【ワシントン=吉野直也】オバマ米大統領は1日、ロシアのプーチン大統領に電話し、ウクライナ情勢について1時間半にわたって協議した。オバマ氏はプーチン氏が決めた軍事介入に関して「深刻な懸念」を伝えるとともに「ウクライナの主権、領土を侵害している」と非難した。ウクライナに展開するロシア軍をウクライナ南部クリミアの基地に撤収させるよう求めた。米ホワイトハウスが同日、発表した。ロシアが軍事介入を続ければ
ウクライナ南部シンフェロポリ(CNN) 反政府派の抗議デモで親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊したウクライナ情勢を巡り、ロシア議会は1日、プーチン大統領が求めた同国への軍事介入を承認した。オバマ米大統領はプーチン大統領に「深い懸念」を表明した。 プーチン大統領は介入の理由として、ウクライナの「異常事態」によりロシア国民やウクライナ南部クリミア半島に駐留するロシア軍要員が危険にさらされていると主張した。 オバマ大統領とプーチン大統領は同日、1時間半にわたる電話会談でウクライナ情勢を協議した。米ホワイトハウスによると、オバマ大統領は「ロシアはウクライナの主権と領土を侵害している」との懸念を示し、侵害が続けばロシアの国際的な立場に悪影響が及ぶと警告した。 ロシア側によれば、プーチン大統領はこれに対して、自国の権益やウクライナのロシア系住民を守る権利を主張した。 オバマ大統領は前日の声明で、ロシアに
2月6 一ノ瀬俊也『日本軍と日本兵』(講談社現代新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 同じ講談社現代新書の『皇軍兵士の日常生活』で、兵士の残した日記や回想録、家族への手紙などから日中戦争から太平洋戦争における兵士の日常生活を描き出した一ノ瀬俊也が、今度は敵である米軍の報告書から日本兵と日本軍の実態に迫った本。 米陸軍情報部が1942年から1946年まで部内に向けて出していた戦訓広報誌『Intelligence Bulletin』(以下IBと略記)に掲載された解説記事を中心に分析し、そこから日本兵と日本軍の姿を浮かび上がらせようとしています。 この雑誌には戦争初期のアメリカ軍に広まっていた「日本人超人伝説」を打ち消す意図もはたらいていたようですし、アメリカ軍の士気を高めることも一つの目的なので、必ずしも日本兵や日本軍に対する客観的評価が書いてあるわけではありません。 それでも、戦争に勝つた
今晩深夜に放送の NNNドキュメント'14 は55分枠で「自衛隊の闇 不正を暴いた現役自衛官」というタイトルです。 所属する組織の不正を知ってしまった男が、正義の遂行のため立ち上がった。いじめによる隊員の自殺で自衛隊の責任が問われている裁判。かつて訴訟担当者だった現役自衛官が「重要文書を隠蔽している」と、自らの組織の<不正>を暴いた。「自衛隊が、不利な事実を隠したまま『不正な勝利』を得てしまう」今の生活を失ってしまうかもしれない恐怖と闘いながらの苦渋の決断だった。自衛隊は「文書は破棄した」と説明してきたが、一転。その後、200点もの大量の文書が開示された。今、裁判の流れは大きく変わろうとしている。「私は、組織に対してではなく、法の正義と国民に忠誠を尽くしたい」 今なお、組織に留まり一人、正義のために闘い続ける自衛官の姿を取材した。 (http://www.ntv.co.jp/documen
今日は前半小難しい話をします。渡部です。 〜以下,小難しい話〜 時事通信によれば,2月11日,安倍総理大臣は,集団的自衛権の行使を可能にするための憲法解釈について,閣議決定により行う方針を固めたようです。 【憲法解釈,閣議決定で変更=集団的自衛権容認へ首相方針(時事通信)】 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140211-00000060-jij-pol その上で,翌日2月12日の衆議院予算委員会で,「(憲法の)解釈変更によって,集団的自衛権の行使が認められるというふうに政府として答弁したことはありますか。」と民主党の人と内閣法制次長さんが喋っていたら,安倍総理大臣がこう話しました。 「今のこの情勢の変化,の中において,もう一度それをよく考えてみる必要がある,と。」 「最高の,私は,責任者は,私です。」(「そのとおり!」と野次。) 「私が責任者であって
