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2023年10月8日のブックマーク (10件)

  • 死者480人か イスラエル・ハマス武力衝突 さらに激化も

    【カイロ=佐藤貴生】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが7日、イスラエルに大規模攻撃を行って同国の報復が格化した武力衝突で、双方の死者は合わせて480人を超えた。イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)などが伝えた。イスラエルは予備役を招集する可能性を示しており、衝突はさらに激化する恐れがある。 イスラエルのネタニヤフ首相は7日、「ハマスは残酷で邪悪な戦争を始めた。私たちはこの戦争に勝つ」とし、「強力な復讐(ふくしゅう)」を行うと述べて軍事作戦を強化する方針を示した。 一方、ハマスを率いるイスマイル・ハニヤ氏は「敵の敗北の始まりだ」とし、イスラエルとの衝突は占領下のヨルダン川西岸のほか、イスラム教やユダヤ教の聖地があるエルサレムに拡大すると述べた。 報道によると、7日夜までにイスラエルで250人が死亡し、1000人が負傷。ガザでは230人が死亡して1700人が負傷した

    死者480人か イスラエル・ハマス武力衝突 さらに激化も
  • 【びっくりサイエンス】高速道路の安全守る新たなAI誕生 「弱教師」でコスパ抜群、異常検知

    パトロール車両の車載カメラが撮影した画像からAIがポットホールを検知(東芝提供)日全国に張り巡らされ、総延長は1万キロを超える高速道路。速いスピードで走行する車にとっては、路面のわずかなくぼみや穴も、重大な事故につながりかねない。路面状況はこれまで人が目視で確認し、補修をしてきたが、簡単に異常を検知できるAI(人工知能)が誕生した。人命に関わるだけにAIには高い精度が求められ、開発には手間がかかりがちだが、「弱教師学習」という手法を用いることでAIを容易に賢くできるようにしたという。 高速道路の老朽化深刻国内の高速道路は、その5割以上が開通から30年を超えている。高速道路機構の資料によると、2030年には開通から30年を経過した道路の割合は約8割になる。 経年劣化に高速走行や交通量の多さも重なり、走行に支障がある路面異常の発生が増加している。「ポットホール」と呼ばれる、アスファルト舗装の

    【びっくりサイエンス】高速道路の安全守る新たなAI誕生 「弱教師」でコスパ抜群、異常検知
  • 【政界十六夜】いつまで「ドリル」と呼び続けるのか 石井聡

    自民党役員会に臨む小渕優子選対委員長=9月19日、東京・永田町の党部(矢島康弘撮影)先輩である桑原聡記者がご病気だというので一日も早い快癒を祈っていたところ、思いがけず自分も1週間ほど病院にお世話になることとなった。久しぶりの入院であらためて痛感したのは、どれだけ医療技術などが進歩しようとこの分野は看護師のみなさん(特に女性)がいなければ成り立たないことである。患者から愚痴や不満をさんざん言われ、ナースコールはひっきりなしに鳴る。常人ならぶち切れるところを、平然と処理していく。ときには人生相談にも乗る。これほど母性と慈愛を体現する職業は見当たらない。 さて、岸田文雄首相が9月に行った内閣改造・自民党役員人事は総じて評判が悪く、なかでも女性の起用についての批判がついて回った。閣僚5人という数は悪くはないが、顔ぶれを見ると上川陽子外相以外は「そんなものか」という印象しかない。副大臣(26人)

    【政界十六夜】いつまで「ドリル」と呼び続けるのか 石井聡
  • 【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】韓国保守派・尹政権で本格化する「反国家勢力」との戦い

    韓国で尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が文在寅(ムン・ジェイン)前政権時代に広まった反日親北路線の転換を格化している。反日の象徴となったいわゆる徴用工賠償判決を主導した大法院長(最高裁長官)は任期満了で去り、尹大統領は後任に保守派を指名した。対北政策を担う統一省は「交流最優先」の業務を一新。反日報道が多かった韓国テレビ局についても審査機関のトップが保守系に交代し、行方が注目されている。革新から保守へ-。保革の対立は来春の総選挙に向け激突に向かっている。 尹氏が強める左派批判のキーワードは「反国家勢力」だ。 韓国で日統治からの解放を記念する8月15日の「光復節」は、歴史を振り返る代表的な祝日だ。だが、尹氏は今年の「光復節」演説で、日批判ではなく国内情勢について「共産主義に盲従し、扇動で社会を攪乱(かくらん)する反国家勢力が横行している」と指摘。同勢力は「民主主義運動家、人権運動家、革新

    【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】韓国保守派・尹政権で本格化する「反国家勢力」との戦い
  • 【自民党は保守か】古屋圭司・憲法改正実現本部長「排斥せず弱い立場に手」「伝統大切に多様性認める」

