通常国会は10日に2014年度予算案が衆院で審議入りし、論戦が本格化する。安倍晋三首相や閣僚の答弁が安定していることが強みの一つに挙げられる今の内閣。支えているのは霞が関の官僚だが、答弁の作成過程には改善すべき課題も多い。(山口啓一)「全部で46問ご質問をいただきました」。1月28日の衆院本会議で、首相は代表質問に立った民主党の海江田万里代表に嫌みっぽく切り出した。海江田氏は外交、安全保障や原
与野党の9党首による恒例の党首討論会が3日、都内の日本記者クラブで行われた。党首間での質疑応答は、安倍晋三首相に質問が集中。安倍自民党が最大の「争点」であることをうかがわせた。 質問はアベノミクスや消費税増税など、経済政策が大半。首相は「15年デフレが続いてきた。今が脱却の最初で最後のチャンス。逃したくない」と強調。海江田万里民主党代表にアベノミクスを批判されると、「副作用ばかり強調されるが、ではどうやって経済を成長させるのか」と反撃した。出席者との質疑も、指名は首相に集中。その中で、首相は、靖国神社参拝について問われ「言うこと自体が外交問題に発展する」として、発言を避けた。 一方、首相は自身のフェイスブックで元外務審議官の田中均氏を名指しで批判したことを指摘されると、声を強めて反論。「国の根幹にかかわることで間違いがあれば、間違っていると言う。(田中氏は)2度の訪朝に関して記録がない。外
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
民主党の海江田万里代表は2日夜、現職2人の擁立を決めていた参院選東京選挙区(改選数5)の候補者を鈴木寛氏に一本化すると発表した。公認を取り消された大河原雅子氏は無所属で立候補する意向を表明。民主党の一部は大河原氏を支援する考えで、東京選挙区は事実上の分裂選挙となる。 参院選特集ページはこちら 海江田氏は2日夜、党本部で細野豪志幹事長、輿石東参院議員会長らと対応を協議した。都議選で共産党を下回る第4党に転落した結果を踏まえ、共倒れを避ける必要があると判断。先週末に党独自で実施した情勢調査で優位に立った鈴木氏を擁立し、大河原氏の公認取り消しを決めた。 その後、海江田氏は記者団に「苦渋の選択をした。大変厳しい選挙情勢なので、党のすべての組織を鈴木さんの必勝に向ける」と説明。細野氏が大河原氏に電話で「申し訳ないが、鈴木さんに一本化したい」と伝えたという。 大河原氏は2日夜、都内で記者会見し、「納得
菅首相ら6人を告発 住民団体、原発事故対応めぐり2011年7月14日17時29分 印刷 Check 東京電力福島第一原発の事故をめぐり、「被災地とともに日本の復興を考える会」と名乗る団体が14日、菅直人首相らに対する原子炉等規制法違反と業務上過失傷害容疑での告発状を東京地検に提出した。今回の事故で刑事告発の動きが明らかになったのは初めて。 告発されたのは、菅首相と、枝野幸男官房長官、海江田万里経済産業相、経産省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長、原子力安全委員会の班目春樹委員長、東京電力の清水正孝前社長の計6人。 告発状によると、福島第一原発の1号機について、菅首相ら6人が、原子炉格納容器の内部圧力を下げるベント(排気)の必要性を認識していたのに、それを遅らせたのは原子炉等規制法(危険時の措置)違反の疑いがあるとしている。また、菅首相、枝野官房長官、海江田経産相の3人については、適切な避難対
工業用内視鏡で撮影された2号機の格納容器内の様子。核燃料の位置や状態は今も分からない[東京電力提供](c)時事 このまま日本で原発を再稼働させたら、今後10年以内に、東京電力福島第一原子力発電所と同じような事故がまた起こる――。 原子力推進政策の総元締めともいえる政府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の小委員会が、日本の原発が過酷事故を起こす「事故発生頻度」を試算したところ、抜本的な安全強化策を施さないまま、原発を安易に再稼働させると、最悪の場合、日本にある原発のどれかが、10年以内に放射性物質を大量に飛散させる過酷事故を起こすという、衝撃的な結果が出た。 福島第一の事故を踏まえて、過酷事故のリスクコストを試算し、原発の発電原価に反映するのが目的だったが、その計算過程で、とんでもない副産物が飛び出してきたことになる。これが現在の日本の原発が抱える事故リスクの科学的評価だとしたら、ストレステス