「日本と軍事協定を結ぶな」と中国が韓国を脅す。だが、この協定は米国の強い意向を受けたものだ。果たして米中どちらの言うことを聞くべきか――韓国は板挟みだ。 米国主導で“陣構え” 中国が韓国に結ぶなと要求している協定は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA、通称「情報保護協定」)。 日韓両国政府の公式見解は「この協定で第3国への情報の流出に歯止めをかける。それにより両国間の安全保障に関する情報交流を増やす」。両当局ともに「交換するのは主に、3代目が継いで不安定化する北朝鮮の情報」と説明している。 韓国人の反米感情をかきたてることを恐れてだろう、米韓両国政府は「米国主導」を否定する。しかし、韓国各紙は「数年前から米国はこの軍事協定を結ぶよう強く求めていた。最終的には今年6月にワシントンで開いた外務・国防閣僚会合(2プラス2)で米国が韓国に受け入れさせた」(朝鮮日報6月29日付)と報じている。 日
北朝鮮が近く核実験するという噂が流れた。焦る韓国に中国は親切に言った。「私が止めてみようか」。韓国は思わず中国を頼む心境に陥った――。しかし「中国の協力」は毒まんじゅうだ。韓国が安全保障を米国ではなく、中国に頼る第一歩となるからだ。 「1月20日までに北が核実験」 2013年1月12日、中央日報は“特ダネ”を載せた。見出しは「北朝鮮、13-20日に核実験強行の情報」。記事によると「在北京の北朝鮮の役人が中国の関係者に『13-20日に核実験を実施予定』と話したという情報を韓国政府が入手した」。そして「(別の)北京の対北朝鮮消息筋も『新たな核実験は核弾頭の小型化・軽量化のためのものと聞いている』と説明した」と付け加えた。 この報道を受け、朴槿恵・次期大統領は12日「挑発には断固として対応する。北朝鮮は無謀な核実験計画を中断しなければならない」と述べた(中央日報、1月13日付)。 もし、北朝鮮が
北はミサイル発射準備、米は防衛網構築 朝鮮半島の緊張がこれまでになく高まっています。北朝鮮は「先制核攻撃する」と韓国、米国、日本を威嚇。さらには日本海側でグアムまで届くとされるミサイルの発射の準備を進めています。一方、米国は新鋭戦闘機や爆撃機を朝鮮半島に投入。グアムなどで北のミサイル攻撃への防衛網も固めます。北朝鮮の指導者、金正恩第一書記の核恫喝の目的は何なのでしょうか。 鈴置:北朝鮮の挑発・威嚇は過去にない激しいものです。「第2の朝鮮戦争を避けるのは難しい」とまで言い切っています。「核兵器と長距離ミサイルを持った」自信が異例の強気の背景にあるのでしょう。 大胆な威嚇により米国に対しては核保有国として扱うことを求め、韓国や日本には「みかじめ料」、つまりカネを要求するつもり、と思われます。ただ、後者に関しては首を傾げる動きも出てきました。 外貨のパイプ、開城工業団地も閉鎖? 4月3日、南北共
英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が5日、世界の軍事情勢をまとめた2014年版「ミリタリー・バランス」を発表した。ミリタリー・バランスの発表はIISSにとってメインイベントの一つである。 「ミリタリー・バランス」の記者会見(筆者撮影)今年は報道陣向けにIISSスタッフとのネットワーキング(人脈づくり)タイムが設けられていたので、新しいスタッフと名刺交換したり、研究内容をうかがったりすることができた。「発表の記者会見で質問してね」と人懐っこく話しかけてきた国防経済学の研究準会員ギリ・ラジェンドラン氏はシンガポール出身。 記者会見では、中国の軍備増強、東シナ海と南シナ海の緊張に関する質問が圧倒的に多かった。 2008年の世界金融危機以降、欧米の国防支出は横ばい、減少を強いられているが、これに対し、中国の国防費は40%以上も増えた。インドの3倍、日本、韓国、台湾、ベトナムを合わせたより大
今日の肥前は午前中晴れたのですが、昼すぎから小雨が降りました。気温はけっこう暖かかったような。 講演で九州まで来ているのですが、運良く名護屋城址を見学することができました。秀吉が朝鮮出兵した時の城跡なんですが、ここに陣取っていた武将たちがオールスターキャストでした。 さて、ダボス会議での安倍首相の「1914年前発言」が物議を醸しだしてから数日たったわけですが、色々とこの会議で面白い発言をしている中国政府の高官らしき人の内容が出てきましたので、その紹介を。 この記事の中でダボス会議に参加したブロジット記者は、あるクローズドのディナーの席で興味深い光景を目にしたと言っております。 もちろん会議は「チャタムハウス・ルール」が適用されておりますので、その発言者は誰なのかは書けないということですが、その発言内容は書けるということなのでそれを書く、とのことです。 そのディナーの席にゲストとして呼ばれて
