長沼毅 - 形態の生命誌 形態の生命誌―なぜ生物にカタチがあるのか (新潮選書) 作者: 長沼毅出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (8件) を見る長沼氏は最近も結構本出しているけれど、内容が重複してそうなのはスルーしていたところ、これは長沼氏にしては目新しいテーマだったので飛びついた。 意外なアプローチだな、と思っていたら、やっぱりもともとはこういう方面には詳しくないそうで、そういうスタンスから進化発生学(エボデボ、と呼ばれる)を学びつつ書いていくエッセイ、という体裁になっていたのはやや当てが外れた感があるけれども、内容は面白く、亀の甲羅の発生学的な由来とか、フィボナッチ数が生物において重要なことなど、聞きかじったことはあってもちゃんとは知らなかったことがさまざまに触れられていて、面白い。 195
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