はてな匿名ダイアリーにあった、この記事。 ぼくは「政治」に関する知識が全く無い。どうやって勉強すればいいんだろうか。 この人がどういう動機でこんなことを言っているのかわからんのだが、いっせい地方選前後にこのエントリがあることから察すると、選挙で騒がしくなってきてまわりの友人や同僚と選挙や政治の話になったが、あまり実のある話ができなくてコンプレックスを感じた……というあたりだろうか。 何も具体的なテーマに関心を持っている様子がなくて、 今になって、政治について自分の意見のひとつも言えないといかん、とやる気を出した。 と書くあたりのそんな臭いを感じる。 こういう人はどうしたらいいのか。 たぶん「赤旗」、それも日曜版を読むといいんじゃないかと思う。 共感する必要はまったくない。もちろん共感してもいいが、「何言ってんだこいつ」という反感でもまったく構わない。 要は、煽られるといいからだ。自分の中に
過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件をめぐり政府の検証委員会は21日、「人質の救出の可能性を損ねるような誤りはあったとは言えない」とする最終報告書をとりまとめた。 最終報告書では、事件発生後の日本政府の対応について在外公館などの情報収集能力の不足や、危険地域へ入ろうとする日本人への渡航規制が十分ではなかったといった課題を指摘している。また、今年1月に安倍首相がエジプトで行ったスピーチについて有識者からは、「イスラム国」を名指ししたことで刺激した可能性があるとの指摘があったことも盛り込まれた。 その一方で人質解放に向けた政府の一連の対応について、「人質の救出の可能性を損ねるような誤りはあったとは言えない」としている。
「既得権」をめぐる報道 時期を逸してしまったが、大阪都構想に関する話だ。 といっても、都構想の賛否について論じたいわけではない。その賛否に関する報道や文章にはそれなりに目を通しているものの、賛成や反対を明確に論じられるほどの知識があるわけではない。ぼくが生まれ育ったのは大阪市旭区だが、そこを離れてずいぶん経つし、大阪市の現状について詳しいわけでもない。 それよりも気になるのが、都構想にまつわる「語り」だ。その語りを見る限り、維新の会的なものは実質的な「勝利」を収めたのではないかと思う。 維新の会はこれまでしばしば既得権の破壊をその目標として掲げてきた。これは新自由主義的な方針を掲げる政党によく見られる特徴であり、さまざまな規制や制度によって守られてきた既得権を破壊し、競争を促進することで社会は効率化できるという発想がその土台にある。 実際、既得権の破壊を叫び始めたのは維新の会が初めてという
志位和夫の党首討論が話題になっているが、元官僚だった松井孝治(慶応大教授、元民主党議員)のフェイスブックの投稿が面白かった。 https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1630450053835851&id=100006126152789 興味深かったのは党首討論の内容もさることながら、質問通告をうけての議員と当局側の駆け引きの緊張感について松井の投稿が触れていることだ。 松井の投稿を読むと、党首討論は普通の質問と違って、かなり粗い質問通告が許されている。「クイズ質問」といわれないように、ポツダム宣言という、戦後認識の根幹にかかわり、しかも非常に短い重要文書への認識を問うという戦略をとった志位のやり方を、うまくやりやがったなあと評価しているのである。 このあたりは志位氏のうまいところで、戦後レジームからの脱却を唱える総理が、ポツダム
大阪都構想を巡る流れ 2015年1月27日 京都大学大学院教授の藤井聡氏がネット上に「大阪都構想:知っていてほしい7つの事実」を公開 http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/ すると、すぐさま橋下徹大阪市長が攻撃を始めます。 橋下徹 @hashimoto_lo バカな学者の典型です。学長になって初めて大阪都構想の意味が分かるでしょう。 RT @gotchaness: @t_ishin 国土強靭化でお馴染みの藤井聡が大阪市の税収が大阪市外に使われると騒いでいます。大阪市は市外の人達にも支えられてるということが分かってない。 2015-01-27 19:26:53 橋下徹 @hashimoto_lo デマです。今まで大阪市役所がやっていた仕事を大阪都庁がやるだけ。お金は仕事と一体です。お金だけが移ることはありません。国土強靭化を唱える