昨年12月中旬、中国初の無人月探査機「嫦娥3号」が月面軟着陸に成功した。 月にはウランやチタン、核融合に利用できると期待される「ヘリウム3」などの資源が豊富に埋蔵されている。特にヘリウム3は2万~60万tあり、すべて採取できれば世界で使われる電力の数千年分のエネルギーをまかなえるといわれる。月の資源開発に成功すれば、米国やロシア以上の成果である。ただし、多くの専門家は、この計画はコストがかかり過ぎて採算がとれないと否定的だ。 むしろ習近平指導部が重視しているのは科学技術の軍事転用である。月探査プロジェクトを担当する姜傑・総設計士は、宇宙開発の技術がミサイルの遠隔操作や地球上の定点監視システムに応用できると指摘する。また、中国の軍事専門家、李大光氏は中国紙「環球時報」に、「月探査プロジェクトは中国軍のミサイルシステムの精度向上に大きく貢献する」とコメントしている。 北京の夕刊紙「北京晩報」は
阿多田島は幹部自衛官には懐かしい名前で、練習船実習で江田島出入の際に始終目標にする島なのだが。そこで「おおすみ」と遊漁船が衝突した、船長さんとお客さんが心肺停止という。(午前11時半の段階)毎日新聞「海自艦衝突:4人乗り釣り船と 2人が心肺停止 広島県沖」 まだ、状況は全く分からないので何とも言えない。 だが「おおすみ」側には航海日誌と海図は保全させたほうがよい。事故後に、海自は航海日誌と海図を弄るクセがあるが、これは何の利益も産まない。事故究明に触ることはもちろんである。さらに、隠蔽で不都合を隠せるはずの海自隊員側の防御にも、差し障りがある。このため、どう考えても刑事的には無辜の隊員が長期間の訴訟でつらい目にあっている。 改竄が裏目に出た例も実際にある。刑事訴訟になった例では、艦艇側の航海日誌と海図が改竄されたため、被告側の防御が難しくなった。傍目に、どうみても刑事責任にはならないのだが
2014年1月1日 21時0分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 元特攻隊の90歳の男性に、戦時中の話を聞いている 戦時中でも欧米の文化が流入し、刺激的だったと当時を振り返っている 特攻隊として赴任した先で女性にモテたなど、意外な「リア充」ぶりが明かされた 『風立ちぬ』や『永遠の0』など昨年はなにかと話題になったゼロ戦や員たち。その特攻隊の生き残りとして生きてきた男たちが真実でリアルな人生を語る! *** 早稲田大学の1年生だった江名武彦さん(90歳)は、昭和18(1943)年の12月に学徒出陣。その後、彼は海軍に入隊して特攻隊員になった。ゼロ戦、そしてカミカゼ。現在では神格化されたキーワードだけど、その身近にいた若者たちはちょっとで、ユーモアもあり、今の若者と変わらない男たちだった。 ―昭和16(1941)年の12月8日。開戦の日は何をしていましたか? 江名 高等学校のとき
浦添市前田の旧日本軍陣地壕で、28日までに10体の遺骨が発見された。見つかった10柱中9柱には歯が残されており、DNAを採取できる可能性が高い。名前入りの遺品も発見され、カミソリには「クニヨシ」、三角定規には「荒木」と刻まれており、身元特定に期待がかかる。 遺骨収集ボランティアに取り組む高江洲善清(ぜんせい)さん(62)=那覇市=が発見した。高江洲さんは「まだ多くの遺骨が眠っているはずだ」と話している。 高江洲さんは地権者の許可を得て7月から壕を掘り始め、延べ71人の協力を得て遺骨収集に取り組んだ。いずれも遺骨の損傷は小さかった。壕内部は68年の歳月で、最大約180センチの土砂が堆積しており、内壁は石灰化が進んでいた。発掘した壕は年内に埋め戻す予定だ。 浦添市前田は沖縄戦最大の激戦地の一つ。前田を含む嘉数から首里までの戦線では日本兵の6割以上が戦死した。 高江洲さんは遺族に遺骨を返す時に発
安倍内閣は、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加してPKO=国連の平和維持活動を行っている韓国軍からの要請を受けて、陸上自衛隊の小銃弾1万発を提供する方針を持ち回りの閣議で決めました。 PKO協力法に基づき、国連を通じて他国の軍に武器を提供するのは今回が初めてで、武器輸出三原則の例外として扱い、23日中にも、国連のヘリコプターで南スーダンの首都ジュバから韓国軍の宿営地まで輸送する方向です。 PKO協力法の「物資協力」に基づく国連への物資の提供は、これまでにも行われていますが、武器弾薬の提供は今回が初めてです。憲法の平和主義に基づき、原則として海外への武器輸出を禁じた武器輸出三原則との関係から、武器や弾薬を提供したことはないのです。 武器輸出禁止3原則の「緩和」で原則と例外が入れ替わり、禁止ではなく輸出が原則になってしまう そもそもPKO協力法は当初、武器を使用して防護できる対象を自己
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