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憲法に関するnisoku2のブックマーク (100)

  • 自民党憲法草案には何が書かれているのか? / 木村草太×荻上チキ | SYNODOS -シノドス-

    自民党の憲法改正草案は2012年に発表され、安倍総理はこれまでも度々、憲法改正に意欲を示してきた。そして今回、来年夏の参院議員選挙においても憲法改正を公約に掲げることを明言した。そもそも、この憲法草案には何が書かれているのか。現在の日国憲法とどう変わっているのか。また、実際にどう機能していくのか。首都大学東京准教授・憲法学者の木村草太氏が解説する。TBSラジオ「荻上チキSession22」2015年09月25日(金)「自民党憲法草案」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きま

    自民党憲法草案には何が書かれているのか? / 木村草太×荻上チキ | SYNODOS -シノドス-
  • キーパーソンインタビュー:井上達夫・東大教授(1)安保法案議論の不毛、その原因は?  | 毎日新聞

    いのうえ・たつお 1954年、大阪市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授(法哲学専攻)。「共生の作法−−会話としての正義」でサントリー学芸賞、「法という企て」で和辻哲郎文化賞を受賞。近著に「リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください」(毎日新聞出版)=石戸諭撮影 「保守派にも護憲派にも戦略的な議論は望めない」−−。日を代表する法哲学者で、「リベラリズム」をリードする井上達夫さん(61)=東京大大学院教授=は、安保法案の審議が大詰めを迎えている国会の現状をこう喝破する。9条削除論を提唱し、議論を呼んできた論客はいまをどう切るのか。ロングインタビューを3回にわけてお届けする。初回のテーマは「安保法案」。保守派、護憲派の論理を鋭く批判する井上さんの真意を聞いた。【石戸諭/デジタル報道センター】

    キーパーソンインタビュー:井上達夫・東大教授(1)安保法案議論の不毛、その原因は?  | 毎日新聞
  • 直言(2015年7月13日)集団的自衛権は「自然権」ではない――「合憲」学者の謬説

    集団的自衛権は「自然権」ではない――「合憲」学者の謬説            2015年7月13日 安保関連法案の採決が迫っている。きわめて重大な局面である。憲法研究者の安保関連法案に関するアンケートも次々発表され、圧倒的多数が「違憲」表明している(『東京新聞』7月9日付、『朝日新聞』7月11日付)。 安倍首相の国会答弁は、拙著『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』のサイトで国会の模様を「中継」しているが、ことごとく行き詰まっている。「お父さん、お母さん・・・子どもたちが乗る米輸送艦」の例はもはや触れられもしない。「ホルムズ海峡機雷掃海」の主張に対しては、この「直言」が米政府の資料を使って、すでに1年前に最初に徹底批判をし、それを参考にして国会でも各党が追及してきたこともあり、かなりトーンダウンした。だが、「砂川事件最高裁判決」を理由とする主張には、憲法研究者の指摘を無視して、いまだにし

    直言(2015年7月13日)集団的自衛権は「自然権」ではない――「合憲」学者の謬説
  • 安保法案学者アンケートに関するトピックス:朝日新聞デジタル

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    安保法案学者アンケートに関するトピックス:朝日新聞デジタル
  • あれは安倍政権によるクーデターだった(石川健治東京大学法学部教授) -マル激

    あの日、日でクーデターが起きていた。そんなことを言われても、ほとんどの人が「何をバカな」と取り合わないかもしれない。しかし、残念ながら紛れもなくあれはクーデターだった。そして、それは現在も進行中である。 安倍政権は7月15日の衆院の委員会で安全保障関連法案の採決を強行し、翌16日には会議を通過させた。国会の会期が9月27日まで延長されていることから、仮に参院が法案を議決しなくても、衆院通過から60日後には衆院の3分の2の賛成で法案は可決する。衆院では自民、公明を合わせると3分の2以上の議席を得ていることから、16日の衆院の通過を持って、事実上法案の成立は確実になった。 これは一見、民主主義の正当な手続きを踏んでいるように見えるが、決してそうではない。今回日政治に起きたことは、後世にまで禍根を残すことになるだろうと東京大学法学部教授で憲法学者の石川健治氏は言う。 その理由として石川氏