正直「小沢新党」なんかどうでも良いのだが。 http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20120703 より。 去年の党代表選で、「原発の守護神」海江田万里氏を神輿として担いだ もちろんそれもあるけど、一番ひどいのはこれだな。前にも書いたと思うけど。 http://www.47news.jp/47topics/tsukuru/article/post_39.html 湾岸危機が発生し、石油に依存するエネルギー政策への信頼感が揺らぎ始めた90年代。政府・自民党や電力業界には「原発再評価のチャンス」との期待が膨らみつつあった91年、建設中の核燃料サイクル施設の是非を問う青森県知事選が戦われた。 白紙撤回や凍結を求める候補の当選は絶対に避けねばならない。電力業界や自民党は激しい選挙戦を展開する。反対の立場で出馬した弁護士の金沢茂は「自民党幹事長の小沢一郎が閣僚を続々と応援に
国民が知らぬ間に、この国は乗っ取られていた。「正心誠意」は勝海舟の言葉なり 泥沼のような民主党から財務省が掬い上げた1匹のどじょうは、2年の間に肥え太り、食べごろとなった。大物次官の最後の仕上げは、「増税色」に染まったこのどじょうを国民に踊り食いさせることだ。 国を動かすのは野田じゃない 「野田政権は、財務省に完全に支配されている。真の総理は野田佳彦ではなく、その背後にいる勝栄二郎事務次官である」 いまや永田町と霞が関の共通認識になりつつある、その事実を如実に物語っているのが、9月13日に野田が衆院本会議で行った所信表明演説の一節だ。 「政治に求められるのは、いつの世も『正心誠意』の4文字があるのみです」 野田が演説で繰り返した「正心誠意」という言葉は、もともとの原稿では通常の「誠心誠意」だったという。ところが野田は、「これは『正心』のほうがいい」と言って、自ら原稿に手を入れて修正した。
海江田万里経産相が7月4日佐賀県に出向いて「原発は安全です」と宣言して、定期点検で停止中の玄海原発2、3号機の運転再開を迫ったこと自体、大臣が官僚の操人形に堕していることを象徴する恥ずべき光景だが、それを待ってましたとばかり受け入れて運転再開に同意した玄海町の岸本英雄町長のためらいのなさもまた常軌を逸している。 ●町長が原発土建のボス それもそのはずで、同町長は同原発関連の工事を多数受注してきた地元土建業者「岸本組」の元専務・営業本部長で、今も実弟が社長を務める同社の第2位の大株主。このことは共産党の機関紙『赤旗』が報じ、その後『西日本新聞』がフォローし、さらに一部全国紙もベタ記事程度で報じたが、余り知れ渡っているようではないので、7月10日付『赤旗日曜版』の「玄海町再稼働"容認"の裏側/町長と原発の"利益共同体"」及び同日付『西日本新聞』の「玄海町長実弟企業に原発マネー17億円」の記事か
鹿児島県警の「何」に県民は失望しているのか…「発覚後の不適切な態度への不信だ」と指摘する県議に、本部長は「警察官が法を破ったことだ」…かみ合わぬ議論、説明は抽象論に終始した
government of the people, by the people, for the people 今回の経産省首脳更迭人事については、菅首相と海江田経産相の対立など、様々な見方ができようが、松永和夫事務次官の悪知恵という観点から筋を追っていくのも一興だろう。 とりあえず物語のスタート時点を、5月20日としたい。この日、安倍晋三氏がメールマガジンでデマ情報を流し、記者を集めて説明した内容をおさらいしておこう。 福島第一原発で3月12日19時04分に海水注入を開始し、官邸に報告したところ、菅総理が「俺は聞いていない!」と激怒したため、一時、海水注入を中断する羽目になった-というのがおおよその内容だ。 これについてはのちに、福島第一原発の吉田所長が海水注入を続けていたこと、すなわち中断していなかったことを明らかにし、ニセ情報と確認されている。 この話をでっち上げたのが松永氏だったと
