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Suzuki Kensukeに関するklovのブックマーク (10)

  • 共感する距離

    秋学期の試験も終わり、成績評価を提出すると大学職員は、一年の最大の山場である入試を前に慌ただしくなってくる。と同時に教員も、休みの間に自分の研究ができればいいのだけど、期末に向けた予算処理や、次年度の講義準備でいっぱいいっぱいというのが現実だ。僕も今年度からは継続的に講義を持つことが可能になったので、これまで以上に試験の答案の分析に力を入れている。といってもテキストマイニングをするとか、そんな高度な話ではないのだけど。 そもそも大学の講義というものは毎年生徒が入れ替わるし、これまでは教える講義も1、2年で変わっていたので、そうした分析は、教員の側にとって「こういう教え方をすると、こう誤解されるおそれがある」とか、「どこの大学に行っても、こういう答案が出てくる傾向にある」とか、そういう勘どころをつかむために行うものになる。たとえば講義で著作権について話をすると、そのテーマを選んできた答案では

  • 「ジリ貧」の美学

    どんな事柄にも、美学というものがある。代表的なのは「滅びの美学」だろう。合理的な判断による生き残りではなく、美意識を貫いて滅びを選ぶという選択は、美が何者にも優越するという点で、それの典型的な例となっている。 しかしながら個人主義化した社会では、その美学は、端的に「死ぬなら勝手に一人で死ね、俺を巻き込むな」という形でしか正当化され得ない。個人が選択する出来事なら、それでもかまわないのかもしれない。では、滅びの対象が、共同体や文化だった場合には? ある時期から、徹夜自慢のようなものを意識的に避けるようになった。自分がどれだけ忙しいか、どれだけ寝ていないかをついつい口にしてしまうのは、誰でもやりがちなことだけれど、仕事をしていくうちに分かるのは、要求された時間内にタスクをクリアすることや体調管理も生産性のうちであり、「がんばればできる」というのは、自分のことを心配してくれる少数の人以外にとって

    klov
    klov 2010/01/09
    良いエントリだ。。。
  • デジタルアーツ、エプソンダイレクトショップ通じフィルタリングソフト「i-フィルター」を販売開始

    デジタルアーツ株式会社(代表取締役社長 道具 登志夫、以下デジタルアーツ)は、エプソンダイレクト株式会社(取締役社長 山田 明、以下エプソンダイレクト)の「エプソンダイレクトショップ http://epsondirect.jp/を通じて、フィルタリングソフト「i-フィルター」を2月21日より販売すると発表した。 エプソンダイレクトショップは、日の直販パソコンをリードする、エプソンのオンラインショップ。BTO(Built To Order)により、ユーザー一人ひとりに最適な1台をお選び頂き、全製品を2日で届けている。今回、エプソンダイレクトショップを通じてパソコンを購入するユーザーに、パソコン体の購入と併せてフィルタリングソフトを紹介することで、「家庭で安心してパソコンを使いたい」あるいは「子どものパソコン利用時には悪質サイトに接触させたくない」、と考えるユーザーの需要に応えることができ

  • 今年の仕事納め、かな? - 荻上式BLOG

    12月の18日と19日に、下記の2冊が発売になります。 チャーリー式100Q/100A 「悩み方」を考える超・人生相談 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/12/18メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 44回この商品を含むブログ (28件) を見る 鈴木謙介さんのインタビューの制作をお手伝いしました(企画、インタビュー、注釈、構成、文字起こしなどなど)。タイトルの通り、100の質問に対して、鈴木謙介さんが次々に回答していく一冊。チャーリーさん、かなりガチモード入ってます。「現代のお悩み一覧」としても、社会学や論理的思考の入門書としても読める一冊に仕上がりました。一家に一冊、必携です(表紙のイラストは、神様のパズル (ハルキ文庫)の表紙も描いているD.Kさんです。すばらしい!)。 ネットコミュニティ白書(2009) 作者

    今年の仕事納め、かな? - 荻上式BLOG
  • 鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』 - The Midnight Seminar

    【追記】このエントリの内容の一部を、とあるメルマガに書きました。【/追記】 サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/10メディア: 新書購入: 11人 クリック: 185回この商品を含むブログ (99件) を見る 新自由主義=既得権批判 鈴木は書で「新自由主義」の由来と問題点について論じている。ただし書には、ハイエクやフリードマン、サッチャーやレーガン、あるいは中曽根や小泉といった名前はほとんど登場しない。それは鈴木が、「新自由主義」をイデオロギーや具体的な政策パッケージというよりも、むしろ潜在的なレベルで現代人の思考に刷り込まれている「価値判断のモード」として取り上げているからだ。個人の能力が自由に発露されることこそが素晴らしいのだという気分のようなものが、暗黙の前提として我々の思考を

