今年のIT業界で話題になったキーワードの1つが「電子書籍」だろう。北米でのAmazon「Kindle」の大ヒットを皮切りに電子書籍がにわかに脚光を浴び、日本でも多くのキャリア/メーカーが電子書籍市場への参入を表明している。 そのような中で、日本における電子書籍ビジネスのキープレーヤーとも言えるのがシャープである。同社は総合家電メーカーとして携帯電話/スマートフォンに注力しているだけでなく、古くから日本の電子書籍フォーマットのひとつである「XMDF(ever-eXtending Mobile Document Format)」を推進してきた。そうした実績と背景から、今年12月、電子書籍を軸とするクラウドメディアサービス「GALAPAGOS」と、同サービスに対応したメディアタブレット「GALAPAGOS」を投入。日本の書籍文化と新たなITビジネスの融合を図ろうとしている。 シャープはGALAP
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