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ブックマーク / traindusoir.hatenablog.jp (21)

  • 日本版ニュー・エコノミー論と格差問題(2) - 備忘録

    (過去のエントリー) 日版ニュー・エコノミー論と格差問題(1) 承前。 クズネッツの逆U字仮説と近年の変化 ここで少し話を戻し、ニュー・エコノミーと格差の関係が論じられるようになった背景についてみていきたい。*1経済成長と格差については、クズネッツの逆U字説が知られている。経済発展の過程で、主要産業が農業から工業へと進むにつれ、所得格差が相対的に大きい工業部門のウェイトが高まることから、所得格差は拡大する。しかし、その後、低所得層の政治力が拡大し法律や制度の整備が進むことで、所得格差は縮小する。こうした事象は、米国や英国のデータから確認することができる。 ところが、米国では、それまで、経済成長につれて縮小しつつあった所得格差が、1980年代より、逆に経済成長につれて拡大するようになった。特に、トップ0.1%の所得シェアが大きく高まっており、その主たる要因としては、税制改革により、所得再分

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