    あれは安倍政権によるクーデターだった(石川健治東京大学法学部教授) -マル激
  • 安保法案は違憲!?――渦中の憲法学者・長谷部恭男教授に訊く/長谷部恭男×木村草太×荻上チキ - SYNODOS

    集団的自衛権の行使は違憲――6月4日の衆議院憲法審査会において、各党の推薦する3人の憲法学者が、安保法案を「憲法違反」だと明言した。集団的自衛権はどの点が憲法違反なのか。これから注目すべきポイントとは。渦中の憲法学者・長谷部恭男教授にじっくり話をうかがった。2015年6月9日放送、TBSラジオ荻上チキSession- 22 「安保法案は違憲!?渦中の憲法学者・長谷部恭男教授に訊く」より抄録。(構成/山菜々子) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組

    安保法案は違憲!?――渦中の憲法学者・長谷部恭男教授に訊く/長谷部恭男×木村草太×荻上チキ - SYNODOS
  • 憲法学者に聞いた~安保法制に関するアンケート調査の最終結果 | 報道ステーション

    憲法判例百選の執筆者198人にアンケート調査を行い、151人の方々から返信をいただきました。 (調査期間6月6日~12日 他界した人や辞退した人などを除き、アンケート票を送付) 今回の安全保障法制についてのご意見を、ご自由に、ご回答いただきました。そのなかで、ご自身の見解を実名で公開してもいいとされた方々です。 お名前をクリックしますと、解説内容がご覧になれます。 ※ご回答いただいた順となっています。

  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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  • これだけ読売新聞が社説で焦るのは潮目が変わりそうだから「集団的自衛権 限定容認は憲法違反ではない」 - Everyone says I love you !

    最新刊。 周到に計画された一連の報道により巨大メディアが目指す“ある目的"とは何か。明治の創刊時から現在に至るまでの読売新聞の報道を丹念に渉猟し、政局の形成と世論の誘導に果たした新聞ジャーナリズムの真の姿を検証した労作。 安倍内閣の支持率がいつまで経っても高止まりだと何度も怒ってきたのですが、これだけ世論調査で過半数が反対していることを次から次へとしでかしても、支持率40%代と言うのは凄いことだと思うんですよね、やはり。 しかし、二つの出来事で潮目が変わってきたと感じています。 一つは、漏れた年金問題(笑)。 消えた年金問題も第一次安倍政権の時に起きた問題でしたが、あれは長い自民党政権の金属疲労が出たような話で、安倍政権の時にちょうどばれたのは天啓のようなものでしたが、決して偶然ではありませんでした。 今回の漏れた年金問題もマイナンバー制度施行直前のジャストタイミングで起きたという意味では

    これだけ読売新聞が社説で焦るのは潮目が変わりそうだから「集団的自衛権 限定容認は憲法違反ではない」 - Everyone says I love you !
  • 自民党の改憲漫画から「押しつけ憲法論」を考える(渡辺輝人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    5月3日の憲法記念日を前に、自民党がまた凄いものを発表しました。安倍首相が指示して作ったという憲法改正を考える漫画です。 政府筋によると、漫画制作は首相が指示したという。船田元部長は「憲法はGHQの影響下で作られたという歴史的事実を踏まえるべきだ。勇気を持って改正したい」と述べた。 出典:自民が憲法改正漫画 若者ターゲット(西日新聞2015年04月28日) 筆者も早速読んでみましたが、衝突する人権同士を調整する原理であるはずの「公共の福祉」をなぜか「公益」と言い換えていたりして、歴史的事実以前に、日国憲法を踏まえていないんじゃないかと疑問になる内容です。ストーリーは、GHQが短期間で作って日に押しつけた翻訳調の憲法だし、もう時代遅れだ、というようなものです。以下、気になった点をいくつか検討します。 なお、漫画の現物はこちらで入手可能です。 憲法はインターネットに対応してない?漫画

    自民党の改憲漫画から「押しつけ憲法論」を考える(渡辺輝人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    うめぇヨーグルトソースでもいかがですか。個人差にもよりますが。もしよろしければ。 お久しぶりです。 最近うんめぇ〜と思ってるヨーグルトソースがあるので、書いていこうと思います。 ヨーグルトとハーブ類をもりもり使うので、そういうのがべられない方にはうんめぇソースではないです。ごめんなさい…。もしよろしければお茶だけも…旦~ 【用意する…

