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2023年3月13日のブックマーク (8件)

  • 菅前首相、リーダー候補「HKT」と初会合 キングメーカーの鍵握る

    自民党の菅義偉前首相は12日夜、東京都内の日料理店で萩生田光一政調会長や加藤勝信厚生労働相、武田良太元総務相と会した。萩生田、加藤、武田の3氏は菅政権を閣僚として支えたメンバーで、各氏の名前の頭文字から「HKT」とも呼ばれる。3人は菅政権退陣後も定期的に会を重ねているが、菅氏が会合に加わるのは初めて。 関係者によると、この日の会では菅政権時代の思い出話を中心に、岸田文雄政権が取り組む子育て支援などの話題が出た。また、菅氏が今月末に超党派の日韓議員連盟の新会長に就任することから、3人は菅氏を支えながら「韓国との議員外交にしっかり取り組もう」との意見で一致したという。 萩生田、加藤、武田の3氏は平成15年の衆院選で初当選の同期。令和3年の党総裁選で菅氏再選のために集まったのが始まりだ。菅氏は総裁選には出馬せずに退陣したが、定期的に会合を開いて情報交換を重ねている。 萩生田氏は安倍派(清

    菅前首相、リーダー候補「HKT」と初会合 キングメーカーの鍵握る
  • ノーベル文学賞作家の大江健三郎さん死去 88歳

    「万延元年のフットボール」など詩的な言葉を使って、危機に陥った現代人の実相を描いた小説で知られ、日人で2人目のノーベル文学賞を受賞した大江健三郎(おおえ・けんざぶろう)氏が3日、老衰のため死去した。88歳だった。愛媛県出身。葬儀は家族葬で行った。後日、お別れの会を開く。長男は作曲家の大江光(ひかり)さん。映画監督の故・伊丹十三の妹。 愛媛県喜多郡大瀬村(現、内子町)に7人兄弟の三男として生まれた。松山東高校を経て、昭和34年に東大文学部仏文学科を卒業。大学在学中の33年、短編小説「飼育」で芥川賞を受賞。39年、実生活をモチーフに障害児を持つ若い父親の心情を描いた「個人的な体験」で新潮社文学賞を受賞した。 その後も旺盛に小説を発表し、42年「万延元年のフットボール」で谷崎潤一郎賞を、48年「洪水はわが魂に及び」で野間文芸賞、58年には「新しい人よ眼ざめよ」で大佛次郎賞を受賞。59年には

    ノーベル文学賞作家の大江健三郎さん死去 88歳
  • 戦後民主主義世代の旗手 社会的言動では物議も 亡くなった作家の大江健三郎さん

    ノーベル文学賞の授賞式を終え、メダルと賞状を見せる大江健三郎さん=1994年12月、ストックホルム(共同) 3日に88歳で亡くなったノーベル賞作家、大江健三郎さんは戦後民主主義世代の旗手として半世紀以上も文学界を牽引(けんいん)してきた。占領期の閉塞(へいそく)感、核兵器の脅威、障害のある息子との共生…。私的な体験に神話や伝承を織り交ぜた物語は難解だが、同時代性に満ちていた。危機に陥った現代人の苦しみと魂の救済を描き出す小説は、そのまま普遍的な世界文学となった。 23歳での芥川賞受賞作「飼育」などの初期作品から伝わるのは米軍占領下での屈辱的な閉塞感。現代と100年前の伝承を重ね合わせた「万延元年のフットボール」には60年安保闘争での挫折感が投影され、「洪水はわが魂に及び」はほぼ同時代の連合赤軍事件を思い起こさせる。武装化する新興教団をつづった「燃えあがる緑の木」が完結した平成7年にはオウム