    鈴木謙介『サブカル・ニッポンの新自由主義――既得権批判が若者を追い込む』 - The Midnight Seminar
    klov
    klov 2008/10/21
    中島の「方法としてのナショナリズム」的な感じを受けた。
  • 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター:鈴木謙介

    ■近代化・情報化・グローバル化 ――鈴木さんは非常に幅広い分野の研究をされており、取組まれている研究の全体像は簡単にはやや捉え難いところがありますね。鈴木さんの研究テーマについて全体的に俯瞰すると、どのように言うことができますか 私の研究には三つの柱があります。 一つ目が「近代化」という柱です。近代化とは社会を動かす原理が近代的なものになるということですが、近代化というと、日では明治維新によっていきなり近代になったという「点」のようなイメージを持たれがちです。一方で、英語で近代化を指すmodernizationという言葉には「現代化」という訳し方もあり、過去から脈々と続いてきた「線」的な流れのことを指します。 この近代化という概念は、現代の日社会の分析において有効な道具である上に、西洋由来の概念であることから、西洋と日社会の関係について考える上でも極めて重要です。私は、この近代化

  • 思想地図シンポジウムレポート - the deconstruKction of right

    当だったら昨日即アップする予定でしたが、筑波批評社のみなさんと合流し、ゼロアカ参加者と混ざって朝まで飲んでしまったので朝帰りだったのと、量が膨大なので、寝てしまいました。今もノートを見ていて呆然としています。どうせ思想地図の2号に載るからいーだろとかとも思うのですが、はてな民や東浩紀スレッド住人が喜ぶだろうということを考えると、こんな無駄な作業をしてしまいます。偉大なり、ブックマーク欲しさの欲望(笑)正直言って、むちゃくちゃ面白いシンポジウムでして、僕が行った中でひょっとすると一番面白かったかもしれない。ノート10枚分ぐらいあるメモをほぼそのまま書いてしまいます。実際の発言と違う場合もありますのでご注意ください。 思想地図シンポジウム「公共性とエリート主義」姜尚中、宮台真司、鈴木謙介、北田暁大、東浩紀 打ち合わせで超盛り上がってるらしい。 北田(敬称略。すいません)の基調報告 (最低限の

  • シネマぴあ ブラックサイト:特集|緊急討論!“殺人生中継サイト”は現実に起きるのか?

    #02 緊急討論!“殺人生中継サイト”は現実に起きるのか? インターネットの危険性に迫る! インターネットをテーマに、今だからこそ起こりうる恐怖を描いた映画「ブラックサイト」。描かれているのは、映画の中だけで起こるフィクションの恐怖ではなく、今後のネット社会に警鐘を鳴らす、ノンフィクションになり得る恐怖。それは、明日、ひょっとした数時間後、あなたに起こるかも知れない…。今回、シネマぴあでは、社会学者で『暴走するインターネット―ネット社会に何が起きているか』の著者でもある鈴木謙介氏に進行役をお願いし、仕事で、プライベートでインターネットを使用している4名に“ブラックサイトとインターネットについて”座談会を開催。クリックしたら人が死に近づく…あなたはそんなサイトがあったらどうしますか?「ブラックサイト」の恐怖は現実となるのでしょうか!? 鈴木謙介氏:社会学者/国際大学グローバル・コミュニケーシ

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…

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  • Web Across 鈴木謙介/Suzuki Kensuke インタビュー

    ■ナナロク世代はいつも挟間の時期にいました 出身は、福岡市内です。18歳で東京に出るまで市内から出たことがないので、ほんとに博多っ子ですね。 福岡は、80年代まではミュージシャンが多い街と言われていましたけど、90年代以降は、モデルさんとか女優さんが多いんですよ。田中麗奈ちゃんとか、蒼井優ちゃんとか。ミュージシャンは椎名林檎くらい。ファッション的には、90年代の後半から世の中のコギャルブームに反して、大変な不思議ちゃんブームでした。ルーズソックスを売っている店がほとんどなかったんですよ。 『CUTiE(キューティ)』などのイメージで、手作りで服を作るとか、そういう女の子がすごく多かった。地方対中央の図式が崩れ、女性誌で、いわゆる「ファッション五大都市対決」みたいなのが出てくる流れのはしりだったと思います。 その80年代と90年代後半に挟まれた時代が、僕の思春期なんです。東京よりもちょっとフ

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