    自民党・古屋圭司氏インタビュー=国会内(矢島康弘撮影)私が考える真の保守とは、日の良き歴史や伝統、文化を大切にして、多様性を認め合うというものだ。新しいものがすべて正しいといった考え方には立たない。新しいものは次の日から老朽化が始まる。歴史の変遷に波打たれながら、残ってきたものを守っていくという柱があれば、時代の変化に応じた大胆な改革もいとわない。 息をのむような田園風景は日の伝統で、国家が立脚する原点だといえる。太陽光パネルを山々に平気で敷き詰めようという人に保守はいない。そういう人にとっては新しいものが全てで、昔から培ってきた良きものを守るといった発想が感じられない。 もちろん自分たちの主張を一方的に押し付けるのとは違う。真の保守は自分たちの考え方に合わないからといって、排斥するようなまねはしない。 6月に施行されたLGBTなど性的少数者への理解増進法の制定に関わった。私は、同性婚

    【自民党は保守か】古屋圭司・憲法改正実現本部長「排斥せず弱い立場に手」「伝統大切に多様性認める」
  • イスラエル情報機関「最強」神話揺らぐ ハマス、SNS戦も有利に

    パレスチナ自治区ガザから発射されたロケット弾を迎撃するイスラエルの防空システム=8日(ロイター)パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスによる攻撃で、「中東最強」とされるイスラエル情報機関の威信は大きく揺らいだ。ガザで大規模攻撃が計画されていることを察知できず、国内の情報機関元トップからも厳しい批判が出た。ハマスは交流サイト(SNS)で戦果を喧伝(けんでん)し、情報戦でもイスラエルを脅かしている。 イスラエルが国土を侵攻され、1日で数百人の死者を出したのは過去半世紀で例がない。国民の脳裏には、1973年の第4次中東戦争の苦い経験がよみがえった。67年のエルサレム占領で戦勝気分が広がり、油断したところをアラブ連合軍に奇襲され、2千人以上の死者を出した。今回のハマスの攻撃は、第4次中東戦争の開戦50年に合わせて起きた。 イスラエルは人口930万の小国だが、対アラブ戦争で常勝を誇る。原動力は情報機

    イスラエル情報機関「最強」神話揺らぐ ハマス、SNS戦も有利に
  • 【主張】オンラインカジノ 「グレー」ではなく犯罪だ

    インターネットを通じてスロットやバカラなどの賭博をするオンラインカジノの決済を代行したとして、警視庁など警察当局は常習賭博幇助(ほうじょ)の容疑で、決済代行サービスを運営していた2人を逮捕、5人を書類送検した。客21人も単純賭博容疑で書類送検した。 日では公営ギャンブル以外の賭博は刑法で禁じられている。海外のオンラインカジノでも日からアクセスして賭ければ違法だ。ただ、胴元であるカジノ運営元が、賭博を合法としている国や地域に拠点を置く場合、日の法律は及ばない。 運営元から日警察が客の情報を得るのは困難で、捜査は難しい。昨春、山口県阿武町で誤送金された新型コロナ給付金4630万円をオンラインカジノに使ったとされる男を、賭博で立件できなかったことが、捜査のハードルの高さを物語る。 今回の摘発が画期的なのは、決済代行業者を「賭博させる側」ではなく、「賭博する側」の客の幇助犯と捉えたことだ。

    【主張】オンラインカジノ 「グレー」ではなく犯罪だ
  • 米政権の中東構想に打撃 イラン暗躍で共和「弱腰」批判も イスラエルとハマス衝突

    7日、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍の戦車を破壊するイスラム組織ハマスの戦闘員ら(ゲッティ=共同) 【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米政権は、イスラエルとサウジアラビアの国交正常化を仲介し、それを通じてパレスチナ問題の解決を図る構想を描いていた。イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘により、その実現は遠のいた。来年11月の米大統領選を前に外交的成果を確保するというバイデン大統領の思惑は外れ、ハマスの背後で暗躍するイランへの「弱腰」を野党・共和党が追及するのは必至だ。 米国は今夏、サウジとイスラエルの国交正常化を目指して積極的な中東外交を展開した。将来的なイスラエルとパレスチナの「2国家共存」の実現も視野に入れた野心的取り組みだった。 バイデン氏は9月、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、サウジとの和平の条件として、パレスチナ問題で譲歩するよう促したとされる。同月にはイランに

    米政権の中東構想に打撃 イラン暗躍で共和「弱腰」批判も イスラエルとハマス衝突
  • 中国の対外工作 国際連携で偽情報の浸透防げ

    【読売新聞】 中国が自国に有利な国際環境を作るため、偽情報の拡散など対外世論工作を強化している。自由で開かれた国際秩序の維持に向け、日米欧が連携して対処すべきだ。 中国の習近平政権は、世論工作の対象として台湾を最も重視している。悲願

    中国の対外工作 国際連携で偽情報の浸透防げ
  • 日本の音楽文化 良質な曲を世界的なヒットに

    【読売新聞】 日のポピュラー音楽には、世界を魅了する潜在力がありながら、十分に生かし切れていない。音楽業界と政府は、海外に売り込むための戦略を強化する必要がある。 人口減による国内需要の低迷が懸念される日にとって、アニメや漫画

    日本の音楽文化 良質な曲を世界的なヒットに