    戦後民主主義世代の旗手 社会的言動では物議も 亡くなった作家の大江健三郎さん
  • 「行き過ぎた対応だった」 共産小池氏、長崎新聞社に抗議撤回と謝罪

    共産党を除名処分となったジャーナリストの松竹伸幸氏のインタビュー記事を掲載した長崎新聞社(長崎市)に対し、党長崎県委員会が抗議していた問題で、小池晃書記局長は13日の記者会見で抗議を撤回し、謝罪したことを明らかにした。記者会見の概要は次の通り。 ◇ 「まず、私の方から長崎新聞の問題の対応について述べたい。3月9日、党長崎県委が松竹伸幸氏のインタビュー記事を長崎新聞が掲載したことについて抗議した。このことについての見解を述べたい」 「抗議という対応をとるということは党中央としての方針ではない。これまで一部のマスメディアが松竹氏の除名をめぐって事実と異なる記事を掲載した際にも、反論は行ったが、抗議といった組織的な対応はしていなかった」 「今回、長崎新聞社に対して抗議したことは明らかに行き過ぎた対応だった。日の常任幹部会でそのことを確認し、先ほど党長崎県委は長崎新聞社に対して抗議を撤回し、謝罪

    「行き過ぎた対応だった」 共産小池氏、長崎新聞社に抗議撤回と謝罪
  • 【日曜に書く】日本の島は増えたけど 論説委員・川瀬弘至

    伊是名(いぜな)島からみる屋那覇島。中国でビジネスを展開する企業が沖縄県伊是名村にある無人島の土地を購入した問題が波紋を広げている=伊是名村(川瀬弘至撮影) 日の島を数え直してみたら、増えた、というニュースがあって驚いた。今風に言えばその数が半端ない。これまで公表されていた6852から、1万4125に倍増したのだ。 何をぼんやりと…発端は令和3年12月の参院会議で、有村治子議員が沖縄県の島の数を問いただしたことである。県のホームページには160の島が点在すると記されているが、政府見解では363だ。いったいどちらが正しいのかと―。 有村議員は、島国日にとって「島の数を正確に把握し所管することは国益に関わる大事な行政」とも述べた。至極もっともである。 右の指摘を受け、国土地理院が解像度の高い航空写真などで数え直すと冒頭のごとく数が膨らんだ。島の数の変更は36年ぶりだというからなお驚く。強

    【日曜に書く】日本の島は増えたけど 論説委員・川瀬弘至
  • 自衛隊が自前で血液製剤、有事に備え製造・備蓄へ…購入頼み改め隊員から採血

    【読売新聞】 防衛省は新年度から、自衛隊員に輸血するための血液製剤の製造・備蓄に乗り出す。外部からの購入に頼っている現在の運用を改め、有事に備えて十分な量を確保する狙いがある。負傷した隊員の治療体制を整えることで、継戦能力の強化につ

    自衛隊が自前で血液製剤、有事に備え製造・備蓄へ…購入頼み改め隊員から採血
  • 「フェムテック」女性の悩みに寄り添う新技術

    【読売新聞】 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「フェムテック」。 女性の健康課題を新しい技術で支える「フェムテック」が、注目されている。生理や出産、更年期など、ライフステージに応じて、心身の

    「フェムテック」女性の悩みに寄り添う新技術
  • 【国際情勢分析】相次ぐ米外交官らの体調不良 米情報機関、外国勢力の関与否定 深まる謎

    世界各地に駐在する米外交官らが「ハバナ・シンドローム(症候群)」と呼ばれる原因不明の健康被害を訴えていた問題で、米情報機関が今月、外国の敵対勢力が関与した可能性を「非常に低い」と結論づけた。ロシア中国の関与が取り沙汰されたが、完全に否定した。明確な原因を特定できず、かえって謎を深める形となり、症状を訴える人々からは失望の声が上がっている。 キューバ首都のハバナからハバナ症候群は、2016年にキューバの首都ハバナに駐在する米大使館職員や家族らから初めて報告されたことから名付けられた。公式には「原因不明の健康事案(AHIs)と呼ばれる。

    【国際情勢分析】相次ぐ米外交官らの体調不良 米情報機関、外国勢力の関与否定 深まる謎