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大塚英志に関するnisoku2のブックマーク (6)

  • 漫画原作者 震災直前の著名建築家の発言知り「殺意覚えた」

    書評】『at プラス 08』(太田出版/1365円/雑誌) 【評者】大塚英志(まんが原作者) * * * 神戸震災の時、筑紫哲也が「温泉街の湯気が立ちのぼるようだ」とコメントし顰蹙を買った長田区のあたりに今、日中立つと軽い吐き気がする。目に入る風景全てが建築家によって再設計された人工物であることの不快さは学生時代を過ごした筑波の学園都市とも重なる。それは自身に世界を設計する権利と才能があると信じている建築家という人種の不遜さだけが人の生きる場所を支配しているからだ。 そして東北の海岸線が長田区と同じ光景と化すことは後藤新平の持ち上げられ方でも充分予想がつくが、そのことを「予兆」したかのように同誌に掲載された磯崎新の地震直前のインタビューを読むと吐き気どころか「殺意」さえ覚えた。比喩でなく。 磯崎はここで「建築」とは世界そのものの制度設計であり、「国家」を表現することが「都市計画」や「建築

    漫画原作者 震災直前の著名建築家の発言知り「殺意覚えた」
  • 東京都知事選:石原氏への「批判のしにくさ」と「社会の成熟」(下) - M. H. Square.

    これで最後です。 さて、石原氏はよく天才的なポピュリストだと言われています。昔から、大衆の欲望を救い上げるのに天才的な才能を持っている、という評価です。どうしてそうなのだろう、と疑問に思っていましたが、いま思うのは、石原氏自信が甘えを求める願望を持っているからこそ、大衆の「甘えを求める願望」に敏感なのではないかということです。つまり、甘えさせてあげられるような主張なり政策なりを、適切なターゲットに適切に提供できるということです。 今回取り上げている大塚氏の書(「サブカルチャー文学論」(朝日文庫))の中で、石原氏は昔からタフなネゴシエーターとしての能力も持っていると書かれています。かつて「太陽の季節」がヒットして弟の石原裕次郎を主演にした映画が大ヒットしたあと、ある映画会社が次の小説映画化権を買いたいと持ちかけてきたことがあるそうです。そのとき、「次の小説」は題名もプロットもまだ何も決め

  • 東京都知事選:石原氏への「批判のしにくさ」と「社会の成熟」(中) - M. H. Square.

    さて続きです。 前のエントリーで取り上げた大塚英志氏による「サブカルチャー文学論」(朝日文庫)をヒントにした石原氏の批判の仕方の考察です。 前回の終わりでは、どうも石原氏には、同氏の小説の主人公たちと同様に、内面を持つ他者と向き合うことを回避しているのではないか、と書きました。 そう思える場面を、メディアを通じてですが何度か見たことがあります。ひとつは、何年か前に見た都議会中継で、どのような中身かはすっかり忘れていますが、共産党議員の質問に対し「だからお前たちはダメなんだ」というような、必要以上に感情的な「反論」をしてたことがありました。程度の差はあれ、自分の意に沿わない相手に対しては、必要以上に罵倒する言葉を使うのが石原氏の特徴でもありますが、そのときは、普段より特別に反応していたと感じられました。 一方で、直近の都議会で民主党議員が石原都政を批判する質問をしたときに、「なら民主党はなぜ

  • 東京都知事選:石原氏への「批判のしにくさ」と「社会の成熟」(上) - M. H. Square.

    のっけから言い訳で申し訳ありませんが、地域労組の平役員をしていることもあって、3月14日の賃上げ集中回答日以降、春闘関連の行動が増えてきて、まとまったエントリーを上げる時間が少なくなってしまっています。東京都知事選のことや、同時並行で進む国民投票法案を巡ることなど、書きたいことはまだまだあるのですが、ここ数日はなかなかまとまって書く時間が取れそうもありません。 なので、とりあえずですが、いま考えていることを。 この都知事選では石原氏をスルーして浅野vs吉田で政策論争しよう!など騒いでおりますが、だとしてもやはり石原氏が都知事としてやってきたことに触れないわけにもいかないとも一方でずっと思っていて、批判的に取り上げるべくこのところ思案しておりました。 石原氏のいろいろな暴言や都政私物化、そしてなにより教育行政に顕著に見られる強制的な強権発動等、批判すべきことはたくさんありますし、すでに多くの

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  • 箱男 - 大塚英志(with 大澤信亮)『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』のアメリカンコミックスに関する記述がほとんどすべて間違っていて大変困る件について

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