日本経済新聞社とテレビ東京が13、14日に実施した調査では、麻生内閣の支持率は25パーセントと、前回から5ポイント低下した。支持もしくは好意を持つ政党も自民党が31%と、民主党の37%に比べて6ポイント低かった。 衆院の任期満了まで3カ月を切った。総選挙は早ければ7月中とも見られる。ただし、現在の状況で総選挙に突入すれば、民主党への政権交代が起きる可能性が極めて高い。自民党にとって起死回生の策はあるのだろうか。 全国区の大阪府知事 「今、とても気になる政治家がいるのです」 次期衆院選で3度目の当選を目指す民主党代議士・Aが、そう言って名前を挙げるのが「橋下徹・大阪府知事」である。 「橋下さんの人気はすごい。今、仮に首相公選制が導入されたら、(自民党や民主党の国会議員を押しのけ)当選する可能性もあるのでは」 確かに現在、橋下氏は最も“旬な”政治家だ。 自民党の大阪府連が推薦、公明党が支持した