300万円の鉄道ジオラマをひとり占めできる部屋が、東京のJR秋葉原駅から徒歩1分の「秋葉原ワシントンホテル」にある。興奮でなかなか寝付けないという宿泊者がいるほど、鉄道ファンにとって“熱い”部屋だ。 夜更かしして寝坊してしまいそうだが、心配はいらない。声優の卵が声を吹き込んだモーニングコールも提供しており、はきはきした女性の声で「二度寝なんかしちゃだめですよ!」と起こしてくれる。 鉄道部屋はシングルルームで、宿泊代は平日2万3000円、土曜・休前日2万5000円。今年6月に提供を始め、稼働率は5割だ。同等の部屋より割高だが、ホリデーシーズンの8月に入ってからは、8割の日が予約で埋まっているという。 人気の秘密は何だろうか? 記者が実際に体験してみた。 部屋の5分の1が鉄道ジオラマ
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