った。 関係者によると、自民府連は市長選について、府内の地方議員に加え、大阪出身のアナウンサーやスポーツ選手ら約40
【ソウル=桜井紀雄】韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で日本人女性2人を含む156人が死亡した雑踏事故で、警察の特別捜査本部は2日、ソウル警察庁や現場を管轄する竜山(ヨンサン)署、竜山区庁など8カ所を家宅捜索し、強制捜査に着手した。 警察は事故発生の4時間近く前から現場の危険性を訴える多数の通報があったにもかかわらず、積極的な対応に乗り出さなかったことが判明しており、当日の警備計画文書などを押収し、詳しい経緯を調べる。 通報の処理を巡って、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は2日、政府の対策本部の会議で「調査が終わり次第、相応の責任を厳重に問う」と強調した。 また、事故現場に絡み、現場の路地周辺で違法・脱法増築が放置され、安全な歩行に必要な最低限の道幅が確保されていなかったことも分かった。複数の韓国メディアが2日までに伝えた。韓国で広く横行している違法・脱法増築が、ハロウィンを前に押し寄せ
与党国家安全保障戦略等に関する検討ワーキングチームに臨む自民党の小野寺五典安保調査会長(左から2人目)と公明党の佐藤茂樹外交安保調査会長(左)ら=2日午後、国会内(矢島康弘撮影) 国家安全保障戦略など「安保3文書」改定に向け自民、公明両党が2日に開いた実務者協議は、自衛隊が敵の侵攻を退けるまで戦い続けることができる「継戦能力」が焦点となった。日本の防衛力整備は航空機や艦艇といった正面装備が優先され、弾薬の備蓄や輸送・補給ルートの確保、攻撃に耐え得る施設といった継戦能力はおろそかにされてきた。自公は継戦能力の必要性では一致するが、財政的な制約もあり、何をどこまで手当てするかには温度差もある。 「スクラップ(廃止)も必要だ」 2日の会合では、継戦能力の大幅な充実を訴える自民に対し、公明側からは不要な装備や予算の見直しもすべきだとの注文が付いた。協議会メンバーの公明議員は「財源もからむ話で、何も
防衛省は2日、同日朝の弾道ミサイルとは別に、北朝鮮が新たに弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表した。海上保安庁は落下物に注意を呼び掛けている。
まず本戦前日9月14日から15日の開戦時までの両軍の動きをフォローしておこう。すでに関ヶ原の西方、山中村のあたりには9月3日から西軍の北陸方面部隊を指揮していた大谷吉継が布陣していた。東軍は三成らのこもる大垣城に当てられた本隊とは別に、三成の居城である佐和山城攻略に動く可能性があった。その通り道に大谷隊がいる。 その向かいの松尾山には小早川秀秋が8千の大軍をもって盤踞(ばんきょ)しているが、秀秋は東軍に内通していることが疑われており、頼りにはならない。大谷一隊をもって、東軍の別動隊と対峙することになるが、兵数的に圧倒されてしまう。 三成としては、自己の佐和山城を守ることと、盟友大谷を無駄死にさせないためにも、大垣城を出て大谷隊と合流することが必須の課題となっていたはずである。そこで三成ら大垣城の西軍は14日の夜中から城を出て関ヶ原へと移動することになる。 行程は、東軍が密集している中山道は
10月29日夜、韓国ドラマの舞台になったソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で、ハロウィーンを前に集まった若者らが群衆雪崩に巻き込まれ、155人(1日現在)が圧死する大事故が起きた。この事故に、2001年7月、11人が亡くなった明石歩道橋事故を思い出した人も多いのではないだろうか。歩道橋事故の遺族は、梨泰院の事故をどう見たか。【粟野仁雄/ジャーナリスト】 【写真】21年前、11人が圧死した「明石歩道橋事故」が起きた朝霧歩道橋の現在 子供やお年寄り11人が死亡 今回の事故では、韓国に語学留学中だった北海道根室市の冨川芽衣さん(26)ら日本人女性2人も犠牲になった。 報道によると、冨川さんは事故の約3時間前に「ビビンバおいしかった」などのメッセージを父親の歩さん(60)に送っていた。身元確認のため韓国に向かう歩さんは「娘は韓国が大好きだった。早く会いたい」と涙を浮かべながら語り、妻と共に中標津
