この新しいデジタル読書体験は、日本のユーザーの心を掴むだろうか? 東洋経済新報社は2月15日、「東洋経済Mailing Book(メーリングブック)」というメディアを新設した。これは名前が示すとおり、メールを主体とする、新しい体験を提供するメディアだ。第1弾となるコンテンツは「」。全6章構成で、1章ごとに3日おきにメールで配信される。値段は全6回配信+特別付録(中国の重要な政策文書「中国製造2025」をダイジェストしたPDF)で、980円(税込み)だ。 この「東洋経済Mailing Book」のメディアスタイルは、いまアメリカで注目を集める「ニュースレター」に近い。たとえば、パブリッシャーで世界最大のサブスクリプションサービスを築き上げたニューヨーク・タイムズ(The New York Times)においても、「ニュースレター」は「売上をもたらしている主力プロダクト」であり「非常に重要」だ