唐突にツンデレについて語ってみる。 といっても、ツンデレという概念そのものや定義について語る気はないので悪しからず。ただの独り言です。 私は一般にツンデレと称されている人格的側面を嫌ってはいない。 だが、巷に溢れるツンデレキャラは総じて嫌いである。 何故かと思案していたのだが、漸く一つの結論に達した。 一言で言えば、ツンデレという概念が<構造>としてあるなら一向に構わないのだが、それが「制度」と化した時に、嫌悪の対象へと私の中で変化してしまうのだ、ということに最近気付いた。 過去も現在も恐らく未来も、ツンデレという人格的側面は存在し続けるだろう。ただ、過去においてはそれが潜在的な<構造>の中で成立していたのだが、現在及び未来においてツンデレという概念は制度化してしまっている。 つまり、ツンデレキャラというものは過去において無自覚的な構造の中で派生した人格的側面における一部の強調であるのに対