日本動物園水族館協会(JAZA)が、世界動物園水族館協会(WAZA)に残留するために、いるか漁業の追い込み漁によって捕獲されたイルカの購入をやめる、と決定しました。これを、水産統計と貿易統計から考えます。
【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米国から垂直離着陸輸送機オスプレイを初めて輸入する予定だったイスラエルが、購入を取りやめたことが分かった。同国の大手紙イスラエル・ハヨム10月30日付や米軍事サイトなどが報じた。これで2014年度からの5年間で17機のオスプレイを導入するとしている日本が米国以外では最初の輸入国となる見通しとなった。 報道などによると、イスラエルはパレスチナ自治区ガザへの侵攻の影響で予算が逼迫(ひっぱく)している。購入取りやめは、最新鋭ステルス機F35の追加購入計画を公表した3日後に伝えられており、F35購入を優先したとみられている。 イスラエルは2013年4月にオスプレイ6機を購入すると表明していた。 一方、ロイター通信は10月16日付ワシントン発の記事で、「日本とみられる国」が半年以内にオスプレイの導入を正式に決定するとの米政府関係者の見通しを報じた。 日本政府は17機
仏パリで開かれた音楽イベントで、音楽を聴く人たち(2011年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT 【5月20日 AFP】子どもが聞いている音楽をくだらないと思っている親の意見が正しい可能性が出てきた。最近行われたある研究によると、平均的なヒット曲の歌詞の読解レベルは小学校3年生程度であることが判明した。 チケット販売シートスマート(SeatSmart)が実施した調査の対象は、2005年以降、米ビルボード(Billboard)のシングルチャートのポップ、ロック、R&B・ヒップホップ、カントリー部門に少なくとも3週間ランク入りしていた225曲の歌詞。 分析には、1文の長さ(1文当たりの平均単語数)と単語の長さ(1単語当たりの平均音節数)から文の易しさを数字で表す評価指標フレッシュ・キンケイド(Flesch-Kincaid)などが用いられた。 研究を行った専
2015年5月18日雑感 大阪市を廃止して特別区を設置することの是非をめぐる住民投票について、新聞記事を読みながら、ぬぐえない違和感があるので書いておきたい。 今回の住民投票に対し、ぼくは2回応援に行った。応援しながら次第に驚きが怒りへと変化したのは、維新の会の橋下市長の側は、終始一貫、まともな説明をしなかったということだった。自民、民主、共産は、橋下さんが繰り広げるウソとたたかわざるを得なかった。 「大阪都」構想。大阪都をカギ括弧でくくっていた新聞がいくつかあったが、この書き方には意味がある。大阪府は都にはならない。都になるためには、国会で法律を制定する必要があり、さらにもう一度住民投票を行う必要がある。大阪都が実現不可能なのは、日本に2つの都を作る意味があるのか。作っていいのかという大問題が横たわっているからだ。都構想という言い方は、最初から看板に偽りありだった。 若い人の中には、
2015年05月04日17:41 カテゴリ憲法改憲論 「日本国憲法=押しつけ憲法」論は理論に値するのか?(1):天皇が命じて審議され「改正」が公布された はじめに (1)“日本国憲法は、戦争で勝ったアメリカが戦争で負けた日本に「押し付けた」ものであるから、そのような憲法は無効である”または“自主憲法を制定すべきである”と主張する意見、いわゆる「押しつけ憲法」論があります。 (2)しかし、日本はアメリカなど外国に侵略され、その結果として”日本国憲法の制定”を強制させられたというわけではありません。 むしろ、逆に日本が侵略戦争をしてその戦争で敗北し、「ポツダム宣言」を受諾した結果として”日本国憲法の制定”がなされたのです。 私は、”日本国憲法の制定”の過程につき不満を一切抱いていないないというわけではありませんが、「押しつけ憲法」論は、そもそも理論に値するのか、大いに疑問に思っています。 また
米アップル社の創設者、故スティーブ・ジョブズ氏が日本の「禅(ZEN)」に影響を受け、禅の精神がアップル製品の源泉となった話は有名だ。 欧米や日本における禅ブームが一段落した今、新たな仏教のジャンルに世界の人々の注目が集まりつつある。それは「原始仏教」だ。 原始仏教は今から2500年前、古代インドにおける釈迦の「出家」に始まる。この原始仏教の成り立ち、考えを学ぶことが、ビジネスをする上でも効果的だと唱える研究者がいる。 「世界で最も長く続いた組織が仏教であり、そこから学び取れることはとても多い」――。 原始仏教研究の第一人者である花園大学・佐々木閑教授がそのひとり。佐々木教授は、NHKのEテレで放送している人気番組「100分de名著」で「ブッダ最期のことば」などの解説者としても知られる。同番組のテキストは“ベストセラー”になっており、原始仏教についての関心の高さがうかがえる。 原始仏教と日本
