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ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (3)

  • 7/21 苦情申し立てした人間を精神病理者扱いする公教育 - きょうも歩く

    モンスターペアレンツという言葉が、教育界で大流行している。手に負えない苦情を言う保護者のことをいう。 こういうことが問題視される風潮に乗じて、教育に対する苦情申し立てそのものを否定する動きが進んでいることに危険性を感じている。 社会一般では全くもって認められないことが、学校では当たり前のこととしてやらされていることがある。たとえば、学校の清掃、徒歩通学などである。 学校の清掃は、労働に当たる可能性のあるものである。引用した新聞の事例のように「清掃なんかさせるな」という職業蔑視するような言い方は論外だと思うが、半ば強制労働みたいなことを公教育が子どもに押しつけていることに対する合理的な説明が当は必要ではないか(やってくればごみを散らかし放置していくアメリカ人を見ると清掃を教えるということの意味は大きいとも思うが、もっというとそんなことは家庭や地域で教えるべきことだろう)。 同様に、徒歩通学

    7/21 苦情申し立てした人間を精神病理者扱いする公教育 - きょうも歩く
  • 6/19 議事に懲罰委員会を使うのは民主主義の自滅行為 - きょうも歩く

    懲罰委員会を政治的対立に利用するようになると、議会制民主主義は死に向かって歩き始めているのではないかと思う。 年金時効特例法案の強行採決をめぐって、衆議院厚生労働委員会の桜田委員長を後ろから羽交い締めにしたとして民主党の内山晃代議士が除名の次に重い登院停止30日。懲罰委員会の委員長の民主党の横光克彦代議士が、この懲罰動議に後ろ向きだったために、与党は不信任決議まで出し、解任してしまおうとしている。 国民にとって大事な年金の話でありながら、政治家から見れば単なる政治ショーの価値しか道具でしかない法案を、審議をして議論も尽くさず強行採決することは、今の政権が議会に対する重みをどう考えているのかよくわかる。 たとえ物理的抵抗を試みた野党議員とはいえ、議事の一環でおきたことについて懲罰委員会で制裁を科していくというのは、多数党に反発する議員をいくらでも制裁できる、という先例を作ってしまったと言って

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  • 5/15 育児放棄の助長という前に - きょうも歩く

    赤ちゃんポストに3歳の子が入っていたというニュースについて。 このポストを黙認したはずの厚生労働省をはじめ、世間は、育児放棄という言われ方をするが、それでいいのだろうか。 あるいは、このポスト不要論が強まると思うが、それでいいのだろうか。 第1に不審なのは、このニュース、いったい誰が流しているのか、ということだ。これについて新聞やテレビは全く明らかにしていないが、知りうるのは、第1発見をする病院関係者か、通報を受ける警察か児童相談所である。児童相談所はこうした情報の漏洩に非常に神経質な役所であるし、マスコミとの交際もほとんどない。病院も深刻な内部対立でもなければ情報を漏らすことは自殺行為であり、考えにくい。県警察が保護責任者遺棄罪の立件を検討しているというからあやしい。 余談だが、この問題についてインタビューを受けた安倍晋三は適切だった。「私は正確な情報を入手できる立場にないので、何も

    5/15 育児放棄の助長という前に - きょうも歩く
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