福島第1原発の警備システムをイスラエルの会社が請け負っていることは、事故の後広く知られるようになりましたが、この会社に関する記事が今週の『週刊現代』に載せられていますので、簡単に紹介します。 イスラエルのマグナBSP社は、10年ほど前に設立された社員十数名の会社で、昨年から技術導入のため、東京電力と協議していたそうです。イスラエルの主要紙2紙は、こう報じています。 「防衛会社マグナBSPが福島第一原発内に設置した監視カメラは、問題が起きている炉心を内部当局者の視点で撮影し続けている」(エルサレム・ポスト紙) 「約1年前に導入されたマグナ社の警備システムは、(中略)放射性物質を入手しテロに利用しようとする敵対分子から発電所を守るため設計された」(ハアレツ紙) マグナ社の仕事は、原発内の放射性物質がテロリストに利用される(盗まれたり、原発を破壊する)ことを防ぐことにあるようです。監視カ