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  • 軍法会議復活めざす自民党憲法改正草案の時代遅れ――軍事ジャーナリスト 田岡俊次

    自民党はもし今年7月の参院選で大勝すれば、憲法改正に進む構えだ。私は自民党が昨年4月に決定した「日国憲法改正草案」のなかで、軍法会議の設置を想定していることは、草案中の重大な問題点の一つ、と考える。 軍法会議の問題点 たおか・しゅんじ 軍事ジャーナリスト。1941年、京都市生まれ。64年早稲田大学政経学部卒、朝日新聞社入社。68年から防衛庁担当、米ジョージタウン大戦略国際問題研究所主任研究員、同大学講師、編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和問題研究所客員研究員、AERA副編集長、編集委員、筑波大学客員教授などを歴任。動画サイト「デモクラTV」レギュラーコメンテーター。『Superpowers at Sea』(オクスフォード大・出版局)、『日を囲む軍事力の構図』(中経出版)、『北朝鮮中国はどれだけ恐いか』など著書多数。 自由民主党はもし今年7月の参院選で大勝すれば、まず憲法96

    軍法会議復活めざす自民党憲法改正草案の時代遅れ――軍事ジャーナリスト 田岡俊次
  • 「日本を孤立と軽蔑の対象に貶める」のはどっちだ

    「日維新の会」が3月30日の党大会で決定した綱領は、支離滅裂でお粗末きわまりないものである。だから、まともに相手にする価値もないのだが、国会にそれなりの議席をもつ政党だから、まったく無視するわけにもいかないだろうということで、あえてとりあげることにする。なによりも、その憲法に関する記述である。曰わく、「日を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正し、国家、民族を真の自立に導き、国家を蘇生させる」。こんなハチャメチャな文章が「基的考え方」の第1に掲げられているのである。一体全体、日はいま「孤立と軽蔑の対象」になっているのだろうか。あるいは、日国憲法下の日はずっと「孤立と軽蔑の対象」になってきたとでもいうのだろうか。そんなふうに「卑下」して自分の国をみるべきだといいたいのだろうか。それこそ「自虐」もいいところではないのか。

  • 平和憲法のメッセージ:憲法施行65周年と自民党「憲法改正草案」

    憲法施行65周年と自民党「憲法改正草案」 2012年5月7日 憲法施行65周年の日は、香川県高松市で講演した。ドイツに滞在した1988年、91年、99年と、大学を移った直後の1990年、96年の計5回を除けば、毎年5月3日は日のどこかで講演していたことになる。直近では、東日大震災直後に福岡県大牟田市、2010年が静岡市、2009年は広島県福山市だった。この高松講演により、北海道から沖縄まで47都道府県すべてで講演したことになる。個人的には節目となる日だった。 思えば、初めて憲法記念日に講演したのは、1986年の釧路市だった。札幌から国鉄の特急「おおぞら7号」で向かった。中曾根康弘首相(当時)が「戦後政治の総決算」を声高に唱え、国鉄の分割民営化を進めていた頃のことである。講演の翌年4月1日、国鉄は解体され、JRが発足した。あれから26年。民営化と規制緩和は小泉純一郎内閣を経由して劇的に進

  • 直言(6.18)防衛大臣における「文民」と「民間人」

    防衛大臣における「文民」と「民間人」 2012年6月18日 6月4日の内閣改造で、第2次野田内閣が発足した。改造の「目玉」とされたのが、防衛大臣に森敏拓殖大学教授を任命したことだろう。 前日からインターネットができない山の仕事場にこもって原稿を書いていたので、メールは見ていなかった。4日午後になってテレビ局や通信社、新聞社の記者から携帯に電話が入り始めた。すべて同じ用件。「森氏の防衛大臣任命は、文民統制の観点から問題はないか」である。それなりの説明が必要なので、それぞれ30分近く話す。しばらくして、各社からコメント案文が携帯メールに届く。それを見ながら話せないので、四苦八苦しながら修正していく。短すぎるコメントは誤解を招くので、ボツにしてもらったものもある。結局、携帯に電話してきた共同通信(『四国新聞』『秋田魁新報』等々に掲載)と『北海道新聞』にコメントが掲載された。上記『北海道新聞』

