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2008年8月10日のブックマーク (2件)

  • 隔離された過去 - 仮想算術の世界

    『ファウスト』の発売日って北京オリンピックの開会に合わせたのか…ということに、いまさらながら気づきました(最近ちょっと暑さでボケてます)。いくつか論文や対談など寄稿しているので、よければご笑覧ください。あと、今月の『新潮』に舞城王太郎さんの新作の評論が載っています。そのうち、まとめて告知します。 ゼロアカも盛り上がってるみたいですが、特に、道場破り組の筑波批評社のみなさんのブログは前々からけっこうマメにチェックしていて、「俺はこういうひとたちを納得させるものを書かねばならないのだなぁ…どうしたもんか…」と常々思っていました(笑)。しかし、端から見ていても、彼らは何というかすごい。まず、なんでこんな趣味の合う仲間が、同じ大学に4人も5人もいるのか。ぼくは大学でそんな出会いがなかったので、単純にうらやましいです。 そもそも、ぼくは元来知的にうとくて、『構造と力』も『動物化するポストモダン』

  • 冒険野郎マクガイヤーの人生思うが侭ブログ版:モーナモナモナ 不倫の子

    ……というわけで「崖の上のポニョ」観てきたのだが、いや面白かった。端睨すべからざる映画とはこういうもので、さすがに息子とは違うなと思ったよ。 「もののけ姫」でアカデミー賞を獲って以降の宮崎駿監督作はどれも、物語の整合性よりもパヤオの妄想を、パヤオのみせたい順序で、パヤオの望んだクォリティで観客に届けることが最重要視された作品なのだが、マガジンよりもジャンプの方が面白いのと同様に、やっぱり作家性の強い映画というものは最高だよね。 以下、ネタバレを含むのでそのつもりで。 何が楽しいかって、こっち側では車が波に洗われて死にそうなのに、あっち側では幼女が巨大マグロの上を楽しそうに駆け回る、映像的ダイナミズムによるディザスターの恐怖と快楽の両立。こんなのやらせたら世界で宮崎に勝てる奴いないよ。翌日、水没した海辺の町を巨大化した玩具のポンポン船で探索するさまも、もの凄く楽しくて、「ちびまる子ちゃん」に

    massunnk
    massunnk 2008/08/10
    「宇宙セックス」状態