赤ちゃんが溢乳するのはしょうがないと 思っていたんです。溢乳とは母乳やミルクを タラリと吐くことです。 赤ちゃんの胃は吐くことを防止する機構がしっかり していないから、未熟だからしょうがないのだという 書き方を私の今までのブログではしてきました。 ほとんどの育児書、小児科の本に今もそういう、 残念なニュアンスで書いてあると思います。例えばこう。 【送料無料】 母乳育児支援講座 / 水野克己 【単行本】 ¥4,410 楽天 しかし、この「母乳育児支援講座」水野克己、水野紀子著 を読んだらこんなことが書いてありました。 病原体がはじめに接触するのは咽頭である。この部分を母乳が 何度も流れることは感染予防の点からも意義があると推測される。 母乳に含まれる免疫物質は、咽頭のリンパ組織を刺激する。 中でも母乳中のIL-6は咽頭リンパ節を刺激して粘膜免疫能を 高めることが知られている。乳汁を飲み込むこ