11月15 【画像】中国の珍風物詩、コオロギを闘わせる「闘蟋(とうしつ)」(動画あり) カテゴリ:歴史/博物好奇心/びっくり 唐の宮廷で始まり1200年の伝統を持つ「闘蟋(とうしつ/ドゥオシイ)」と呼ばれるコオロギ相撲は、宋代には宰相の賈似道がコオロギ相撲のための飼育書を著しており、民衆の間にも娯楽として普及したという伝統行事。 身分や地方によって様々のスタイルが生まれたという「闘蟋」は、文化大革命の折には多くの伝統文化と同様に中国共産党による弾圧の対象となりましたが、人々の間で根強く生き残り、発展を続ける風物詩となっています。また、闘蟋で使用されるコオロギは「闘蟋戦士」と呼ばれ、大会で優勝したコオロギは「虫王」「将軍」といった称号で呼ばれるそうです。 これら闘蟋は純粋な娯楽競技として行われるのではなく、歴史的には賭博競技として栄えてきており、現在でも路上で行われる庶民の闘蟋ではギャンブル