週末に、アトランタで開かれたアジア研究学会に行ってきた。といっても授業などの関係で、金曜日に出て日曜に帰ってきた。金曜、日曜は実質上移動で終わってしまった(モンタナからはどこに行くにも大変なのだ)ので、しっかり学会で過ごしたのは土曜一日だけだった。 そんな中、私がアトランタに到着する前に開かれたパネル(日本の若者に関するパネルだったようだ)において、なんと「ジェンダーフリー」がそれなりに著名なアメリカ人日本研究者によって、保守派が意味するところの意味をもつ「日本語」として紹介されていたと聞いた。それを聴衆として聞いていたほかの日本在住アメリカ人研究者が発言して訂正したというのだが、それにしても笑えるというかなんと言うか、、アメリカ人学者の書いた論文を日本人学者が誤解したことから始まった「ジェンダーフリー」という言葉が、巡り巡って今度はアメリカ人学者に誤解されるとは!すごい展開である。