ゼロ年代の想像力第六回を読んだ。(メタ)決断主義者が決断主義者たちを動員するっていう構図はサイバーカスケードだよね、元ネタはサンスティーンの『インターネットは民主主義の敵か』だよね、という話をしようかと思ったのだが、あまり意味はないかもしれない。集団分極化もポストモダンの二層構造といいかえられているように、isedなんかによって『インターネットは民主主義の敵か』の内容はある程度前提の知識として共有されている。それでも意味のある指摘ができるかなと思うのは、集団分極化を解決する方法として、サンスティーンは「対立する意見のサイトと相互リンクしよう」といっている*1のだけど、「ゼロ年代の想像力」や第二次惑星開発委員会が論争を喚起させるためにわざと対立を煽った書き方をしているというのは、この辺の文脈をふまえてのことだと思う。あるいは、http://d.hatena.ne.jp/n-enmachi/と