【読売新聞】
![[スキャナー]少子化対策の財源、負担増の議論は生煮え…来年度予算案](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a80761194ec570752c3b8019443ce50ab82f97bb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2023%2F12%2F20231222-OYT1I50248-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
2019年10月、ソウルの日本大使館前で、徴用工問題をめぐり安倍政権(当時)を批判する韓国の市民団体のメンバー(名村隆寛撮影)韓国では最近、ビールや自動車など日本製品の販売が絶好調で、日本を訪れる韓国人も飛躍的に増えている。この現象は日韓のメディアでも報じられており、文在寅(ムン・ジェイン)前政権の2019年に起きた日本製品不買運動を思い起こせば、驚くべき現象だ。ただ、「空前」とも言われる韓国での日本ブームは全く新しい出来事なのだろうか。 売り上げ激増、品薄もビール、ウイスキー、日本酒、車。韓国で売れに売れている代表的な日本ブランドだ。韓国紙、中央日報(電子版)が報じた韓国関税庁の輸出入貿易統計によれば、今年8月、韓国には日本産ビール8644トン(前年同月比323・7%増)が輸入され、その額は748万ドル(約10億7000円)で前年同月より393・3%も増えた。一部のブランドは開店前から店
黒田勝弘氏今から100年ほど前、日本に亡命していた韓国の改革派志士、金玉均(キムオッキュン)(1851~94年)が上海で韓国朝廷が送り込んだ刺客によって暗殺された。日本は遺体の日本送還を要求したが清(中国)は韓国に送った。遺体は反逆者として韓国で切断されさらし首になった。この事件は日清戦争(94~95年)の原因の一つになったといわれるが、来年は金玉均の死および日清戦争がともに130年を迎える。 金玉均は福沢諭吉の支援を得ていたことで有名だ。日本の明治維新をモデルに近代化革命を目指しクーデターを企てたが、あてにした日本の支援がなく、逆に清が守旧派の朝廷を支援したため失敗する(84年、甲申政変)。 歴史的に見ると日本の朝鮮半島へのかかわり方は微妙で危うい。現在も南北分断・対立の産物である北朝鮮の存在は火種になっている。かかわり方によっては中国との衝突になりかねない。歴史的経験でいえば日本にとっ
若年者を中心に、せき止めなど市販薬の過剰摂取が広がっている。健康への悪影響は深刻で、体調悪化で緊急搬送されるケースも相次いでいる。 薬の過剰摂取はオーバードーズと呼ばれ、精神的な苦痛や孤独などから逃れたいことが主な理由とされる。事実上、違法薬物の代用にもなっており、見過ごすことはできない。依存症や、肝障害などによる生命の危険さえある。早急に対策を強化すべきだ。 厚生労働省は、乱用の恐れがある市販薬を若年者が多量に購入しないよう、制度を厳格化する方針だ。 薬局などが20歳未満に販売する場合は小容量製品1個に限定する。さらに写真付きの身分証で年齢を確認し、販売記録の保存も義務付ける。こうした見直しを来年の専門家部会で議論し、医薬品医療機器法の改正を目指す。 過剰摂取による被害を防ぐため、制度の見直しは当然だろう。問題は、それを徹底できるかどうかだ。 現行制度でも、乱用の恐れがある薬を若年者に販
自民党派閥の政治資金パーティー券疑惑で、政治資金規正法違反(不記載など)容疑による東京地検特捜部の捜査が本格化している。全国からエース級検事を含めた応援を集め、過去最大級の「100人規模」で捜査を進めている。すでに、安倍派(清和政策研究会)と、二階派(志帥会)の事務所を家宅捜索し、国会議員らへの任意聴取が加速しているが、全容解明はどこまで進むのか。 時間的猶予に限り「過去の政治案件でも、あまり聞いたことがない異様な捜査態勢だ。特捜部は相当気合が入っている」 検察に詳しい永田町関係者は、こう語った。 自民党を揺るがすパー券疑惑は、臨時国会後に急展開した。特捜部は、組織性が指摘されるキックバック(還流)、裏金化の解明へ、事実上更迭された閣僚や党幹部らの任意聴取を本格化している。 こうしたなか、関心を集めているのが捜査態勢だ。
リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋間(約285・6キロ)の2027年開業が、ますます困難となっている。JR東海は先週、開業時期を「27年」から「27年以降」に変更し、国に実施計画の認可申請を行った。同社は、静岡工区(約8・9キロ)のトンネル掘削工事着工に見通しが立たないためだとしているが、静岡県の川勝平太知事はさまざまな理由をつけて、工事を認めようとしていない。川勝氏が、リニア工事に反対姿勢を貫く背景にはどんな事情があるのか。地元静岡でリニア問題を取材し続けているジャーナリスト、小林一哉氏に聞いた。 静岡県の川勝平太知事◇ 地元ジャーナリスト・小林一哉氏が徹底解説「JR東海は今回、開業時期を『27年以降』とした理由として静岡工区の未着工をはっきりと挙げている。これは、川勝氏の反リニアの姿勢を批判したかったという思いが含まれていると思う」 小林氏は、JR東海の変更の意図をこう読み解く。 1
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