タグ

2024年2月27日のブックマーク (11件)

  • <産経抄>靖国神社に参拝してなぜ悪い    

    記者会見する海自トップの酒井良海上幕僚長=20日午後、防衛省今年1月下旬に行われた日教組の教研集会で、日軍の特攻隊員の遺書を題材にした授業が報告されていた。日教組も変わったのかと思い、紙社会部記者が報じた記事を恐る恐る読んだ覚えがある。 ▼改めて紹介すると、長崎県の中学教員は修学旅行の事前学習として特攻隊員の遺書を題材にした。家族や友人への思いなど項目に分け感想を書かせ、歴史的背景を考えさせた。 ▼兵庫県の小学校教員は、当時の検閲について触れ、遺書に音を書けたのかなどの観点で指導した経緯を報告していた。紙記者の取材に、近代史の専門家は「検閲は作戦に支障が出る地名などが対象」とし、「検閲されたから一律に音を書けなかったわけではない」などと指摘していた。

    <産経抄>靖国神社に参拝してなぜ悪い    
  • 下着泥棒の腹に突き刺さった「忍び返し」 防犯器具で負傷、「正当防衛」は成立するか

    住宅の塀や雨どいなどに取り付けられている「忍び返し」と呼ばれる防犯器具を知っているだろうか。よく見れば複数の鋭利な金属が上向きに並んで設置されており、侵入を試みようとする不届き者は思わず躊躇(ちゅうちょ)してしまう。ただメーカー側としてはそれでいい。あくまでも狙いは見た目による犯罪抑止にあるからだ。そんな中で昨年、この忍び返しが思わぬ形で存在感を見せつける事案があった。聞くだけでも痛すぎる、不運な下着泥棒の結末は。 もがいた男、通行人の前で崩れ落ち昨年10月、京都市南区の住宅街で1の119番があった。「男性が血を流して倒れている」。救急隊員や警察官らが駆けつけると、路上で血まみれの男(58)が倒れていた。周辺にはなぜか女性用下着も散乱。事故か事件か、それとも―。周囲は騒然となったが、事態の全容が明らかになるまでさほど時間はかからなかった。 京都府警南署によると男はその直前、60代の女性が

    下着泥棒の腹に突き刺さった「忍び返し」 防犯器具で負傷、「正当防衛」は成立するか
  • 百寿前に村山富市元首相を祝う 明治大卒業生団体が地元大分を訪問「元気で長生きを」

    明大卒業生でつくる「明治大学校友会」の関係者が23日、100歳の誕生日を3月3日に迎える村山富市元首相(99)の大分市の自宅を訪問した。百寿を祝い、村山氏のこれまでの誕生日に発行された新聞100年分の縮刷版などを渡した。村山氏は明大出身で、同大校友会の前名誉会長。 訪問した北野大校友会会長によると、村山氏は縮刷版を受け取ると「素晴らしい、すごい」と言うなどして喜び、い入るように読んでいたという。北野会長は「腰も曲がっていないし、握手も力強く安心した。元気で長生きしてほしい」と話した。 村山氏は1994年、当時の社会党委員長から自民、社会、新党さきがけ3党による連立内閣で首相に就任。戦後を総括する「村山談話」を95年に発表した。

    百寿前に村山富市元首相を祝う 明治大卒業生団体が地元大分を訪問「元気で長生きを」
  • トランプ氏圧勝、バイデン氏の「失政」が追い風 無党派の支持が弱点、ヘイリー氏は浸透

    11月の米大統領選に向けた24日の南部サウスカロライナ州共和党予備選で、トランプ前大統領(77)は、不法移民問題や物価高を巡って有権者が抱くバイデン大統領(81)の「失政」への怒りを追い風に圧勝した。政権返り咲きを目指すトランプ氏の「実行力」を評価する声は支持層では根強い。だが無党派層の支持も得たヘイリー元国連大使(52)との戦いは、選に向けたトランプ氏の弱点もあぶり出している。(コロンビア 渡辺浩生) 州中央部コロンビアの選挙登録事務所で、自営業エリック・アンソニーさん(34)は「米国を元通りに戻すリーダーはトランプだけ」と語った。この日はロシアウクライナ侵略開始から2年。アンソニーさんは「トランプが20年の大統領選を民主党に盗まれずに2期目も続けていればプーチン(露大統領)は侵略しなかった」と断言した。 トランプ氏は24日夜、勝利演説し、バイデン氏を標的に「お前は首だ。国を壊してい

    トランプ氏圧勝、バイデン氏の「失政」が追い風 無党派の支持が弱点、ヘイリー氏は浸透
  • 探査機SLIMが活動再開、氷点下170度の過酷な月の「夜」を耐え電力回復か

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、世界5カ国目の月面着陸をした、日の小型実証機「スリム(SLIM)」との通信を25日に再開したと明らかにした。1月末から休眠状態だった。氷点下170度にもなる月面での「夜」を耐えて、太陽電池パネルに光が当たって発電を再開したとみられる。 JAXAによると、機体が高温になっており、長時間の通信が難しいため、観測用の特殊カメラなどの状況は分かっていない。 スリムは1月20日、月の赤道南側の「神酒の海」にあるクレーター付近に降りた。太陽光発電が機能せずいったん電源を切るトラブルもあったが、1月31日までに予定していた活動を終了。着陸地点が日没を迎えて太陽光発電が使えなくなったため活動を休止した。

