ソニーが3月16日に発表した“BRAVIA”の2011年春モデルは、「Qriocity」や「Facebook」などネット機能の充実した“インターネットテレビ”だ。しかしそれだけにとどまらず、新しい画像処理エンジン「X-Reality PRO」に代表される高画質技術の進化やそれに伴う3D強化など、かなり見どころの多い製品に仕上げている。写真を中心に解説していこう。 既報の通り、「HX900」後継のフラグシップモデル「HX920」シリーズをはじめ、今回は上位モデル4シリーズ8モデルがラインアップされた。いずれも40V型以上の大画面モデルで、ネットワーク関連機能は全モデル共通。一方で液晶パネルや画像処理エンジンなど、主に画質面で差別化を図っている。ディスプレイ前面を1枚の大きなガラスで覆い、一枚板のように見せる特徴的な「モノリシックデザイン」は、「HX720」を除く3シリーズ6モデルで採用した。