飲食店業界では今年4月にくら寿司の店長が自殺、すき家ではパート従業員が死亡する事件が起き、労働環境が注目されている。Aさんが勤務しているファミリーレストランのココスも同様に劣悪な労働環境にあるという。Aさんは絶対匿名を条件にココスで行われているブラックな勤務実態を語った。 ココスは1980年に茨城県に第1号店を開店。茨城県を中心にチェーン展開をしていた。2000年に運営会社の「カスミグループ」がココスを含む外食部門を売却し、現在のゼンショーホールディングスの傘下に入った。これをきっかけに急速に店舗を拡大。現在は全国に500店舗以上を展開する大型ファミリーレストランである。 「睡眠時間もろくに確保できない日が続いて、運転中に…」 同じゼンショーホールディングスの傘下であるすき家では2022年1月にパート従業員の58歳の女性が死亡する事故が起きている。1人で洗い物から接客、調理まですべてを行う
東京駅八重洲口の地下に広がる八重洲地下街。国内靴小売り首位のエービーシー・マートと、2位で「東京靴流通センター」などを展開するチヨダの店舗が隣り合わせで並ぶ一角がある。 ビジネスカジュアルの普及、コロナ禍における健康志向の高まりもあり、ここ最近の売れ筋はもっぱらスニーカーだ。国内有数のビジネス街である八重洲も例外ではなく、スニーカーの品ぞろえに強みを持つエービーシー・マートはもちろん、もともと紳士・婦人靴が主力のチヨダも、店頭ではカジュアルシューズの取り扱いに力を注ぐ。 ただ、双方の店舗に陳列されたスニーカーを見ると、品ぞろえの違いが目に留まる。エービーシー・マートでは1区画を丸ごと使って展開するナイキの商品が、チヨダでは「取り扱いがない」(店員)という。代わりにチヨダでは、ウォーキングに特化したスケッチャーズの商品や、「立ったままスパッと履ける」とうたった自社オリジナルのスニーカーが目立
全国各地の日本共産党の街頭演説に足を止めて、聞き入る若者の姿が目立ちます。 「いま手取りは16万円。給料を上げてほしい」「高い学費は値下げして」「軍拡するお金があるなら、暮らしや教育の予算を増やして」。党の宣伝や対話で、このように話す若者が少なくありません。 「賃金上がる国」は切実 ロシアのウクライナ侵略という蛮行に乗じて大軍拡・改憲を叫ぶ動きは不安だと語る若者が増えています。自民党や日本維新の会が主張する「軍事費の2倍化」「敵基地攻撃能力」「9条改憲」などへの懸念も示されます。 街頭で党の訴えに耳を傾けた学生は、「核共有」議論に「被爆国ではありえない」と語り、日本共産党の「9条を生かした平和外交」ビジョンを知ると「軍事対軍事では悪循環になる、という考えはその通り」と共感を示しました。 「戦争させない」「暮らしに希望を」―日本共産党の政策と、いまの政治を変えたいと模索する若者の思いが響き合
参院選で音楽業界4団体が自民党候補の今井絵理子、生稲晃子両氏の支援を表明をしたことに抗議声明を発表した音楽関係者が5日、インターネット番組「ポリタスTV」に出演し、「経緯も不明確であり、支援決定を撤回し説明すべきだ」と語りました。 ジャーナリストの津田大介さんが進行を務め、ミュージシャンの篠田ミル、ライブハウス店長のスガナミユウ、シンガーソングライターのNozomi Nobodyさんが出演しました。 Nozomiさんは「そもそも音楽業界に大きな影響力を持つ団体が、きちんとした手続きや説明もないまま特定政党の支援を決めており、大問題です」と指摘。音楽4団体が「一丸となって支援する」としながら、特定の政党・候補者の支持や投票を呼びかけるものではないとしていることについて、篠田さんは「ならば支援とは具体的に何を意味するのか。回答を求めます」と語りました。 スガナミさんは、文化・芸術政策だけでなく
