いま、『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』のアニメ放送がなされている。知らない人のために一応説明しておくけれど、ある日、銀座に突如現出した門をくぐって異世界からの侵略軍がやってくる。これを撃退した日本政府は、逆にこの門の向こうの「特地」に自衛隊を派遣することを決定する。派遣隊員となった主人公たちの異世界での活躍やいかに、というお話。 よりによって「自衛権」が非常な政治的焦点として渦中にあるこの折に、アニメの放映がなされるとあって、もう始まる前からウヨサヨ激しい争論材料になると予測されていた。そして、予測通り(主に「左」側からの)「トンデモ」発言や批判を取り上げてまとめサイトやブログやで面白おかしく祭り上げる作業が始まっている。 しかし、正直、祭りを心待ちにしているのはまとめサイトやブログであって、実際のところ「市民団体」なり現実の政治的諸勢力にとってはどうでもいい話である。どこかの議
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