米中間選挙が間近に迫る中、ロシアが侵攻を続けるウクライナへの支援のあり方が争点の1つに浮上している。 【写真12枚】「美しすぎる」と話題 米国で拘束されたロシアの女スパイ【プーチンも絶賛】 バイデン政権がウクライナに行った軍事支援の総額は176億ドルに上る。米国が単年度で一国に実施した軍事援助としてはベトナム戦争以降で最大規模だ。 一方、野党・共和党は巨額予算の修正を要求している。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は10月18日「人々は不況にあえいでいる。ウクライナは重要だが、白紙小切手は出せない」と述べ、中間選挙後に支援を縮小させる考えを示した。 米ピュー・リサーチ・センターが9月に実施した世論調査によれば、共和党支持層の32%がウクライナ支援を「過剰」と回答している。3月時点の調査で9%だった「過剰」の割合が急上昇しており、共和党としては党勢拡大のためにウクライナ支援のあり方に疑問
日本人2人を含む154人が死亡する事故が起きたソウルの繁華街「梨泰院(イテウォン)」とは、どんな街なのか。日本では人気ドラマも影響して若者が集うオシャレな街のイメージで伝えられているが、元駐在員は「10年前はもっとディープで危ない街だった」と語る。日本人にとっては古くから、「エスコートアガシ」と呼ばれる高級娼婦との出会いの場として有名だった。 *** 【写真】梨泰院のカラオケ店で「エスコートアガシ」たちと戯れる日本人一行 もっとディープで怖い街だった 梨泰院はソウル駅から南に2キロほどの距離にある外国人街である。近隣には大使館も多い。 「そばの在韓米軍基地で働くアメリカ人の遊び場所として栄えてきました。クラブやバーが林立し、この一帯は英語も通じます。夜になると妖しいネオンのもとに、さまざまな人種の外国人が集まってきます」(元駐在員) 日本の若者にはNetflixドラマ「梨泰院クラス」の舞台
ロシアのプーチン大統領は1日、トルコのエルドアン大統領と電話会談し、ウクライナ産穀物を黒海経由で輸出する合意からの撤退をロシアが表明した問題を協議した。露大統領府が発表した。プーチン氏は「穀物運搬船の航路を軍事利用しないことをウクライナが確約すれば、合意への復帰を検討する」と伝達した。同様の立場は露国防省も10月31日に表明していた。 プーチン氏は会談で、合意の見返りであるロシア産穀物の取引制限の解除措置が進んでいないと主張したほか、「ウクライナ産穀物が途上国にほとんど送られていない」と不満を表明。「ロシアはアフリカに穀物と肥料を無償で供給する用意がある」とも述べた。 合意の当事者であるウクライナと国連、トルコはロシア抜きでの穀物輸出の継続を模索。一方、ロシアは「ロシアが関与しない限り、航路の安全は保障されない」と警告している。 ロイター通信によると、国連は11月1日、「2日は運搬船の運航
米大リーグ機構(MLB)が韓国で11月11日から計4日間の日程で予定していた韓国プロ野球選抜チームとの親善試合について、開催約2週間前になって突然中止が発表された。中止の理由についてMLBは、イベントの主催者との契約上の問題を指摘する一方、一部の韓国メディアはMLB選抜の選手構成の難航を理由に挙げるなど、MLBと韓国球界の間に溝が生じている。 MLBは「契約上の問題」指摘MLBでは「MLBワールドツアー コリアシリーズ」と銘打ち、プサン(11、12日)とソウル(14、15日)の2カ所で、韓国プロ野球選抜チームと計4試合の親善試合を予定していた。 しかし、AP通信は10月29日、「MLBがイベントの主催者ともめて韓国ツアーをキャンセル」との見出しで親善試合の中止を報道。「イベントの主催者との間で契約上の問題を抱えており、解決しようとしてきたが、ツアーをキャンセルしなければならない」とするML
【読売新聞】 政府は、コロナ禍などで打撃を受けた企業が迅速に事業の再生ができるよう、新たな法律を整備する方針だ。時代の変化に即したビジネスへの転換を促す制度としてほしい。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、観光や飲食など幅広い業種