10日投票の参院選で、日本維新の会の松井一郎代表が「自民党をピリッとさせる」などと述べ、憲法改定と大軍拡、労働法制の規制緩和、原発の再稼働の加速などを自民党に迫る発言を繰り返しています。 「原潜は大きな防衛力」 松井氏は3日のNHK「日曜討論」で、軍事費の2倍以上への増額は「自民党のマニフェストにも書いてある」と実現を要求。さらに「原子力潜水艦は非常に大きな防衛力強化になる」として与党ですら慎重な原潜の保有まで主張しました。 原潜は地球の裏側まで潜航が可能で、米英中ロなどでは核戦略の柱にすえられています。松井氏は2月にも、「核共有」に関し「議論は当然だ」として「米国の原子力潜水艦をリースしてもらうとか、そういう議論をすべきだ」と述べていました。 日本が原潜を保有すれば「原子力の平和利用」を基本理念とした原子力基本法に反します。さらに「専守防衛」や「非核三原則」といったこれまでの国の基本方針
「野党のいうことは何一つ聞かない」「政治に関心がなくても生きていけるというのは良い国だ」―。自民党の国会議員や閣僚から国民の声を軽視する発言が相次いでいます。 山際大志郎経済再生担当相は3日、青森県八戸市で自民党候補の応援をした際、「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない。生活を本当に良くしようと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」などと発言。選挙や議会制民主主義の根本を否定する発言に批判が広がっています。 ところが、山際氏は5日の記者会見でも「誤解を招く発言になった」「丁寧に発信していく」などと述べ、発言の撤回を拒否しています。 一方、麻生太郎副総裁は、1日の三重県桑名市内での講演で「『政治に関心がないのはけしからん』とえらそうに言う人もいる。しかし政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国だ」などと発言したことが報じられました。 SNSでは「こ
参院選(10日投開票)のラストサンデーとなった3日、東京・錦糸町駅前で行われたれいわ新選組の街頭演説会で、山本太郎代表(47)がスイムキャップにバスローブ姿の伝説キャラで登場するサプライズがあった。 〝れいわ甲子園〟と題し、野球の打順に見立てて、候補者が登場するスタイルの街頭演説会で、ブラスバンドとチアガールの応援が繰り広げられる中「1番、元祖放送禁止物体、ミスターX君」として紹介され、真っ黒のマント姿で一人の男が檀上に現れた。 マントを脱いだ中の男は、ピンクのバスローブに黄色のスイムキャップをかぶった山本氏だ。 「天才・たけしの元気が出るテレビ」のダンス甲子園で、1990年に山本氏はメロリンQとして、体中にオイルを塗っての海パン一丁で奇抜なダンスを披露した。鮮烈な芸能界デビューを飾った伝説のキャラだが、その後、俳優、政治家へと転身していく中で、封印していたハズだった。 指さしポーズでダン
7月10日に投開票を迎える参院選。候補者たちは最後の追い込みをかけるべく、デッドヒートを繰り広げている。 【図解】「政治家と芸能人」密すぎる相関図 そんななか、とある“ツッコミ”が殺到しているのが、東京選挙区から立候補しているおニャン子クラブの元メンバー・生稲晃子氏だ。 「安倍晋三元首相が惚れ込んだタレント枠です。しかし、出馬前に真剣に政治活動をしていたわけではなく、立候補にあたって掲げる政策は、当然、付け焼刃ですよ」(政治部記者) そんな彼女の“付け焼刃ぶり”が、新聞社が各候補者に実施するアンケートで露呈することになった。 「大手新聞社は候補者に対して、争点になりうる政策について賛否を尋ねるアンケートを実施しており、有権者が各候補者の政策を知る手がかりになるように、ネット上で公開しています。そこで生稲氏は、毎日新聞のアンケートにある『富裕層への課税強化に賛成ですか。反対ですか』という項目
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