「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛2011年7月24日0時15分 印刷 Check 海江田万里経済産業相は23日のテレビ東京の番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故後の作業に関連し、「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」と明らかにした。「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」と称賛する美談として述べた。 番組終了後、記者団に対し、線量計なしで作業した日時は確かでないとしたうえで、「勇気のある人たちという話として聞いた。今はそんなことやっていない。決して勧められることではない」と語った。 労働安全衛生法では、原発で働く作業員らの健康管理に関連し、緊急作業時に作業員は被曝(ひばく)線量の測定装置を身につけて線量を計るよう義務づけられている。作業員らが被曝線量の測定装置をつけずに作業を
九州電力の真部利応社長は6日夜、記者会見し、九電玄海原発の運転再開に向けて経済産業省が6月26日に開いた佐賀県民への「説明番組」に対し、関係会社の社員らに運転再開支持の“やらせ”メールを投稿するよう組織していたことを認め、謝罪しました。 やらせメール問題は本紙が2日付1面トップで「九電が“やらせ”メール」「玄海原発再稼働求める投稿 関係会社に依頼」と指摘。そのさい九電は「そのようなことを関係会社に依頼するようなことは一切しておりません」と全面否定していました。 6日の衆院予算委員会では、日本共産党の笠井亮議員がこの問題を追及。笠井氏は、関連会社の要請文書を示して、「説明会の正当性が問われる妨害行為、世論誘導工作ではないか」と批判したのに対し、菅直人首相は「大変けしからんことだ」と答弁。海江田万里経済産業相も「やっているとしたらけしからん話だ。しかるべき措置を取る」と答えました。 この日の会
日本の志賀の原発PR施設では「不思議の国のアリス」のキャラクターによる展示が原発を宣伝している。 出典:http://www.nytimes.com/2011/06/25/world/asia/25myth.html?scp=1&sq=safety%20myth&st=cse 安全神話は日本に核危機をもたらしている 大西 哲光 記者 日本、志賀発 日本海に面したある原発の近くで、大きな広報施設で行われている一連の展示は、「不思議の国のアリス」の童話をテーマに、このエネルギー源のいいところを強調している。その最初の展示室では、白いウサギは:「アリス、大変だ、大変だ、エネルギーが無くなって行く…」と叫んでいる。 そこへ、ドードー鳥のロボットがアリスと見物客に向かって、原子力という名の「エース」が存在し、それはクリーンで、安全で、しかも、ウランとプルトニウムさえ再処理すれば、再利用も可能であると
タレントのビートたけしさんが、東北関東大震災についてテレビで発言した内容が話題になっている。「菅首相はほうれん草を食べろ」というもので、ネットで「痛快だ」といった声が挙がった。 発言は2011年3月26日に放送された情報番組「情報7days ニュースキャスター」(TBS系)でのもの。 海江田経産相には「自分で水撒け!」 毎回番組冒頭で、たけしさんが一週間の世の中の動向を振り返るコーナーがあり、19日の放送でも「被災地での泥棒は撃ち殺していい」といった過激な発言を連発していた。 26日の放送でも、菅直人首相が厚生相だった1996年、病原菌大腸菌0-157に関連して、安全性をPRするためカイワレ大根を食べたパフォーマンスを引き合いに出し、「菅首相はほうれん草も食べろ」と発言した。福島や茨城、栃木産のほうれん草などから国の暫定規制値を超える放射性物質が検出され、出荷停止措置がとられた。健康には問
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く