元内閣官房副長官補、同志社大特別客員教授・兼原信克氏サイバー攻撃と日米同盟の穴第20回中国共産党大会は、習近平総書記の3期目続投を決めた。李強氏などの側近が政権を固めた。もはや「習近平組」といった風情である。ロシアのプーチン大統領のウクライナ戦争という蛮行が示すのは、長期独裁政権の劣化である。独裁者がどれほど愚かな決定をしても誰も諫言(かんげん)できない。台湾有事の暗雲はますます重く垂れこめる。中国の台湾攻略はグレーゾーンでのサイバー攻撃による電力網、通信網の遮断から始まるだろう。日本も自衛隊、米軍基地のある沖縄などの離島の電力が落とされる恐れがある。 しかし今の日本のサイバーセキュリティ能力では、中国からの本格的なサイバー攻撃にはとても対応できない。各国のサイバー軍は数千から1万人の専門家からなる。平成30年防衛大綱でサイバー防衛の抜本的強化が謳(うた)われたにもかかわらず、自衛隊のサイ
世界文化遺産の百舌鳥古墳群。仁徳天皇陵古墳(右下)や履中天皇陵古墳(中央上)、御廟山古墳(左端)、いたすけ古墳(左上)など巨大前方後円墳が集中する宮内庁が管理する仁徳天皇陵古墳など大阪の百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群が御代(みよ)替わりの令和元年、世界文化遺産に登録された。陵墓は「皇室の祖先の墓」として立ち入りが禁じられ、「公開性が求められる世界遺産の精神と矛盾する」との指摘も多い。陵墓を30年以上にわたって発掘した元宮内庁陵墓調査官の徳田誠志・関西大客員教授(60)は「陵墓の尊厳を守ることと、文化財的価値は相反するものではない」と指摘。登録から3年余り。「世界遺産の本来の意味は、文化遺産を将来に向けて保全すること。登録は議論の大きなきっかけになった」と話す。 「静安と尊厳」国内最大の仁徳天皇陵古墳(堺市、墳丘長486メートル)、2番目の応神天皇陵古墳(大阪府羽曳野市、同425メー
中国共産党の習近平総書記は10月に開かれた第20回党大会で、大方の予想通り異例の3期目続投を果たした。一方、自らと距離を置く共産主義青年団(共青団)出身者のグループに連なる人物を党指導層から一掃し、個人独裁体制を確立したことは多くの中国ウオッチャーの想定を超えていた。中国共産党史上における一つの政治的事件といっていいかもしれない。 いくつかのサプライズの中でも、閉幕日の10月22日に起きた胡錦濤前総書記の退場劇は、異例ずくめの今回党大会を象徴するものだ。共青団派を率いてきた党長老の胡氏が習氏の指示で議場から退場させられる場面は、習氏を牽制(けんせい)する勢力が中国政治の表舞台から消えたことを実感させた。 胡錦濤氏の退場「異常な状況」シンガポールメディアCNAなどの映像をもとに、簡単にこの場面を振り返ろう。〝事件〟が起きたのは党中枢幹部205人の「中央委員」などが選ばれた直後だ。ひな壇最前列
プロ野球の日本シリーズは第7戦に決着がもつれ込んだ末、パ・リーグ優勝のオリックスがセ・リーグ覇者のヤクルトに昨年の雪辱を果たし、日本一を成し遂げた。 野球が日本に伝わってから、今年で150年になる。節目にふさわしい最高峰の戦いだった。 「野球の発祥」は、米国人教師、ホーレス・ウィルソンが第一大学区第一番中学(現・東京大)に赴任し、生徒に教えた明治5(1872)年とされる。 この150年で野球は国民的なスポーツに育ち、長嶋茂雄、王貞治という英雄を生んだ。 甲子園球場(兵庫県西宮市)で春と夏に行われる高校野球の全国大会は、年中行事として定着し、「登板」や「続投」、「代打」といった用語は野球を離れた日常生活でも使われている。 先人が、野球を単なる娯楽ではなく人生の縮図として捉え、大切に育ててきた証しだろう。 かつて、米大リーグから日本の球団に移った選手が「ベースボールに似たゲーム」と揶(や)揄(
ミュージカル「オペラ座の怪人」のニューヨークでの公演が来年2月で打ち切られると知り、劇場街ブロードウェーに足を運んだ。1988年初演のロングラン作品で、打ち切りになるとは想像もしていなかったから、チケット予約時は寂しい気持ちになった。 公演終了の理由は「新型コロナウイルス禍の後も客足が戻らなかった」ということだが、劇場は満席。「もう一度ファントム(怪人)を見ておきたい」と遠方から飛行機で駆けつけた女性もいた。 私も奮発して前方の席を買った。現代のモーツァルトと称されるアンドリュー・ロイド・ウェバー氏の音楽に引き込まれ、19世紀末のパリ・オペラ座を舞台とした怪人と、怪人に素質を見いだされた女性歌手、その幼なじみの子爵による三角関係の物語を満喫した。 隣席の若い男性は開演後、豪華な舞台装置を撮影してばかりいたが、すぐに物語に没入したようだ。愛はかなわないと悟った怪人が、醜い顔を覆っていた仮面を
