沖縄県議会、橋下氏に発言謝罪求める決議可決 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が沖縄で「風俗業の活用」を米軍司令官に勧めた発言をめぐり、沖縄県議会は6日の臨時議会で、「暴言ともいえる人権感覚を欠いた発言でまことに許し難い」として橋下氏に県民への謝罪を求める抗議決議を賛成多数で可決した。 基地問題を扱う委員会に所属する自民や共産などの議員らが提案。維新の会と政策協定を結ぶ地域政党そうぞうの3議員は「政治家として発言に行きすぎはあったが、抗議決議には値しない」などとして反対した。 仲村未央県議(社民・護憲ネット)は、維新の会が米普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を訴えていることを指摘し、「橋下氏の持論である基地機能の維持の一環として、風俗業の提供まで県民が求められる筋合いはない」と非難した。 同議会ではまた、5月28日に米軍のF15戦闘機が沖縄本島沖で墜落した事故を受け、原因が究