「ガヴァナンス」というのは、注意を要する言葉である。ヤクザ者が占拠している地域だって、ガヴァナンスといえばガヴァナンスである。同様に「多元性」というのも慎重に扱わないと、単なる偽装した地方切捨てだったりする場合もある。 私は以前、「一票の格差」は中央と辺境の格差を是正する上で、必ずしも悪いものではないと書いた(『一票の格差についての別論』)。これは私だけの意見ではない。エドマンド・バークが演説の中で言っていたのだ。当時のイングランド・スコットランドは人口の偏りが大きく、票の格差を本気で是正すると、地域間の格差が深刻になり、それが国家の分裂につながるのだと。利益の違いが大きくなりすぎると運命が違うものになる。運命が違うというのは、個人でいえば「他人」であり、国家でいえば「外国」である。中央と辺境の経済と人口の格差がある以上、票で是正するしかないわけで、これが耐え難いのであれば、中央政府は、そ
「成長余地は、まだまだあると思っている」――SNS「mixi」を運営するミクシィの笠原社長は言う。 mixiのアクティブ率(3日以内にログインしたユーザーの割合)低下が止まらない。2006年11月までは7割を維持し、笠原社長も「アクティブ率の高さが売り」と公言していたが、昨年末に58%まで落ち込んだ。PC向けmixiのページビュー(PV)も07年半ばごろから下落が続き、「mixiモバイル」のPV成長率も鈍化している。 右肩上がりの成長が当たり前だったmixiは、踊り場にさしかっているのだろうか。「会社としても危機意識を持って取り組んでいる」と笠原社長は言う。 「つながりにくく」なっている? 2006年以降にmixiに参加したユーザーのアクティブ率が特に低いという。同社がミクシィに社名変更し、上場するなど急速に注目が高まったころ。ユーザーが急増して知り合いやコミュニティなどが見つけにくくなっ
ここのぶくま見てたら「ニート」って言葉が出てて直近でメモっときたいことがあったので軽く 「働かざる者食うべからず」 - 忘れ去られるべき日々について はてなブックマーク - 「働かざる者食うべからず」 - 忘れ去られるべき日々について 以下、ビッグイシューvol84の雨宮×宮本対談から宮本みち子さんの発言 (p16-17) (※太字は引用者によるもの) (オレ的にまとめると、「NEETという言葉は単に若者の不安定就労をさす言葉だったのに、日本に入ってくる段階でナマケモノ的イメージがつけられてしまった」、という話) ニートという言葉は01年にイギリスでつくられた用語で、コネクションズという若者支援サービスが対象者を、13歳から19歳の「学校にも雇用にも職業訓練にも従事していない若者」と定め、それを「ニート」と呼んだのですが、その際対象としたのは、「不安定で、自活の困難な、社会から排除される可
ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…
忙しくて結構前のことになってしまったが、このブログで「恋空」について書いていたら速水健朗さんに記事を引用していただいた。 速水さんの記事は、考えさせられるものだった。若い女の子の読者が「事実を元にしたものにしか興味を示さないという共通点」を持っているとされることに着目されて、そしてその「リアルさ」は突き詰めれば次のようなものだと書かれている。 大人の目にはかけらもリアルではないケータイ小説が、「リアル」として受け入れられているのは、なんのことはない、文字通り"本当の話"であると謳うか謳わないのかの問題なのだ。しかも、「本当」と謳う際も、実際のリアリティーはどうでもいい。 そして、速水さんは以下のようにも書かれているので、おそらくケータイ小説の読者たちがこのような軽薄な「リアルさ」を求めて作品を読むことに、どちらかと言えば批判的な立場を取っているのだと思う。これから本を出す作家は題名に「ほん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く