今月の【月イチ邦画】は、『悪人』コンビ、吉田修一原作&李相日監督の最新作『怒り』をご紹介します。まあ私ごときが言うまでもないんですけど、原作の面白さ、脚本にまとめた手腕、豪華俳優陣の共演、その素晴らしい演技などなど、どれをとっても圧倒的な作品!ということで、まずはこちらから! ということで物語。 現場の壁に「怒」の血文字を残した夫婦惨殺事件から1年。「逃亡を続ける犯人は、どうやら整形をしたらしい」というニュースを背景に、東京、千葉の漁港、沖縄の離島にそれぞれ現れた【正体不明の男】を中心とした3つの物語が、並行して描かれてゆきます。 新宿のハッテンバでは、行く当てのない【ゲイの直人】(綾野剛)と、エリートビジネスマンの優馬(妻夫木聡)が出会い、直人はそのまま優馬の家に転がり込みます。 千葉の漁港には【寡黙な田代】(松山ケンイチ)が仕事を探してふらりと現れ、やがて彼を雇った洋平(渡辺謙)の娘・
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