米ニューヨーク(New York)で、わが子を赤ちゃんレースに参加させる母親たち(2009年7月24日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT 【5月17日 AFP】米国で生まれた新生児のうち、白人系はもはや多数派ではないことが、米国勢調査局(US Census Bureau)が17日に発表した統計結果で明らかになった。 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報じた統計結果によると、2011年7月までの1年間に生まれた米国の新生児は、ヒスパニック、アフリカ系、アジア系、混血系など非白人系が50.4%を占め、米国史上初めて白人系が過半数を割った。 ヨーロッパからの白人移民によって建国され、初期には労働力として多数のアフリカ系の人々が奴隷として連れてこられた米国の現在の人口比の変化は、ある程度は予測されたことだった。近年は中南米からのヒスパニック系移民が増加しており、新