    探査機SLIMが活動再開、氷点下170度の過酷な月の「夜」を耐え電力回復か
  • 小澤征爾さんレクイエムに包まれて 世界の論点

    2002年4月、ボストン交響楽団で最後のコンサートを終え、花束を手にする小澤征爾さん(共同)日が生んだ世界的指揮者、小澤征爾さんが6日、88歳で亡くなった。1959年、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、カラヤンやバーンスタインら20世紀を代表する巨匠に師事。73年から29年間、米国の名門ボストン交響楽団の音楽監督を務めた。米メディアは、情熱的タクトでクラシック音楽に新しい聴衆を呼び込んだと振り返った。フランス各紙は格式にこだわる音楽界を変えたと評価した。 ◇ 米国 東洋人への偏見克服

    小澤征爾さんレクイエムに包まれて 世界の論点
  • 仏教への理解、運慶の仏像彫刻の原点に リアリティーを徹底追求 大仏師 運慶

    運慶作の大日如来坐像(国宝)=円成寺相應殿平安時代末期から鎌倉時代初期、貴族社会から武家社会に移行する大変革の時代に卓越した造形力で斬新な仏像を生み出してきた大仏師がいる。「運慶(うんけい)」(?-1223年)。東大寺南大門の「金剛力士像(仁王像)」に代表される、リアリティーを追い求める造仏の新様式を打ちたてたといわれる。平氏による南都焼き打ち(1180年)で焼失した東大寺と興福寺の復興造像に貢献し、また鎌倉幕府の有力御家人からの発注を受け、次々と名品を造像した運慶。興福寺の僧侶でもあった運慶の仏教への深い理解が、仏像彫刻で頂点を極めた背景にあったとみられている。 熱心な信仰者運慶は、鎌倉時代の彫刻界をリードした奈良仏師の康慶の子に生まれた。生年の記録はないが、運慶の長男、湛慶が承安3(1173)年の誕生であることから、運慶の生まれは12世紀中ごろ、1150年前後とみられている。 当時の仏

    仏教への理解、運慶の仏像彫刻の原点に リアリティーを徹底追求 大仏師 運慶
  • 「近頃の若い者」に聞いた次の首相はガースー、野党支持はれいわ 立民、石破氏は下位 政界徒然草

    自民党政治刷新部の初会合後、記者団の取材に応じる菅義偉前首相=11日午後、千代田区永田町の党部(春名中撮影)「近頃の若い者ときたら何を考えているのか‥」。いつの時代でも、年長者や老人はそんな小言を言い続けてきたといわれる。確かに世論調査の結果を見ていると、若者層と高齢層の回答傾向の異なりに驚くことがある。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が2月に実施した世論調査の結果から紹介したい。 Z世代と団塊の世代以下、便宜上の呼称として18~29歳を「若年層」、70歳以上を「高齢層」とする。若年層は、生まれたときからインターネットが普及していた「Z世代」におおむね該当し、高齢層には、いわゆる「団塊の世代」が含まれる。

    「近頃の若い者」に聞いた次の首相はガースー、野党支持はれいわ 立民、石破氏は下位 政界徒然草
  • 刑法犯の増加 社会不安高めるSNSの悪用

    【読売新聞】 コロナ禍が明けて人の流れが戻るとともに、犯罪も増えてきた。SNSを悪用した匿名性の高い事件が目立っている。摘発を一層強化し、治安の悪化をい止めねばならない。 警察庁によると、昨年発生した刑法犯の件数は、前年より17%

    刑法犯の増加 社会不安高めるSNSの悪用
  • <主張>沖縄の陸自訓練場 知事の反対は理解できぬ 社説

    木原稔防衛相は沖縄県の玉城デニー知事(右)に同県うるま市に陸上自衛隊の訓練場を建設する計画を伝えた。玉城氏は計画の白紙撤回を求めた=17日午後、那覇市 (大竹直樹撮影) 木原稔防衛相が沖縄県庁で玉城デニー知事と会談し、同県うるま市に陸上自衛隊の訓練場を建設する計画を伝えた。玉城氏は白紙撤回を求めた。 安全保障政策は政府の専管事項だ。それに基づき沖縄の自衛隊は沖縄を含む日の平和を守るために活動している。 玉城氏は、県民の生命と財産を守るためにも、反対の姿勢を改めてもらいたい。 中国の軍事的脅威が高まっている。だからこそ政府は、沖縄など南西諸島の防衛力整備を急いでいる。陸自の訓練場建設計画はその一環である。 これに対し玉城氏は木原氏に「米軍基地も減らないのになぜ、これだけ自衛隊を急いで配備しなければいけないのか」と述べ、反対の意向を示した。 この発言は理にかなっておらず、当におかしい。 南

    <主張>沖縄の陸自訓練場 知事の反対は理解できぬ 社説
  • <主張>インドネシア 海洋国家の連携を強めよ 社説

    インドネシア大統領選で当選を確実にし、踊るプラボウォ国防相(右)とギブラン氏=14日、ジャカルタ(ロイター=共同) 有権者が2億人以上で世界最大の直接選挙といわれるインドネシア大統領選で、ジョコ大統領から支援を受けたプラボウォ国防相が当選を確実にした。 プラボウォ氏は経済成長を推進したジョコ政権の路線を引き継ぐと表明している。 東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国のうち経済規模と人口が最大のインドネシアで、自由と民主主義が維持されるのは極めて重要だ。 インドネシアは、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の沿岸国でもある。中東からの原油タンカーの大半が通過するマラッカ海峡などシーレーンの要衝を擁するインドネシアの安定は、日の国益にも直結する。「自由な海」を守るために、日は同じ海洋国家として、インドネシアとの連携を強めたい。 日政府はインドネシアやフィリピンなど4カ国の海上保安当局を支援し

    <主張>インドネシア 海洋国家の連携を強めよ 社説