『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日本のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第28回 私たちは「橋下徹」におさらばできたのか 大阪市を廃止し分割する構想が、住民投票によって僅差で否決された。 拙著『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』(岩波ブックレット)やツイッターなどで繰り返し申し上げてきたように、橋下徹という政治家は日本の民主主義にとっては脅威であり、危険な人物である。 そして彼が強硬に押し進めてきた大阪市廃止分割構想は、多くの地方自治や行政学の専門家が指摘するように、リスクばかりでメリットが見出せない、本来ならば議論の俎上に上がろうとする時点で退けられなければならなかった「トンデモ構想」である。 したがって、それが住民投票で否
しばき隊界隈のひとたちは自分たちの活動の成果としたいのか、いまさらながら、また騒いでいるけど、彼らが存在しなければ、もっと早くに在特会チャンネルは閉鎖されていたでしょう。あんなのがいるからややこしくなった。
「大阪都構想」が否決された翌日、かつて橋下徹氏が大阪府知事選への出馬を要請したこともあるタレントの辛坊治郎氏がテレビ番組で以下のように述べたそうです。 やっぱ高齢者の方で、生活保護受けてて、いまの大阪市のゆるい生活保護基準だから生活保護受けられるけれども、きめ細かい行政で行政単位が小さくなって生活保護受けられなくなっちゃあ困るとか。それからやっぱり大阪って長年、橋下徹が出るまで、市バスとか地下鉄、高齢者がタダだったやつを橋下徹が一部カネ払わなきゃいけなくなって、それだけでも腹立ってんのに、今後さらに市のタダのバス……若干払ってますけど、タダのバスとか地下鉄の切符を取り上げられたらたまんねー!っていう人たちが、もう圧倒的に反対派の方向に舵をきったというのが、結果ですね〜 出典:唖然! 橋下の腰巾着・辛坊治郎が「都構想否決は生活保護受給者のせい」と差別デマ拡散! 高齢者と生活保護受給者のせいで
《岡田克也代表(民主)》 後方支援について聞く。自衛隊の活動の範囲は飛躍的に広がった。武器、弾薬の輸送はできる。武装した兵士も運べる。戦闘の現場ではないが、相手からみたら敵と同じだ。自衛隊のリスクは飛躍的に高まるのでは。 《安倍晋三首相》 戦闘が起こった時はただちに部隊の責任者の判断で一時中止、あるいは退避することを明確に定めている。後方支援活動を行うのは戦闘が行われない場所だ。リスクとは関わりがない。 《岡田氏》 存立危機事態について。武力行使の新3要件が満たされれば、日本の自衛隊も出ていって戦う。その場所は相手国の領土、領海、領空に及ぶか。 《首相》 今までと同様、海外派兵は一般に禁止されている。他国の領土に戦闘行動を目的に自衛隊を上陸をさせて武力行使をさせる、領海、領空でそういう活動をする、派兵をするということはない。(中東・ホルムズ海峡での)機雷除去は、いわば「一般に」ということの
中国の人権状況が急速に悪化している。多くの人が、冤罪の言いがかりであると分かっているにもかかわらず、このほど人権派弁護士の浦志強がついに起訴された。その罪名は、民族の仇恨を扇動した罪、という。民族の仇恨とはなんだろう? 4月には改革派ジャーナリスト 高瑜が国家機密漏洩罪で懲役7年の判決を受けた。何が国家機密漏洩だというのだろう。昨年9月には、ウイグル族学者のイリハム・トフティが国家分裂罪で無期懲役判決をうけ、上訴するも、そのまま罪が確定してしまった。誰が国家を分裂させようというのだろうか。 彼らはみな中国の敵ではなく、暗黒に見える中国人権状況の未来をほのかに照らす小さな星のような人物たちだった。決して急進的ではなく、体制内にも、彼らの主張に賛同する官僚や政治家が大勢おり、現体制を覆すのではなく、むしろ支えて、良い方向に転換させていこうとしてきた、体制内の改革派人権派知識人である。こういった
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