  • (追加あり)立憲主義を知らない自民党「憲法起草」委、事務局長、「礒崎陽輔」議員に関する法律関係者のコメント

    礒崎陽輔 @isozaki_yousuke 時々、憲法改正草案に対して、「立憲主義」を理解していないという意味不明の批判を頂きます。この言葉は、Wikipediaにも載っていますが、学生時代の憲法講義では聴いたことがありません。昔からある学説なのでしょうか。 2012-05-28 14:47:28 礒崎陽輔 @isozaki_yousuke 確かに、「憲法は、国家権力の抑制を定め、国民の人権を守るものだ。」とよく言われます。立憲主義とは、このことでしょうか。それは否定しませんが、それは憲法の重要な側面を規定した言い方であり、憲法を問われれば、「国家の基法」というのが正解でしょう。 2012-05-28 14:50:46

    (追加あり)立憲主義を知らない自民党「憲法起草」委、事務局長、「礒崎陽輔」議員に関する法律関係者のコメント
  • ミャンマー2008年憲法をどう診るか

    ミャンマー2008年憲法をどう診るか 2012年4月9日 一 国の議会の補欠選挙がこれほどまでに注目されたことがかつてあっただろうか。 先週の4月1日はミャンマー議会の補欠選挙の投票日だった。2010年総選挙後に議員辞職するなどした45議席分(地方議会2 を含む)が空席になっていた。連邦議会は国民院(定数440)と民族院(同224)からなり、補選の対象となったのは43議席、全体の7%にすぎない。投票結果は、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が43議席を獲得。与党・連邦団結発展党(USDP)は1議席しか取れなかった。残り1議席は少数民族政党のほぼ指定席である。NLDの文字通りの圧勝だった。 だが、これは小さな一歩である。この国は、1962年の軍事クーデター以来、長らく軍事政権の独裁が続いてきた。1989年6月18日、軍事政権は国名を「ビルマ」から「ミャンマー」に変更した(

  • 憲法改正の動向――日弁連憲法委員会での挨拶

  • 若き憲法学者・木村草太先生に、「法学のマインド」を学ぶ!【前編】 - ザ・ジセダイ教官 知は最高学府にある | ジセダイ

    昨年上梓した『憲法の急所』が法学を学ぶ学生から絶賛を持って受け容れられた、若き憲法学者・木村草太。 まだ一般のメディアに登場したことのないこの俊英が、メディアに初登場。 憲法とは、法学とは何なのか? ジセダイ教官による、新しい「知」の授業がはじまります──。 取材:柿内芳文・平林緑萌  構成:平林緑萌  撮影:山崎伸康 すべては「日国憲法」から始まった 柿内 日はお忙しいところ、押しかけてしまってすみません。 木村 いえ、大丈夫ですよ。こういった取材は初めてで、ちょっと緊張していますが、どうぞよろしくお願いします。 柿内・平林 宜しくお願いします! 柿内 どのようにして、若き憲法学者・木村草太が生まれてきたのか、我々次世代マニアとしては非常に興味があります(笑)。また、法学初心者である我々なりに、専門的な部分についてもお話を伺っていきたいと思っています。 平林 まず、法学に興味を抱いた

    若き憲法学者・木村草太先生に、「法学のマインド」を学ぶ!【前編】 - ザ・ジセダイ教官 知は最高学府にある | ジセダイ
  • 大阪市職員アンケートは何が問題か

    大阪市職員アンケートは何が問題か 2012年2月20日 橋下徹氏は、1994年3月に早稲田大学政治経済学経済学科を卒業した。私はその2年後の1996年4 月、早大に着任した。この年から、橋下氏も勉強したであろう10号館109教室で、400人近い政経学部の学生たちに、一般教育の「法学A/B」を講義している。在外研究(1999年3月~2000年3月)の1年間を除き、15年間担当したことになる。講義後、議論を吹っ掛けてくる元気な学生もいて、なかなか楽しい(最近はおとなしくなったが)。教養の法学のため、私の専門の憲法だけでなく、「法と道徳」「法の解釈」という法学概論の基問題から、「犯罪と刑罰」「消費者の権利」といった問題まで取り上げている。 毎回、この講義の冒頭10分間は、その週に起きた「法的な事件」を、新聞を使って解説している。学生には必ず新聞を読み、「私ならこの事件」というものを1つ持参す