2013年8月26日 〔2013年5月31日の<前編>からの続きです〕 曲が始まり、踊り出すと、16人いる女の子の中で、とにかく大島優子を見てしまう。 大島優子は表情の多さがハンパじゃない。大島優子の表情の数は、普通の人間の5億倍くらいある。単純に、顔の筋肉が普通の人間よりも細かく動く人なのかもしれないが、それだけではない、細胞レベルでの違いがあるように思えた。だから「大島優子を見ないと損」という感覚が自然と脳に働き、他の子を見ようとしても、自然と大島優子に視線を引っ張られてしまう。 他のメンバーたちもダンスがうまく、一生懸命だ。だけど大島優子に比べると、表情が堅く見える。言い方はよくないかもしれないけど、甘みやうまみや風味が豊かな高級な豆腐と、1丁80円で売ってるスーパーの固い豆腐の違いみたいな感じだ。板野友美は顔の完成度が高いし、秋元才加の表情の作りもかなり豊富だが、大島優子の表