『人間の証明』がテレビで再ドラマ化されたらしいです。私が最初に『人間の証明』を見たのは小学生の頃、夕方のテレビの再放送でやってた林隆三主演の『人間の証明』。あんまり記憶に残っていないのですが、岸辺四郎(今回のテレビドラマでは車いすの男性)が妙に生活臭い演技をしていたのだけ覚えています。後は松田勇作主演で映画化された『人間の証明』。私はテレビドラマの方が好きでしたが、ジョー山中が歌った主題歌はとても印象的でした。今回のキャストは主人公の刑事が竹野内豊で、例の女性が松坂慶子。 それからもう少し大きくなって森村誠一が書いた『人間の証明』の原作を読みました。これもあんまり記憶に残っていないのですが、作品中でも大きな役割を果たす、西条八十(さいじょうやそ)の「帽子」という詩が大変気に入って西条八十の詩集まで買ったことを覚えています。私が読んだ森村誠一の原作の後ろ書きに、作者とこの詩の出会いのことが書
教育の荒廃が叫ばれている。 学校、保護者、子ども自身、そしてそれらを取り巻く環境――官僚、政治家、教育委員会、地域社会が制度疲労に陥っている。教育亡国論が喧しくとも思考停止と非難合戦、手をこまねいているばかり。教育現場は完全に活力を失っており、責任転嫁の応酬に明け暮れている。 ■ 教育改革の担当者は誰か? 象徴的な例を、いくつか挙げよう。ひとつめは、NHK世論調査(※1)だ。「教育改革の担当者は誰か?」という問いかけに対し、こんな結果が得られた。 注目すべきは、教育のまさに現場にいるはずの「教師」と答えたのが、たった8%ということ。あまつさえ、「父母」と答えたのがわずか2%は情けない。いわゆる「お上」任せである。「教育」は政争の具に貶められ、人質化している。そして、いまどきの教師、両親は、当事者意識を完全に欠如しており、犠牲になるのは子どもたちだ。 ■ 4本脚のニワトリ、絵の具でできる「き
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く