超上流の知識体系「BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)」が、注目を集めている。雑誌やWebでも、BABOKに関する記事は増えているし、取材先でも、「BABOK」という言葉を、当たり前のように耳にするようになった。 BABOKを開発・出版しているのは、カナダのIIBAという団体だ。昨年12月7日には、IIBAの日本支部が、BABOKの日本語版である「ビジネスアナリシス知識体系ガイド(BABOKガイド)Version 2.0」」を発行している。 実は、筆者は、2008年12月23日にIIBA日本支部が正式に発足する前に、支部を設立するための準備室にメンバーとして参加していた。この当時は、BABOKという言葉も、BABOKが対象としているBA(ビジネスアナリシス)という言葉も、世間にはほとんど知られていなかった。“プチブーム”のような今の状況は、当