「問題」といってもこれは解決しようがなく、そうなることも含めて偉大なのかなあ…と個人的には思うのですが。シェークスピアから「七人の侍」、手塚治虫に江口寿史、大友克洋までの「大作家あるある」。ジャンルは一応「漫画」にしておくけど、もちろん他の分野でもそうですよね。
「問題」といってもこれは解決しようがなく、そうなることも含めて偉大なのかなあ…と個人的には思うのですが。シェークスピアから「七人の侍」、手塚治虫に江口寿史、大友克洋までの「大作家あるある」。ジャンルは一応「漫画」にしておくけど、もちろん他の分野でもそうですよね。
日本の慰安婦漫画を展示拒否 岸田外相「残念だ」 フランス南西部アングレームで開かれている「アングレーム国際漫画祭」の主催者が、旧日本軍による従軍慰安婦の強制連行はなかったとする日本側作者による漫画作品の展示を拒否していたことが分かった。日本外務省が31日、明らかにした。岸田文雄外相は午前の記者会見で不快感を表明。菅義偉官房長官は韓国政府が漫画祭で企画展を主導し、慰安婦問題に関する独自の主張を宣伝しているとして批判した。 日本漫画の展示拒否について、岸田氏は「友好親善、国際的理解を深める趣旨に沿わない動きがあることについて残念に思う」と強調。菅氏は韓国の企画展をめぐり「フェスティバルの趣旨にそぐわない状況が発生しており、極めて残念だ」と指摘した。対抗措置として、慰安婦問題に関する日本政府の取り組みや立場を説明する文書を現地で配布し始めたことを明らかにした。 日本外務省筋によると、展示拒否され
荻上チキ @torakare 教育委員会に、特定の「市民」から、「はだしのゲンの撤去」を求める申し入れが繰り返されていた。その模様は、ブログやニコ動などで公開されていて、以前から一部で話題になっていた。今回の議論の発端がこの市民である点は、電話取材で確認。(続) 2013-08-17 01:08:54
第17回手塚治虫文化賞の受賞作が発表された。マンガ大賞に選ばれたのは、原泰久「キングダム」。また清新な才能や斬新な表現に贈られる新生賞には山本美希「Sunny Sunny Ann!」、短編賞には業田良家「機械仕掛けの愛」が輝いた。 「キングダム」は春秋戦国時代の中国を舞台に、大将軍を目指す少年・信と、後の始皇帝となる秦王・政の活躍を描いた大河ロマン。週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中だ。 「爆弾にリボン」で知られる山本の「Sunny Sunny Ann!」は、マイカーでひとり旅を続ける女性・アンのロードコミック。自由気ままな旅の途中に出会う、ワケありな人々とのドラマが展開される。 「機械仕掛けの愛」は心を持ったロボットたちを描くオムニバス。持ち主に飽きられてしまった女の子型ペットロボット、人間の遺言で自由を手に入れた介護ロボらの愛情と葛藤を描いていく。ビッグコミック(小学館)やその増刊
こんな面白い物語を読んだのは何年ぶりだろう。「ヒストリエ(岩明均)」(参照)は、たまたまブックマークコメントで知った歴史物のマンガだった。 扱っている時代は、私が関心を持っているアレキサンダー(アレキサンドロス)大王とおそらくその死後である。主人公は大王の書記官となるエウメネス。面白いところに目を付けたなと思い、とりあえず一巻目(参照)を買って読んでみた。この時点ではそれほどの期待はしていなかった。 冒頭いきなりスプラッタなシーンで始まる上、背景となる物語は一巻の終わりで回想シーンに接続するため、スターウォーズエピソード4から1に戻るような印象もあった。巻頭から登場する主人公エウメネスと他の登場人物の関連も多少つかみにくい。エウメネスのキャラクターもシニカルで冷たく、描画上もいわゆる主人公らしさは薄い。私など、カルディア包囲の指揮官に「あれがマケドニア王だったんじゃないかのかなァ」というエ
銅大 @bakagane そういえば、みなもと太郎先生の『風雲児たち』ですと、龍馬が出てくる場面だけは、どうもモニョモニョ~としてしまいます。他のキャラが、どいつもこいつも逞しくしっかり生きてる感があるのに、龍馬だけは、なんか、書き割りっぽい感が。 2012-08-21 14:26:19 銅大 @bakagane 一方で『風雲児たち』での吉田松陰先生の描き方は見事でありました。いろんな意味で迷惑きわまりないが、同時にすごくカリスマもある。私はどうしても視点が「吉田松陰に導かれた若者」ではなく、「吉田松陰に引っかき回された中間管理職」寄りなので彼には厳しいのですが、それでも魅力的なキャラです 2012-08-21 14:33:42 地雷魚 @Jiraygyo あと『風雲児たち』はチャカポンさんも含めて幕府重臣たちがお見事。チャカポンさんも通り一遍の悪役でもなく、あといってマンセーされるわけで
1つの作品を小説や漫画、アニメなどで同時多発的に展開し、相乗効果でそれぞれの注目度を高めるメディアミックス。今、当然のように行われるようになっているメディアミックスだが、パイオニアとして手がけたライトノベル作家のあかほりさとる氏が、『天空戦記シュラト』『セイバーマリオネット』などで多メディア展開に挑んだ経験を語った。 複数の媒体を連動させて効果を引き出す広告手法である「メディアミックス」。エンタテインメント業界においては、1つの作品を小説や漫画、アニメなどで同時多発的に展開し、相乗効果でそれぞれの注目度を高めることを意味している。 今でこそ当然のように行われるようになっているメディアミックスだが、かつてはそれほど積極的に行われていなかった。このメディアミックスをエンタテインメント業界でパイオニアとして手がけたのが、ライトノベル作家のあかほりさとる氏である。あかほり氏は『天空戦記シュラト』や
やはり一度はしっかり取り上げておきたい。大人気コミック「シグルイ」について。今日はコミック評。 オチから先にいえば、コミックという枠組みを超えた現代日本の娯楽表現の中でもっとも重要な作品の一つだと思う。少なくともコミック史に名を残すモンスターじみた傑作だ。 注目すべきはやはり強烈極まる残虐性だろう。身体が断ち割られ、内臓が露出し、鈍器によって頭がひしゃげ、目玉が潰れる描写が目白押しなわけで、紙から血の臭いが漂ってくるような凶々しさに溢れている。 しかし残虐性も重要なファクターではあるが、この作品のすごいところは、その残虐性を生み出す封建社会と武士道の本質をきっちり理解しているところだ。偉そうな物言いだけど。そもそも民主主義の価値観が浸透した最近の日本では、なかなかリアルな封建社会の価値観を描いた作品に出会えない。「あずみ」や「バガボンド」や「バジリスク」ももちろん傑作だが、やはりヒューマニ
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