【読売新聞】 SFラブコメディーの名作「うる星やつら」の新作アニメの放送が始まり、話題になっている。宇宙からやってきたヒロインのラムといえば、「~だっちゃ」というかわいい語尾が印象的。今回、読売新聞のインタビューに応じた原作者の高橋
先崎彰容・日本大教授中国の新たな世界観閻学通(えんがくつう)『歴史の慣性』(晃洋書房)は、サブタイトルが「これからの中国と世界2013―2023」とあるように、直近10年間の国際秩序の激動を予想した本である。著者の閻氏は中国天津に生まれ、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得した国際政治学者で、現在は清華大学の要職にある。この著作には、中国の自負と新たな世界観が明瞭に描かれており示唆に富んでいる。 中国にとって、1840年のアヘン戦争以降の「近代」は敗北の時間である。だが中国の長い歴史にとって、それはわずか200年足らずの時間だともいえる。中国は2023年には米国と同レベルの超大国となっているはずであり国際秩序を経済主導の物質的パワーだけでなく、広く受け入れられる新秩序をつくるだけの「新しい思想」を持つ必要があるのだ。
ウクライナの首都、キーウにはためく無数の小旗。ウクライナ人はプーチン氏の帝国主義を理解するがゆえに、自らの存在をかけて侵略にあらがっている=8月(彦野公太朗撮影)8カ月が過ぎたロシアのウクライナ侵略戦争はいつ、どう終わるのか。早く交渉で終わりにすべきだと考える向きもある。だが、10月に来日したウクライナ国会のジェレズニャク議員は記者会見で語った。「この戦争は戦場で、ウクライナの勝利で終わる。冬場の(民主主義陣営の)支援が勝利を近づける」 ジェレズニャク氏はロシアに破壊の限りを尽くされた東部マリウポリの出身で、「戦争が一日も早く終わってほしい」との気持ちは人一倍だ。それでも、現時点で停戦交渉が可能だとの考えは聞かれなかった。最近のウクライナでの世論調査でも86%が軍事的抵抗の継続を支持していた。 ウクライナ人の多くはこう考えている。プーチン露大統領はまっとうな話ができる相手ではない。妥協して
中国・北京の天安門広場に掲げられた同国の国旗(AP)自民、公明両党は2日、国家安全保障戦略(NSS)など「安保3文書」の改定に向けた実務者ワーキングチーム(WT)の第3回会合を開き、有事に自衛隊が戦闘を続けることができる「継戦能力」について意見を交わす。「国際情勢」や「経済安全保障」をめぐるこれまでの協議では、中国に関する両党の認識の違いが顕在化。後回しにした「反撃能力」(敵基地攻撃能力)や防衛費の財源といったテーマはさらに両党の隔たりが大きく、協議は難航も予想される。 「経済安全保障」をテーマにした10月26日の第2回会合。両党がNSSに「経済安保」の概念を書き込むことを確認する中、自民の議員がこう念を押した。 「機密情報の取り扱い資格『セキュリティー・クリアランス(適格性評価、SC)』と経済安保の技術流出防止の措置は表裏一体だ。今こそ必要だ」
ユダヤ教の「超正統派」が住むエルサレムのメア・シェアリーム地区。最も過激な勢力はイスラエルという国の存在も認めず、選挙にも行かない=10月24日(佐藤貴生撮影)イスラエルのユダヤ人社会が揺れている。ユダヤ教の戒律を厳格に守る「超正統派」と、日常生活を重んじる「世俗派」の対立が深まっているからだ。超正統派は兵役が免除され、大半は就職もせず納税額も低い。このため、過剰な公的負担を強いられているとして世俗派が批判を強めている。超正統派の社会統合が進まなければ、中東屈指の質が高い経済や国防に悪影響を及ぼすとの懸念も出ている。 エルサレムのユダヤ人街は金曜の日没から丸24時間、商店が閉まって公共交通機関が止まり、人通りも途絶える。基本的に一切の労働が禁じられるユダヤ教の「安息日」だからだ。 「安息日は電気をつけたり消したりできない。料理や車の運転はできず、エレベーターや電話、コンピューターの使用も禁
反原発/反核 広島・長崎の圧殺許さず始まる前に核戦争絶対とめる 8・6朝原爆ドーム前へ 千人結集で集会禁止粉砕を 革共同広島県委員会
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