中国人名の最近の読み方から新漢字音誕生の可能性、さらには日本漢字音の重層性とかに話が展開。雲散霧消させてしまうには惜しかったのでまとめてみました。問題あったらDください。
2010年6月23日の日本経済新聞夕刊を読んでいて、何じゃこりゃと思った。 「高根の花」って何だ? 「高嶺の花」だろが! ……と怒りにまかせて Twitter に吐き出した。 すると多くの方々から反応があった。校閲者のミスでは? というのはワタシも思ったことだし、松永英明さんの「ATOK使えば間違えないのにMS IMEを使っていた」からではないかという冗談交じりの指摘には笑ってしまったが、MS-IME 使用者としてマイクロソフトの名誉のために書いておくと MS-IME で変換したって「高根の花」なんて候補は表示されない。日経新聞の記者の国語力は MS-IME 以下なのかと思ったが、一概にそうとも言えないらしい。 「高嶺の花」の「高根の花」への書き換えは、新聞業界の取り決めを踏まえて行われているようだ。 それは理解した。しかし、それでも書かせてもらうが、その方針は糞である。 完全に定着してい
管理人からのメッセージ 現在、ブログの公開をストップしています。 検索で当ブログに辿り着いた方、ごめんなさい。
3日付のコラムで、台湾でいまも使われている漢字の「正体字」が、中国で見直されつつある、と書いた。そんな動きに日本だけが無縁である、とも。すると先日、「産◎抄擔當(たんとう)●■」あてに、手紙が届いた。 ▼小紙に掲載されるせめて1本のエッセーでも「正▲字正假名」にならないか、というのだ。差出人は、福島県会津若松市の眼科医、米山高仁さん(56)だった。「談話室」の常連執筆者の一人だから、名前に覚えがある。 ▼米山さんが、歴史的仮名遣いや正漢字を使うようになったきっかけは、50歳ごろから始めた俳句や短歌だった。生まれ育った祖父の代からの医院には、戦前に出版された雑誌や本が多数残っていた。子供のころから、それらに親しんできたから、違和感はなかったものの、正しく使うのは難しい。 ▼米山さんは『★(きゅう)漢字』(萩野貞樹著、文春新書)を教科書にして、毎日1ページずつ書き写し、巻末の「正漢字表」を切り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く