なっていない全柔連の対応と、納得できるAKBの対応 柔道の女子日本代表の監督だった園田隆二氏が、全日本柔道連盟(全柔連)に進退伺いを提出し、受理された。つまり代表監督を辞任した。昨年9月、複数の女子選手から、指導に当たって暴力を振るうことがあったとの告発を受けてのものだった。 一方、AKB48の初期からのメンバーである峯岸みなみさんは、『週刊文春』(2月7日号)で、ダンサーでGENERATIONSのメンバーである白濱亜嵐さんの自宅に「お泊まり」したことの一部始終を報じられた。彼女はそれを受け、AKB48の「恋愛禁止」ルールを破ったことを反省するとして、長かった髪を切って坊主頭になり、動画サイトYouTubeでお詫びを述べる映像を流した。 ほぼ同時期ではあるものの、直接的には関係のない二つのイベントだが、これをビジネスの(主に組織論の)観点から見ると、対照的である。全柔連の対応が「ビジネスと
![女子柔道暴力問題とAKBスキャンダルを「ビジネスの常識」で考える(山崎 元) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372489352b9b4007716378b7b6e9d2b937a5088a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv3%2Fmeta%2Ffb_ogp-image.png)